6月15日(土) 人生の楽園 テレビ朝日 18:00~18:30
本日の主役は清水の市街地から30分。静岡市清水区にある自然の風に吹かれてのんびり過ごす喜びを味わえる農家民宿『ぬくもり園ゆるり』です。
静岡市清水区が舞台。2015年にお茶摘みと茶揉み体験ができる農家民宿『ぬくもり園ゆるり』を始めた西山孝さん(68歳)と、妻の西山京子さん(69歳)が主人公です。
建物の周囲に広がる畑や茶園ではお茶や野菜、果物を有機栽培しており、農作物の収穫・調理体験や、春から夏(一番茶の時期を除く)にかけてはお茶つみ・茶もみ体験もできる特徴を持つ民宿。茶摘みって興味ありませんか?
なかなか一般の人は体験できないと思いますよね。
そのほかにもお茶室での本格茶席、こんにゃく作り、みそ作りなど、さまざまな体験メニューが用意されています。
お茶の香りのお茶風呂、お茶で炊いた茶粥の朝食は、お茶農家ならではのおもてなしとなっています。有機栽培の野菜を使ったお母さんの手料理も楽しみのひとつとなっています。
お茶とミカン栽培の農家に生まれた孝さんは、24歳で兵庫県出身の京子さんと結婚。両親の農業を手伝いながら、一人の子供を育てます。その後、両親から農家を継ぎ、2001年にはお茶の有機栽培を始めました。
夫婦でお茶を摘むときは機械で行います。1時間で摘んだ100キロの生茶葉は、その日のうちに製茶。製茶は特殊な機械で行うので、作業は西山孝さん一人でおこないます。
そんな西山さんご夫婦は5年前、自宅の前にある築100年以上の離れが朽ちていることに気づき、知り合いの大工さんに改築を依頼。
■市の職員に農家民宿をすすめられる
自宅の縁側や綺麗になった離れを見にきた市の職員に「農家民宿を始めたら」と勧められ、2015年6月、ご夫婦は農家民宿『ぬくもり園ゆるり』をオープンしました。
この日、毎年訪れるというお客さんが、お茶摘みと茶揉み体験にやって来ました。まずは「一芯二葉」という柔らかい茶葉の部分を、手で摘んでいきます。宿の夕食は、ご近所からおすそ分けしてもらった地元野菜を使った料理。
その中には、摘んだばかりのお茶の葉を使った天ぷらや、茶がらの佃煮も。翌日、手揉みで6時間かけて製茶していきます。完成したお茶を試飲し、茶葉を嬉しそうに持ち帰るお客さん。翌年もリピーターとなってやって来るそうです。
お客さんが笑顔で過ごし、お茶に興味を持ってくれることが何よりの幸せだと語るご夫婦。自慢の故郷とお茶の魅力を伝える西山さんご夫婦を紹介します。
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『ぬくもり園ゆるり』のアクセス
- 所在地:静岡市清水区小河内2758
- 電話番号:TEL 054-393-2326
- 営業時間:チェックイン14:00、チェックアウト11:00
- 休館日:不定休
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ぬくもり園ゆるりの主な体験メニュー
ぬくもり園ゆるりのお茶はすべて有機農法で育てられています。
そのため、体験メニューはお茶の体験が中心になります。
体験メニューの例
■えんがわ茶席(ゆるりの縁側でお抹茶を召し上がる気軽な茶席)
有機茶 ・・・ 500円/人(税別)
手もみ茶 ・・・ 1000円/人(税別)
■本格お茶席(抹茶)体験 (180分)
懐石風食事の後、茶室にて茶席をお楽しみいただきます。
表千家の教授が本格的な茶席体験をご案内します。
1席 ・・・ 3,000円/人(税別)
■本格手もみ茶づくり
手もみ興津流茶庄の直接指導により、自分で摘んだ茶葉を使って手もみ茶を作れます。
自分で作ったお茶が持ち帰り可能
茶摘みができない時期でも保存の茶葉で体験可能です。
作業の都合上、多少汚れても問題ない服装をご用意ください。
4人~6人での体験が望ましいということです。
1人・・・15,000円(税別)
※宿泊費及び食事三回の料金が含まれます。
※宿泊体験の申し込みは予約制(宿泊日の1週間前まで)です。
人数は予約時に別途相談。
キャンセルは2日前までにご連絡が必要(本格お茶席体験は3日前まで)に願います。
それ以降はキャンセル料(ご予約額の100%)がかかります。
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近隣観光スポット
大塚ぶどう園
主な販売品目
ぶどう(8月下旬~10月中旬)
駐車場
あり
トイレ
なし
営業時間
9:00〜17:00
ぶどう園開園中は休みなし
所在地
静岡市葵区福田ヶ谷88
電話番号
054-294-9767
URL
http://www.otsukabudouen.jp/