新型ノロウィルス変異により2015秋冬大流行の兆し免疫がない

ノロウィルスが秋冬大流行か?

2015年秋冬大流行の兆しを見せています。

前回の大流行は2006年でした。

今年はノロウィルスの遺伝子の変異が起こり

新種のウィルスとなったため

免疫がないので、大流行が予想されています。

 

川崎市健康安全研究所と国立感染症研究所などの
グループの調査によると、昨年から
ノロウイルスの遺伝子配列を解読したところ、
これまでのウイルスと違う型を発見した。
従来の型が変異したもので、

人がそれまでに獲得した免疫が役に立たないという。

発見されたのは「GⅡ・17」。

昨年冬に中国で類似型が発見されたほか、
米国などでも同様のタイプのウイルスが
見つかっているという。これまで主に確認
されてきた型は「GⅡ・4」で、これが流行の主流だった。
新型「GⅡ・17」は今年1月ごろから国内で増え始め、

2、3月にはほとんどがこの型になったと いう。

「人は新型への免疫がないため、かかりやすい。

 

その分、急速に広がりつつあります。
このまま新型が広まれば、06年以上の

大流行になりかねない勢いです。

 

手洗いやうがいなど予防の徹底を呼びかけています」(川崎市健康安全研究所)

 

ノロウィウスの感染経路は

ノロウイルスは、秋から冬にかけて

流行する食中毒の主要原因のひとつです。

 

感染経路は、基本的に口から

ウイルスが入る経口感染である。

 

ノロウイルスに汚染された牡蠣などの二枚貝を

生や加熱が不十分な状態で食べたり、ノロウイルスに

感染した人が調理した際に手や指などを

介して汚染された食品を食べて感染するケースが多いです。

 

口からノロウイルスが入ると、小腸の上皮細胞に感染し、

24~48時間の潜伏期間を経て症状が出る。

 

特に、突発的な吐き気やおう吐、下痢、腹痛などの

急性胃腸炎の症状を起こすが、大半は数日間で自然に回復する。

ただ、高齢者や乳幼児などの場合、

 

おう吐物による窒息や、誤嚥(ごえん)性肺炎で

死亡することもある。回復しても、糞便中には通常1週間ほど、

長ければ1 カ月以上もノロウイルスが排出され、

 

手指に付着してドアのノブなどを汚染し、

二次感染や集団感染を引き起こす可能性もある。

 

ノロウイルスが原因の食中毒患者は、

年間数百万人と推定されているが、

 

これは、実際に報告されているノロウイルス食中毒患者の数百倍に当たる【編注8】。

ノロウイルスに感染しても、

 

はっきりとした症状が出なかったり、

軽い症状だったりすることも多い。

 

つまり、知らないうちに感染し、

それが二次感染や三次感染を引き起こしている可能性もある。

用便後はしっかり手を洗うなど、くれぐれも注意したい。

 

感染力が強力で同居家族全滅という事態も

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まとめ

もしノロウィルスに感染してしまったら?

家でおとなしく療養することを勧めます。

 

学校や職場には診断書を医師にもらい少なくとも

1週間は休んだ方がいいと思います。

 

1週間でウィルスがなくならない場合もあるらしいです。

医師や職場や学校とよく相談してみることです。

 

無理をして学校や職場に出ていくと、他の人に

感染させる可能性が高いです。

 

学校や職場も無理解なところが多いですが、

下痢と嘔吐を併発する場合いが多いので

その場合とても仕事や勉強ができません。

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