5月24日ガイアの夜明け テレビ東京系 22:00~
捨てるの待った!~新たな”リサイクル”の幕開け~
ではチケットぴあの取り組みを放送します。
ぴあ株式会社ファンマーケティング局ソリューション第2グループの米村修治さん。
が「RE:MEMBERプロジェクト」を一手に仕切っています。
「産業廃棄物」として捨てられている工事現場の”廃材”や、生産現場で”余り物”扱いの素材…。それらを加工し、新たな商品として甦らせる、というビ ジネスが動き出している。企業や町工場が、これまでとはちょっと違った”魅力”を売りに商品を開発。その試行錯誤の最前線を追いました。
チケットぴあの「RE:MEMBERプロジェクト」
歴史ある建造物の建て替えで、廃材として費用をかけて処分されるはずのものを、技術者の力を借りて、手を加え”メモリアルグッズ”として再生させて販売するプロジェクトです。
これを一手に引き受け進めているのが、チケットぴあの米村修二さんです。
出だしは国立競技場。「東京オリンピックに向けて解体することを聞きつけ、昔ヤンキースタジアムがイスを売ったというニュース思い出しました。
何とか、チケットぴあのシステムで売れないかなと思ったのが最初です。最初は試行錯誤が続いた。
文字通りゼロからのスタートでした。
そのまま売れるものは少ない。そうしたらどう商品化するのか?米村修二さんが最初にブチ当った壁でした。自分が昔自営していた時の知り合いの技術者に相談し、電光掲示板を使った時計や、卓上ミニプランター芝生などいろいろなバリエーションのラインナップを開発しました。
実際にメモリアルグッズを販売し始めると、反応は米村修二さんが予想した以上でした。販売して売れる商品のデータ、売れない製品のデータが蓄積されました。
そのあとに来た「ホテルオークラ」のプロジェクト
国立競技場の実績から頂けたといいます。ルームナンバープレートや、壁紙を使ったクッション、シャンデリアを加工したペンダント、イヤリング等ホテルオークラのメモリアルグッズもこれまでのプロジェクトに勝るとも劣らないものです。
商品のラインアップは
商品のラインアップは会場や場所を支持している年齢層も重要です。
オークラは年齢層が高め、国立競技場はスポーツにも関わるので、ホテルオークラに比べるともう少し年齢層が低めです。
だれがどういうものを欲しがるかという事を念頭に置いています。販売商品のバリエーションを多くしすぎても気が散ってしまいます。
いまだに試行錯誤しながらやっているようです。
メモリアルグッズと言っても、こうしたマーケティングは必要ですね。
チケットぴあの1500万人の会員に対してのプロモーションが始まりました。
「1,500万人のチケットぴあ会員は、国立競技場に思い出がある人が多いはず。解体されるなら、さよならイベントをやろう」と、廃材になるはずの備品をアイデア商品にすることを思いついたのだ。
例 えば、大量にあるブルーの自由席。一流のデザイナーたちが次々と洒落たスツール、チェア、ベンチに加工した。右の写真のベンチは一台54,000円。
座れ ば、懐かしいワンシーンが目に浮かびそうだ。人気ナンバー1は、世界のスターたちが駆けたピッチの芝生。5センチ四方に裁断されて卓上ミニプランター (1,800円)になった。
競技中、みんなが固唾を呑んで記録や得点に一喜一憂した、あの電光掲示板も正方形に切りとられた。改造されて39,800円の デジタル時計に変身した。
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2015年に閉館した日本を代表するモダン建築・ホテルオークラ東京旧本館。シャンデリアをキーホルダーやブレスレットに加工するなど、さまざまな素材を使い、記憶がふと鮮明に立ち上がるメモリアルグッズを作りました。
■第三次(最終)販売
2016年5月14日(土)10:00~7月10日(日)23:59
結婚式場プレート
実際結婚式場で使用された一点ものです。
3万円(税込み)
横浜アリーナといえば、コンサートやスポーツイベント、そして成人式。会場内の表示板は時計に、イスはまた違う形に加工するなど、熱狂と心地よい高揚感を呼び覚ますメモリアルグッズを制作しました。
■2016年6月30日(木)23:59まで販売中
会館改修に伴い発生する不用品を、高い技術力・デザイン力を有する武蔵野市内事業者を中心に協力を得て再活用。「ミライへツナグ再生プロジェクト」として、メモリアルグッズを制作・販売します。
■2016年6月3日(金)より発売予定
COMING SOON!!
RE:MEMBERプロジェクトのグッズを購入できるサイトはこちら!
まとめ
米村修二さんの考えに影響を与えた大学の話。
アメリカのスタンフォード大学なんです。そこは 凄く面白い大学なんですね。
スタンフォードは、企業から開発のオファーがあると、大学の研究所側が“それはどれだけ売れるんだ?”って聞くんです。
それは大学側も商品のロイヤリティーで儲 けようとしているからなんですが、凄く合理的だなと思って。僕がマーケティングとか、対象年齢を意識するというのは、その経験がでかいですね」。
売る側だけではない、作る側もマーケティン グへ高い意識を持つ。米村さんの思考の礎には、こうした経験が大きく関係していた。
米村修二さんがマーケティングに非常に力を入れているのにはこういう理由があります。
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