マンナン工房ひだの商品は冷凍耐性こんにゃく!岐阜大学の産学共同研究で生まれた

がっちりマンデー!! 得意×得意でスゴい発見が!「儲かる!共同研究」

TBS系列 2016年12月11日(日) 7時30分~8時00分

でマンナン工房ひだ社長北野勝広さんと岐阜大学岐阜大学 応用生物科学部
応用生命科学課程
食品加工学研究室西津貴久教授が特集されます。

西津研究室では食品加工の分野で
11を超える研究テーマを
持っています。そのうちの1個のテーマ

8) 食品の新しい凍結法や加圧急速冷却法に関する基礎的研究
食品冷凍では,凍結に伴う内部組織の損傷を抑えるために,
氷結晶を如何に小さくするかということが重要な課題である.
このために過冷却現象の積極的な利用および
雰囲気圧の制御による新しい食品冷凍法に
関する基礎的な研究を行っている

 

要するにわかりやすく言えば

食品の内部組織を壊さず

冷凍し旨さを壊さずにする技術らしいです。

冷凍耐性こんにゃくと言います。

 

低カロリーでヘルシーな冷凍食品の開発要望があったため、

西津教授と(有)下呂特産加工との共同研究が始まり、

食感が劣化しにくい冷凍用こんにゃくの開発に成功しました。

この製品の製造販売を行うことにより,

新会社は下呂市近郊を中心とした飛騨地域のこんにゃく芋生産量の増加,

新規雇用を確保し,地域活性化を目指します。

 

「マンナン工房ひだ」はこの技術

でこんにゃく製品を製造するため

新たに作られた会社です。

ちなみにマンナン工房ひだの商品はコチラ

⇓   ⇓   ⇓

つるっとしらたき

量販店用製品

 

 

冷凍耐性こんにゃく

業務用製品

 

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マンナン工房ひだ設立の経緯

(有)下呂特産,下呂市こんにゃく芋生産組合,

じゅうろく六次産業化ファンド,

民間企業2社と総務省交付金の出資によるものです。

 

下呂市近郊では古くからこんにゃく芋が栽培されており、

農家は土づくりを継続して行い、質の良いこんにゃく芋を作り続けています。

しかし近年需要の減少やそれに伴い生産者も減少するという

悩みを抱えてきました。

 

こんにゃく芋が、原料の適した大きさに育つまでには、

最終的な収穫までに堀取りと植え付けを繰り返し、

3年の歳月が必要となります。

 

冷凍しても味が落ちないこんにゃく製品

を開発することでこんにゃく全体の

需要が拡大するとマンナン工房ひだは

考えました。

 

ひとつひとつ手塩にかけ丁寧に育てたこんにゃくを、

幅広い用途で活用してもらうためには

冷凍食品への対応も必要です。

 

そこで、マンナン工房ひだの前身の

(有)下呂特産加工は岐阜大学と共同で

解凍しても美味しい冷凍耐性に優れたこんにゃく

開発研究を行う運びとなったのです。

 

マンナン工房ひだは、地場産原料と国産原料を

精粉化したものを使用し、国産にこだわった

商品を提供するため設立されました。

 

マンナン工房ひだ会社概要

商号:株式会社 マンナン工房ひだ

所在地:〒509-2312 岐阜県下呂市御厩野1214-2

代表取締役:北野 勝広

TEL:0576-26-0330

FAX:0576-26-3789

設立:2015年4月

資本金:5,000万円

事業内容
冷解凍後もこんにゃく本来の食感が保たれる

冷凍用こんにゃくの製造、販売
規格外の飛騨産野菜等を活用した

刺身こんにゃくの製造、販売

 

主要取引先

東海コープ事業連合、銀の森コーポレーション、大栄食品、
岐阜県学校給食会、国分(株)、その他

 

まとめ

こんにゃくというベーシックな商品にも

こういう研究組織や企業が真剣に

日夜研究を続けているのはやはりものづくり

日本のDNAのなせる技ですね。

 

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