次回は長野県富士見町が舞台。東京消防庁を退職後、2年前に富士見町に移住して農業を始めた戸﨑明さん(64歳)と妻の尚子さん(55歳)が主人公です。
東京都出身の明さんは東京消防庁に勤め、火災の消火活動や山岳救助など命と向き合う現場で懸命に働いてきました。
50代で離婚を経験したのち、職場の同僚だった尚子さんと交際がスタート。そして戸﨑明さん61歳、尚子さん52歳の時に再婚しました。
消防士さんと言えば余談ですが映画「バックドラフト」のカート・ラッセルも消防士で離婚経験がありましたね。なかなかいい映画です。
田舎で農業をやりたいと考えていたお二人は、明さんの定年退職を機に本格的に移住先を探し始めました。戸﨑明さん(64歳)と妻の尚子の趣味は家庭菜園なのです。菜園ができる候補地はたくさんありますが、富士見町の景色はなかなかすごいです。
南アルプスや八ヶ岳はもちろんのこと、富士山も望むことができます。
また富士見町の開発した別荘地やスキー場キャンプ場などもあります。
2013年に田舎暮らしのツアーに参加した際、南アルプスや八ヶ岳を一望できる富士見町の山里に一目ぼれし雑木林を購入。東京から富士見町に通い、2年半かけて伐採しました。
そして、2017年5月に念願の我が家が完成。絶景を望む山里でお二人の第二の人生がスタートしました。
移住して本格的に始めた農業。ご近所の農家に手ほどきを受け、玉ねぎやニンニク、キュウリやトマトの野菜やソバなども栽培し、地元の道の駅で販売しています。移住2年目にはご近所の農家に勧められ、休耕地で米作りをスタート。さらに蕎麦の栽培まで手掛けるように。
そんな明さんは、去年から富士見町の消防団にも参加しています。消防士として培った技術や知識を団員に教えてほしいと頼まれたからです。「地元のために少しでも役立ちたい」と明さんは言います。
消防ポンプ操法にも堪能だったため、消防団に指導し長野県大会で優勝。
全国大会へ出場を果たしました。
富士見町消防団第10分団(団員数39名)は、まずは富士見町消防ポンプ操法大会で優勝することを目標に4月23日から早朝練習を行ってきました。
練習では、主将及びコーチの指導のもと、若い団員とともに操法の技術を磨いてきました。そして、町大会を制覇し、諏訪地区大会と県大会を勝利できました。
戸﨑さんご夫婦の趣味は山登り。消防士時代、山岳救助に関わる中で山の奥深さを実感したそうです。この日、お二人が目指したのは標高1955メートルの入笠山。山頂では八ヶ岳、南アルプス、ここは独立峰なので、富士山の大パノラマの絶景を楽しみました。
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富士見町の農業従事者の支援
富士見町は平成22年4月から農業技術を教える「指導者」、生活の拠点「住居」、生産の拠点「農地・機械」を1つのパッケージにして新規就農者へ提供することで「就農の高い壁」を取り払うとともに、町が地域・農家・Jaと新規就農者をつなぐパイプ役となって、3年で地域に貢献できる一流農業者へ育てていく「新規就農者パッケージ」支援制度を始めました。
このパッケージ支援に加え、要件に合う方には町単独の支援金を支給し、さらに新規就農者の支援を充実しました。
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入笠山(1955m)の口コミ
概要はいい口コミが多いです。
車でも行けますが、おススメ出来ません!
富士見パノラマリゾートからゴンドラもありますので老若男女どなたでも楽しめます。
車でも行けますが、おススメ出来ません!