吉村和就の学歴や経歴は水問題解決のスペシャリスト【ホンマでっかTV】

ホンマでっか!?TV【堤真一が絶対共演したくない人とは?】

2019年6月12日(水)  21時00分~21時54分 フジテレビ系列

吉村和就さん(水環境問題)専門家が出演します。
じつは吉村和就さんは国連テクニカル・アドバイザーとしても国際的に活躍! 日本を代表する水環境問題の専門家のひとりなのです。

 

世界と日本が抱えるさまざまな水問題について情報を発信し、人材育成から企業・自治体へのコンサルティング、さらには国の政策決定にも関わっている水問題の専門家。ニューヨークの国連本部に環境審議官として赴任し、現在も国内外を駆けめぐる忙しい日々を送っている。
普段の生活やさまざまな産業で欠かすことができない、まさに私たちの命に直結している水の問題。そんな重要な問題に取り組むことになったきっかけは、そして世界や日本で縦横無尽に活躍できる秘訣はなんなのか?

さあ…
グローバルウォーター・ジャパン代表
吉村和就様の登場です!

吉村和就の経歴

吉村和就(よしむら かずなり)は水環境問題の専門家である。国際連合事務局経済社会局環境審議官を経て、グローバルウォータ・ジャパン代表。

秋田県立秋田高等学校を経て、1972年に秋田大学教育学部卒業後、ニューヨーク州立大学ビジネスコース修了。大手エンジニアリング会社にて営業、開発、市場調査、経営企画に携わる。その後、国際連合ニューヨーク本部に勤務、環境審議官として発展途上国の水インフラの指導を行う。

また国際標準化機構のISO/TC224技術委員に日本代表として参画し、日本提案をISO標準に登録させた。

国際連合本部勤務の経験を踏まえ、日本の環境技術を世界に広める努力をしている。

最近では、水の安全保障戦略機構・技術普及委員長、経済産業省「水ビジネス国際展開研究会」の委員など。

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略歴

1972年 荏原インフィルコに入社し、営業、企画、技術開発の部署に配属された。

1984年 新規事業開発推進室の部長に就任する。

1994年 荏原製作所本社 経営企画室部長に就任する。

1998年 国際連合ニューヨーク本部・経済社会局・環境審議官に就任する。

2001年 アメリカ同時多発テロ事件後に帰国し、荏原製作所に復職する。

2005年 グローバルウォータ・ジャパンを設立する。

 

具体的に水問題とは

「“水問題”というと、皆さんは水道やペットボトルなどの“自分に見える水”のことを考えると思いますが、この“ヴァーチャルウォーター”というのは、日本は食料の約60パーセントを海外から輸入していますけど、その食料を海外で育てるときにかなりの量の水を使っているんですね。

それを国内で育てることになったときに必要な水のことをいいます。そして、それを計算すると、大変なことになるんです。

日本では今、1年間で約580億トンの水を使っているんですが、食料と一緒に入ってくる水の量が約640億トンなんです。なので、国内で食料を育てることになると、単純計算で今の倍の量が必要になるんですね」

※実は、私たちがよく食べている“ハンバーガー”を1個作るのに、1,000リットルの水が必要なんです。“1,000リットル”といってもすぐにはイメージできないと思いますが、いったいどのぐらいなんなのか?

吉村和就さんによると

「家庭のお風呂が200リットルなので、お風呂の水5杯分の水が必要なんですね」

 

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●なぜそこまで必要なんですか?

「ハンバーガーの中にあるハンバーグの素となる豚肉や牛肉を作るためには、彼らのエサとなる穀物を作らないといけないですよね? まずそこで水が使われます。

その育てた穀物を彼らはお腹いっぱい食べるわけですが、少ししかお肉にならないんですね。では、たくさん作るにはどのぐらいの水が必要か。例えば、豚肉1キロを作るためには5,000リットルの水が必要です。それが牛肉となるとさらに必要で、20,600リットルの水が必要になります」

●それだけじゃなく、ハンバーガーを作る過程でも水は必要になってきますよね?

「もちろん調理の過程でも使いますね」

●飲み水が私たちにとって必要だというのはもちろんわかっていましたが、それ以外にもたくさんの水が必要なんですね。

「あと、皆さん携帯電話を持っていますよね。その携帯電話を1台作るためには912リットルの水が必要なんです」

●携帯電話には水の要素がないですよね?

「全くありませんよね。でも、部品を作ったりするために(水を)使ったりするので、全部合わせると、それだけの水が使われているんですね」

●よく工場のラインで水を勢いよくかけてる映像を見たりしますが、ああやって水を使っているから、合わせるとそれだけの量が使われているんですね。

「1つ1つの部品を作るときに、全て水が使われています。プラスチックは温めて冷やさないといけないので、冷やすときに冷却水が必要になってきます。

乗用車を作るとなると、1台で65トンの水が使われています。私は水の専門家なので、あらゆるものを水で換算するんですよね。

携帯を見ると『あれは912リットルだ!』と思いますし、道路で車が2台走っていると、『2台だから130トンの水が走ってくる!』って思ってしまうんですね(笑)。そういう風に見ると、地球環境問題が違った面からでもよく分かってくるんですよね」

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