ゆいれーる←正式名称は沖縄都市モノレール
沖縄県那覇市の那覇空港駅と首里駅を結ぶ沖縄都市モノレールのモノレール路線です。
全線が軌道法による軌道として建設されている。愛称は「ゆいレール」で、「ゆい」は琉球方言の「ゆいまーる」（「雇い回り」を語源とする村落共同労働を意味する言葉）の「ゆい」から取られたものです。
2018年現在、「沖縄県内で現存している唯一の鉄道路線」です。
首里駅からてだこ浦西駅までの区間が事業中であり、2019年夏に開通する予定となっている
。
沖縄ゆいレールは2003年に開業し、今年で15年目を迎えました。当初は重い設備投資がのしかかり、赤字決算が続いたが、2016年度決算でようやく単年度黒字を達成しています。
リーマンショックなどの厳しい時期を超えLCCの就航が後押しをし需要増となりました。
LCCは2012年7月にジェットスター・ジャパンが成田―那覇線を運航開始したのを皮切りに、ピーチ・アビエーションやエアアジア・ジャパンなどが就航しました。中でもピーチ・アビエーションは那覇空港を第2の拠点として利用客を伸ばしています。
2013年度には1日平均利用客が4万人を突破、その後は年間50万人以上の利用者増が続き、2016年度には初の単年度黒字を達成しています。
その後も観光客と県民、両輪による大幅な利用者増加が続いています。
２０１９年には首里駅からてだこ浦西駅まで伸延されます。
沖縄都市モノレール 通称「ゆいレール」は、起点となる那覇空港駅から終点の首里駅まで12.9km、15の駅を繋ぐ都市モノレールです。既存の営業線（沖縄都市モノレール線）は2003年8月10日に開業を果し、市県民の生活にとって、無くてはならない交通手段となっています。
ゆいレールには、既存の営業線が建設された当時より首里駅以降、沖縄自動車道付近までの延伸計画が存在しました。2008年にはルート選定協議会によって延伸ルートの選定結果が示され、翌2009年からは具体的な調査に入る事となりました。
2011年8月、既存営業線の終点である首里駅から当時仮称であった浦西駅までの軌道特許を取得。翌2012年1月25日に認可され、建設工事に着手する事となりました。延伸ルート終点となる「浦西駅（現：てだこ浦西駅）」までの延伸距離は4.1kmで、全4駅を新設する計画となっています。
ゆいレールダイヤと運賃
2017年8月に行ったダイヤ改正では、それまで平日と土休日の2つのダイヤだったのを、平日・金曜・土曜・日曜の4つのダイヤに細かくわけています。
ゆいレール運賃表
ゆいれーるの帰り限定片道利用が多いわけ
２０１７年に行われた沖縄都市モノレールの独自調査から、思わぬことがわかりました。割合が多い順に通勤客約35%、国内観光客18%と続き、その次に多いのは、利用客の14％を占める”帰宅客”、つまり「帰りだけゆいレールに乗る」人たちだったのです。
ゆいレールやバスがあるとはいえ、沖縄は圧倒的クルマ社会なのです。
交通分担率も約86％を自家用車が担う。そこで朝は通勤・通学する家族が同じクルマに乗り合わせることが多いとかんがえられ、しかし、帰りはそれぞれ別の時間に帰宅するため、帰りだけゆいレールを利用する利用者が一定数いるいうのが要因だと思われます。
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まとめ
私は観光客で一度乗ったきりで正直強い思い入れはありませんが、ゆいレールは今や沖縄にはなくてはならない交通機関となっています。
リーマンショックで一時的落ち込みも２０１１年度より順調な伸びをみせている。
