先日国の財政制度等審議会が救急車の
一部有料化を検討するよう財務相に提言しました。
消防庁によると、平成25年の救急出動件数は過去最多の591万件と
10年前 に比べ約2割も増えており、さらなる増加が見込まれます。
救急車の有料化について
●アンケート無料がいいか?湯量がいいか?
●海外事情
●メリット・デメリット
を調べました。
救急搬送者のうちほぼ半数は軽症者で、
緊急を要する患者の救命に影響が出る
事態も懸念されています。
救急車有料化について現状の意見は?
Yahooアンケート結果(アンケート中)
あなたの意見は?
有料化賛成は80%を占めています。
海外での救急車事情は?
条件はいろいろですが有料化
している国がおおいですね。
例えば、ニューヨークの場合、
救急車は公営のものと民営のものがあり、
いずれも有料でおよそ300 ドルの費用が掛かります。
最近のレートで37000円程度です。
パリでは、フランス全土をネットワークで
結ぶ公営の医療援助体制があり、
全国の共通番号(日本の119のようなもの)に
電話を掛 けると、救命装置が装備された
救急車に医師が同乗して駆けつけます。
30分あたり約6,500ユーロの料金は利用者が支払い、
後日、保険で精算されます。
ドイツのフランクフルト の場合は日本円で
2万2,000~7万3,000円程度です。
イタリア
無料(民営もあり、この場合は有料)です。
オーストラリアのシドニーは、
基本が約1万1,000円で、
走行距離1キロメートルにつき
約 300円追加されます。
中国では、北京で走行距離32キロメートルまでは約1,700円、
以降1キロメールにつき約80円が加算されます。
イギリスではロンドンに公営と
民営の救急車がありますが、
公営の場合は無料となります。
ただ、日本に比べると
救急病院の数が少ないために待ち時間が長 く、
命にかかわる症状でない場合には
対応も迅速ではないようです。
シンガポールでは事故の場合は無料、
病気の場合は約2,000円の料金
が掛かります。
(参考:外務省 海外関連情報 在外公館医務官情報、
AIU保険会社「海外各地の医療・衛生情報」)
有料化のメリットは?
●タクシー代わりに利用する人が減り、
本当に急患のみの利用がしやすくなる。
これにより、重篤な患者が病院までの搬送で命を落とす
ケースが少なくなり、結果的に助かる命が
増える可能性が大きくなります。
有料化にすることによって、救急車出動の
予算を削減できます。
有料化のデメリットは?
●先ほどのメリットの部分で話した。「重篤な患者」
のみが利用できるようになると書きましたが、
有料化によって重篤な病状でも、
救急要請を控えてしまい手遅れになる
可能性があります。
まとめ
まだ提案の段階です。
救急車の搬送は身近な問題です。
よく話し合って決定してもらいたいです。
なお救急車の一回の出動には
自治体により差がありますが、
5万円~10万円の税金が投入されて
いるようです。
タクシー代わりに使うことなど
許されません、
管理人個人の意見では症状に関係なく
有料化に賛成です。
理由は出動に費用が掛かるから
安易に救急車を呼んでほしくないから
管理人は生まれて初めて
先日救急車を呼びました。
3人の隊員が乗っていました。
自分で病院に行く(自転車で)といったら
キツイ口調で注意されました。
意見としては60%の医師が搬送後
診断して判断という意見が多いです。
ただ患者は救急で運ばれているので
ややこしいことは苦痛ですし。
医師も業務が増える。
単純に有料がいいと思います。
料金の事は払う人は絶対真面目に
払います。
踏み倒す人は踏み倒します。
払えない人は役所が立て替え払い
出来るように考えればいいと思います。
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