Amazon「お坊さん便」は日本に根づくか?仏教界の反対に2つの疑問

法事2

お坊さん便は日本に根づくか?

 

アマゾンが12/8お坊さん便を始めました.

顧客の要望に、日本全国

どこにでも、お坊さんを

派遣するサービスです。

支払ももはやクレジット

決済が可能とのこと。

 

もはやお布施という概念も

存在しないのです。

 

このようなシステムに

対して、旧来の日本仏教界

からは、反対の声が

あがっています。

 

 

インターネット通販大手・amazonで12月8日、

ついに「お坊さん」までがそのラインアップに加わり、

ワンクリックで注文、「お布施」はクレジットカードで

決済できるようになった。

「お坊さん便」は四十 九日や一周忌と

いった法事(法要)の際に、読経を行なう

僧侶の手配サービスだ。料金は、自宅など

手配先への訪問のみなら3万5000円。

全国どこでも手配 が可能だという。

 神奈川県在住・64歳の利用者男性は

「地方出身者で菩提寺がない、

お坊さんとの個人的な

付き合いもない人には、

利用価値はあると思いました」と語る。

さらに、メリットを感じているのは

遺族だけではないようだ。

都内に住む30代の僧侶がいう。

「僧侶の仕事は確実に減ってきています。

お寺は檀家さんのお布施で成り立っているのですが、

派手な葬儀は姿を消し、

急速に簡素化が進んでいる。

地方では墓 の面倒が見られないという

理由で“墓じまい”をして寺を離れる

檀家も増えてきました。

特に私のように寺を持たない“マンション坊主”にとって、

このサービ スで仕事が入るのはありがたいことです」

「お坊さん便」がamazonに出品された日、

利用者からの問い合わせが殺到したという。

「それ以上に多かったのが

僧侶からの“登録したい”という電話。

これは予想外でした」

(「お坊さん便」を運営する「みんれび」取締役副社長の秋田将志氏)

 しかし、仏教界からは、

「宗教をビジネス化している」

という批判的な意見もあがっている。

主要宗派が加盟している

全日本仏教会の広報担当者が言う。

「私どもはずっと“お布施を明確に

金額に表わしてはいけない”と主張し続けています。

法要や葬儀で僧侶がお経を読む

行為は営利目的ではない。

これでは結婚式の司会者を

手配するのと変わらない。

私は一僧侶として疑問を感じます」

 浄土真宗の僧侶で

NPO法人永代供養推進協会代表理事の

小原崇裕氏もこう話す。

「僧侶は『物』ではありません。

利用者は手配される僧侶の質の

チェックも十分にできないだろうし、

法要が形骸化しないか危惧しています」

 他にも、「クレジットカード決済では

僧侶に対する謝意が薄れる」という指摘もある。

“ネットで買う”という行為自体に、

宗教界では強い抵抗感があるようだ。

前出の秋田氏が言う。

「株式会社ですので利益は追求していますが、

菩提寺がなく困っている方などには、

間違いなく必要なサービスです。

批判には、我々のようなベンチャー企業に

対する冷ややかな目も関係していると思います。

私たちは近い将来のIPO(株式公開)を目指しています。

しっかりと公開している企業であれば、

より多くの 人に選択肢として

認知していただけるようになると思います」

 日本人の死生観は新サービスを受け入れるか──。

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仏教界の反対について

①お布施を明確に金額に

あらわしてはいけないという批判

 

主要宗派が加盟している

全日本仏教会の広報担当者が言う。

「私どもはずっと“お布施を明確に

金額に表わしてはいけない”と主張し続けています。

法要や葬儀で僧侶がお経を読む

行為は営利目的ではない。

これでは結婚式の司会者を

手配するのと変わらない。

私は一僧侶として疑問を感じます」

との批判に関して

は管理人はこう考えます。

お布施を明確に金額に

表してはいけない

いま管理人の家は浄土真宗

の檀家ですが、お布施に関して

少ないと住職から言われた

という人を知っています。

だから前述の批判は

建前であるといわざるを

得ません。

②アマゾンによって派遣される

僧侶の質のチェックができない。

「僧侶は『物』ではありません。

利用者は手配される僧侶の質の

チェックも十分にできないだろうし、

法要が形骸化しないか危惧しています」

これについては、菩提寺と檀家

の関係でも、檀家は住職を

選べません。

日本古来の仏教では

お寺さんは世襲制の

最たるもの。

住職の質が悪くても

われわれは、その住職

を受け入れざるを得ません。

という事は、アマゾンから

派遣されたお坊さんと

同じステージ

対して差がないですね。

しいて言えば周知の間柄で

あるか無いかの差だけです。

まとめ

このアマゾンのサービス

は格安お葬式で

知られる「みんれび」

が運営しています。

 

「みんれび」は「シンプルなお葬式」

のサービスを行っています。

最低料金148000円で

葬式一式を執り行う

サービスです。

 

サービスには日本全国

の葬儀社が加盟しています。

 

デメリットがあるとすれば

担当する葬儀社によって

サービスに差があることです。

 

実際口コミには評判の悪い

葬儀社もあるのは事実のようです。

 

このデメリットは

「お坊さん便」にも

当てはまります。

メリットも多い「お坊さん便」

ですが、お坊さんを選べない。

ここが一番の

ネックポイントに

なるかもしれません。

 

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