台風11号の影響が心配されていました
2015年7月17日前祭り 山鉾巡行は実施が決定
2016年の稚児が決定しましたよ!
2015年祇園祭長刀鉾今年の稚児は、
長刀鉾 稚児 内藤 颯大君(9歳)
禿(かむろ)山城惇史君(8歳)
禿(かむろ)原 一徳君(6歳)
に決定しました。
2015年6月3日 京都市下京区
長刀鉾保存会にて発表がありました。
稚児は、左京区の松ケ崎小4年内藤颯大(そうだい)君(9)
=染め呉服製造卸会社社長内藤弘之さん(55)の長男。
弘之さんも1971年に稚児を務めた。
稚児を補佐する禿は、北区の同志社小2年山代惇史(あつふみ)君(8)
=印刷会社社長山代晃義さん(41)の次男=と、
長岡京市のノートルダム学院小1年原一徳(かずのり)君(6)
=飲食会社専務原匡史さん(46)の長男=が務める。
稚児の颯大君は、「巡行を頑張りたい。
注連縄(しめなわ)切りを見てかっこいいと思っていた」と話した。
元稚児の弘之さんは「周囲に支えてもらい、
体調を 管理してほしい」とアドバイスしたという。
2013年に兄悠史(ゆうし)君が禿を務めた山代君は
「お兄ちゃんがかっこよかった。やってみたかった」と話 し、
原君は「初めてのことですが、頑張りたいと思います」と意気込んだ。
稚児と禿は、お千度の儀(7月1日)や
社参の儀(同13日)を経て、17日の巡行に臨みます。
内藤君はお父さんにつづき
親子2代の大役となった。
京都らしいですね。
女人禁制 の儀式
稚児・禿 は祇園祭の稚児に決定すると
長刀鉾の稚児が、禿(かむろ)とともに八坂神社を訪れます。
実はこの日から稚児は、正式には、地面を踏むこ とができなくなります。
そこで活躍するのが「強力(ごうりき)」と呼ばれる男性。
この強力が稚児を担いで馬に乗せます。
そして立烏帽子水干姿で白馬に乗っ た稚児は、
四条通を八坂神社に向かって出発します。
「社参の儀」は俗に「お位もらい」ともいわれ、
八坂神社でお祓いをうけ、「五位少将十万石」と
同じ格式を授かれるといいます。この日から稚児は巡行まで、
精進潔斎の生活に入ります。
女人禁制の祭のしきたりにしたがい、稚児の世話一切は、
男性がしなくてはならなくなります。
つまり、普段は母親が食事を用意していても、この期間 中、
稚児の食事は父親がつくらなくてはなりません。
食事の時間も、母親や妹など、女性は同席することができません。
祭にまつわることもすべて、
男性の役員 が世話をすることになります。
また、粽購入で長刀鉾の見学ができます。
女性は粽を購入しても、長刀鉾に
上がることはできません。
祇園祭もまだまだこれから
スポンサーリンク