10月末の鳥取巡業中にモンゴル人力士らが集まる恒例の酒席が行われた際、日馬富士は貴ノ岩の言動に腹を立ててビール瓶を振り下ろすと素手で20発以上も殴打したとされています。
日本相撲協会側に提出された貴ノ岩の診断書には「脳振とう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑い」で「全治は2週間程度と考えられる」などと記されていました。
日馬富士に何らかの暴行があった。(程度の差はあっても)と言うのは事実のようです。
これは貴ノ岩の近親者(兄)の証言と同席していたという横綱白鵬との言い分は完全に異なっています。
ただどちらかがウソをついている。または被害者側は大げさに、加害者側は控えめに言うのは常なので、どちらかが完璧にウソという決め方も出来ませんね。
【一次会会場】
「ちゃんこ石浦」は、鳥取城北高校の近くにある飲食店です。
鳥取城北高校相撲部の出身の
逸ノ城関が通ったお店でもあります。
地元でも有名なちゃんこ店
このお店のオーナーは鳥取城北高校相撲部の石浦監督。石浦監督は現役の相撲力士、石浦関の父親でもあります。
この店では穏やかに飲み会は終わったのです。
午後11時すぎに、市内の「ラウンジ」と呼ばれる別の飲食店に移動し、力士たちは10人ほどで奥の個室で飲食をしていたということです。
「ラウンジ」は、飲食店やカラオケ店などが入る6階建ての雑居ビルの4階にあり、エレベーターを降りると正面に黒いドアがあります。ドアを入ると幅5メートル、奥行き3メートルほどのスペースがあり、仕切り板の奥には6人が座ることができるカウンターが設けられています。
お酒が並べられた店内の棚はダウンライトの照明で照らされ、カウンターごしに接客を受けることができます。
カウンター席の左側にはカラオケができる広さ4.5畳ほどの個室があり、テーブルを囲むソファーに10人ほどが座ることができますが、すりガラスがついたドアから内部の様子をうかがうことはできません。
関係者によりますと、暴行はこの個室の中で行われたと見られています。さらに個室の隣にはついたてで仕切られたボックス席が3つあります。
だから関係者以外事件の内容はわからないのですね。ほぼ2次会参加力士のみ知るということ。もちろん店の女性が見ていたとしてもかん口令が敷かれますので。
店のホームページなどによりますと、店では通常6人から8人程度の女性従業員が働いていて、営業は午後8時から午前1時までということです。
そしてこの問題の2次会の「ドマーニ」というラウンジ
620ビル4階
店の外では横綱の付き人たちが、一般客がこの店に入らないようにドアの前に立っていたそうです。
あれ?クラブじゃないですか!?雰囲気的に飲食店でも居酒屋でも無さそうです。
スポンサーリンク
殴打事件原因
モンゴル力士の旧勢力は本当につらい修行を通じて出世した力士たち
旭鷲山・旭天鵬・朝青龍・日馬富士・白鵬などの力士は旧勢力ぼちぼち引退も近づいた日馬富士や白鵬です。
旭鷲山や旭天鵬の時代はモンゴルの先輩もいなく本当に苦労し相撲を取ってきた世代です。
片や最近は相撲留学した高校や大学から力士となるケースが増加。今回の問題で、貴ノ岩は日馬富士とは対照的に、強豪の鳥取城北高相撲部で活躍した“エリート組”ですね。
立浪部屋に入門し、今場所の新弟子検査に合格した元朝青龍のおいっ子も高校総体個人準優勝の有望株などもいます。
こういう中で叩き上げの旧勢力とエリートの新勢力のガチンコなのかもしれません。
旧勢力の叩き上げの世代はやはり口には出さないけれど、コンプレックスを持っているのかもしれません。
なにか新世代にバカにされていう思いを仮に持っていたとしたら?そこが今回の事件の根底にあるのかも!
日馬富士問題今後
問題は日馬富士と貴ノ岩の問題ですまなくなってきました。貴乃花親方と日本相撲協会、モンゴル力士の派閥旭鷲山と朝青龍のバトルいやはや単純な喧嘩では収まらない状態です。
日本相撲協会は本当にファンのことを考えているのでしょうかね?
こういう事件が起こるたびに曖昧になあなあで事をすまそうとします。
私はこうした姿勢が納得できないです。
とにかくプライベートの喧嘩は土俵上の相撲で
正々堂々勝負をつけてほしいです。
それがプロのスポーツマンです。
飲み会での喧嘩など、プロレスで言えば場外乱闘。
決して認められるものではありません。
相撲ファンは決してこういう結末は望んでいません。
スポンサーリンク