2月2日(木)カンブリア宮殿 テレビ東京系 22:00~
小暮真久さんが出演します。
小暮真久さんは社会起業家です。
まず社会起業家とはどういう仕事をする人なのか?
社会起業家(しゃかいきぎょうか)は、社会変革(英: Social change)の担い手(チェンジメーカー)として、社会の課題を、事業により解決する人のことを言いいます。
社会問題を認識し、社会変革を起こすために、ベンチャー企業を創造、組織化、経営するために、起業という手法を採るものを指す。
小暮真久さんは、現在NPO法人「TABLE FOR TWO International」の代表理事を務めています。
小暮真久の経歴は
氏名:小暮真久(こぐれ まさひさ)
生年月日:1972年9月20日(44歳)
出身地:東京都出身
1990年早稲田大学高等学院卒、1995年早稲田大学理工部機械工学科卒。
オーストラリアのスインバン工科大で人工心臓の研究を行う。
1999年、同大学修士号取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社入社。ヘルスケア、メディア、小売流通、製造業など幅広い業界の組織改革・オペレーション改善・営業戦略などのプロジェクトに従事。同社米国ニュージャージー支社勤務を経て、2005年、松竹株式会社入社、事業開発を担当。経済学者ジェフリー・サックスとの出会いに強い感銘を受け、その後、先進国の肥満と開発途上国の飢餓という2つの問題の同時解決を目指す日本発の社会貢献事業「TABLE FOR TWO」プロジェクトに参画。2007年NPO法人・TABLE FOR TWO internationalを創設し、理事兼事務局長に就任。社会起業家として日本、アフリカ、米国を拠点に活動中。
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先進国と開発途上国間における食料不均衡問題の同時解決を目指す、NPO法人TABLE FOR TWO International代表理事。
現在世界の11カ国(日本・米国・インド・台湾・スイス・イギリス・カナダ・香港・韓国・イタリア・ノルウェー)における活動を統括する。
シュワブ財団(スイス)が表彰する「アジアを代表する社会起業家(2011年度)」5名の1人。
小暮真久の年収は
NPO法人勤務者の平均年収は275万円という試算もあります。
NPOを立ち上げて数年経つので、500万円くらいは稼いでいそうです。
小暮真久の家族
小暮さんのインタビュー記事があり、妻と子供がいることがわかりました。
ライオンズマンションの運営している住まいと暮らしについてのサイト上での
著名人へのインタビューの中でのことでした。
小暮真久の著書
小暮真久著「社会をよくしてお金も稼げるしくみのつくりかた」
ソーシャル・ビジネスを体系立てて語った本です。
小暮真久さんの経験が随所に出てきている良著です。
・(NPOと企業の)唯一と言っていいほどの違いは、収入・収益の使い道にあります。一般企業だと計上された収益は、設備や新規事業投資等のために一部内部留保することもありますが、まずは株主や出資者に分配されるでしょう。けれどNPOはそうした利益の再分配を行いません。収入は、ミッションと呼ばれるそのNPOの存在目的のためにのみ再投資されるのです。
・企業での転職のように、給料が判断材料になることは残念ながら現状の日本のNPOではありません。日本のNPOの平均年収は270万円程度。結果的にNPOでのキャリアを志向する人は待遇面よりも社会に対する使命感や、仕事そのものに対するモチベーションや想いが強い人が多いと言えます。
・彼女は、「自分の仕事が社会に与えるインパクト」を実感することはできませんでした。毎日仕事が終わって家に帰るたびに「自分は誰のために仕事をしているのか?人のために、社会のためになっているのか?」と自問し、仕事はおろか、自分自身にすら嫌になる日々を過ごしたそうです。結果的に彼女は待遇のよい銀行でのキャリアを断念して、アフリカの農民に農業技術を指導するNPOでの仕事を選びました。
・僕はNPOで働く人には大きく3つの特徴があると思っています。一つ目は、自分の仕事の範囲を広く持ちたいと思っていること。(中略)二つ目は自分の仕事のインパクトを直接感じられるような現場にいたいと思っていること。(中略)三つ目は、特に未知の世界において、チャレンジ精神がより必要とされる仕事をしたいと思っていること。
・「想い」と「スキル」の両輪があれば、モチベーションも生産性も高いワークスタイルを維持できる。ここまで「NPOで働く人は」といういい方で説明してきた「強い人材」の条件は、NPOにだけ当てはまるものではないと、僕は思っています。
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