個人情報の流出 堺市のケース
個人情報についてまた気になるニュースが
入ってきました。
男性職員の目的は、自分が作成した
選挙管理システムに自信をもっていて
他の自治体に売り込むことが目的のようです。
その時の実データとして堺市全員の選挙人名簿
を必要としたのでしょう。
堺市の男性職員(59)が無断で持ち出した
外郭団体職員約1000人の情報が
インターネットに流出した問題で、市は13日、
市民約560人分の個人情報も流出した可能性があると発表した。
有権者全員の情報約68万件を持ち出していたことも分かった。
流出可能性が新たに判明したのは、職員が以前勤務していた
堺市北区の選挙管理委員会が保管していた不在者投票対象者の
住所や氏名など。これらの情報を無断で持ち出し、
個人契約した民間のレンタルサーバーに保管していた。
職員はこの他、推計約68万件に上る有権者全員の氏名、
生年月日などの情報を、自宅のパソコンに無断で保管していた。
市によると、これらの情報についての流出は確認されていない。
職員は選挙システムを改善するための
システムを個人的に作っていたという。
問題点が何点かあります
①公僕である公務員が自分の利益に
走ったこと。
②持ち出した個人情報は約68万件
これは堺市の有権者ほぼ全員分では?
③地方公共団体のいち職員がこれだけ
大量の個人情報を持ち出せうる地方公共団体の
セキュリティーの甘さ
①について
最近公務員の事件の典型
警察官が情勢乱暴事件等
人間は欲望のままに生きてはいけない
今回の事件も、定年が近づいた職員
選挙管理のシステムを自分個人で研究
他の自治体に売り込み
商売っ気メラメラです。
間違い・・・個人上の持ち出し、他の自治体への売り込み
公務員は副業を禁じられています。
この職員は定年後自分で会社を立ち上げるべき
ましてや個人情報を持ち出すとは言語道断
人のふんどしで相撲を取ってはいけません。
③について
年金情報が漏れたばっかり。本当にこれで
マイナンバー制の導入など恐ろしい限りです。
個人上の流出のデメリット
- これについて管理人は直接的被害に
あったことは無い
個人情報が流れるのはもちろんよくないですが、
管理人個人に限っていえば
せいぜい子供の幼稚園や小学校の名簿がでて
何か教材の売り込みがあった程度。
断るのに邪魔くさいとは思いましたが、
今ほど鬼の首を取るほど大騒ぎにもならず
です。
ただ今はこういう流出を聞きつけた
詐欺師がこの流出をネタに
お年寄りをだまして、お金を搾取する二次的
被害の方が大きいと思います。
実にタイムリーに仕掛けてきますのでご注意ください。
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