アップル社を作った人と言えばなんといっても、スティーブ・ジョブズが有名です。
しかし、アップル隆盛の陰に、スティーブ・ウォズニアックという技術者がいたことを知る人は意外に少ないです。初期の共同経営者の一人です。
今日はスティーブ・ウォズニアックがどのような技術者人生を送ったか、今現在は何をしているのかを紹介したいと思います。
スティーブ・ウォズニアックの今現在
≪何と結婚は4度目≫
結婚生活は長く続かないようで、3度の離婚を経験しています。
2008年に結婚したジャネット・ヒルさんと仲良く暮らしているようです。
結婚現在4回目ですね。この笑顔を見ると幸せいっぱいなんでしょうね。
エンジニアの経験やアップルについてなどを講演などで話されることを現在もしているようです。
お子さんも多いので、教育についても熱心なウォズさん。教育のためにいろいろ考えていることもあると思います。
≪スティーブ・ジョブズ亡き後のアップルに危惧を持つ≫
しかし、現在ジョブズ亡き後のアップルについてかつてはApple Watchに対して前向きな発言をしていたスティーブ・ウォズニアック氏ですが、彼が語ったところによると、同製品でアップルは、かつての姿を失ってしまっているそうです。
価格レンジが大きく設定されているものの、異なるのはバンドだけという現実は(正確には違いますが)、彼にとって「宝飾品市場」と変わらないとのこと。同氏は、「(いまのApple Watch製品カテゴリーは)宝飾品市場、つまり自分を1人の人間としてどれほど重要に考えているかという思い入れによって何かを購入する場所へ、(アップルを)連れて来てしまった」とアップルの行き先を心配しています。
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スティーブ・ウォズニアックとスティーブ・ジョブスの関係
アップル共同経営者という立場であった2人でしたが、タイプは似ていませんでしたが、いろんなエピソードを読むとどうも、スティーブ・ジョブスが一枚上手という印象です。なんかスティーブ・
ウォズニアックは割と金銭に執着が無いように感じます。純粋な技術者という感じ。ジョブズはいろいろな策略を練って、スティーブ・ウォズニアックを妨害したりしています。
天才的な技術者のスティーブ・ウォズニアックと経営者のスティーブ・ジョブズの違いに集約されてしまうのでしょうか。
≪スティーブ・ジョブズがアップルをクビになった件≫
スティーブ・ウォズニアック氏は、よく知られたエピソードは事実と異なるとして、Facebookに「スティーブ・ジョブズは会社を追われたんじゃない、自ら去ったんだ」と書き込んでいます。
ジョブズは「…クビになった」という言い方をしているが「スティーブ・ジョブズは、彼は決して文字通りのクビになったわけではないことは明らかだ」追い出した側のジョン・スカリーもまさかジョブズが辞めるとは考えていなかったことが伺える。
しかしジョブズが自身で「Appleを首になった」と振り返っていることは自身の人生にとって重要な事だったにしてもスピーチ当時決して快く思っていなかったことが現れているように思う(笑)。
さ て、では改めて考えてみたいが1985年の9月、スティーブ・ジョブズはなぜ辞めなければならなくなったのだろうか。無論その原因を一言でいうならジョ ン・スカリーおよび当時の取締役会との確執にあり、その直接の要因はAppleの経営に危機的症状が現れてきたことによる。
Lisaは商業的に失 敗、Macintoshも評価は高かったもののメモリの少なさと閉鎖的な設計のためか在庫が膨れあがり、Apple IIcは製品発表会では記録的なオーダーが舞い込んだがその後はピタリと注文が止まる。そして市場から求められたApple IIe は販売予測を誤り製造が追いつかないという結果となった。まるで歯車があちらこちらで噛み合わない状況になっていたのである。
今回はダイナミック・デュオと称されたスカリーとジョブズの確執こそが問題でした。
≪確執の本質≫
2人のスティーブにはほぼ確執は無かったといえます。
特にスティーブ・ウォズニアックはジョブズの事を好きでした。
1985年9月にジョブズがAppleを辞めたことはいわゆるガレージからスタートしたと称されるベンチャー企業(実際には、スティーブ・ウォズニアックによるとガレージでは作業は全く行ってないらしいですが。だからガレージで創業したというのはウソらしい)
のAppleが良くも悪くも世間一般の大企業に変貌するきっかけとなったと考える事ができるのでしょう…。
なぜなら株式公開後、Appleには潤沢な資金が蓄えられたしスティーブ・ジョブズら創業者たちは勿論、ストックオプションを与えられた人たちは一夜にして億万長者となった。それらに伴い、従業員も大幅に増えたしプロダクトの数や製造ラインも増えた。
しかしAppleは1984年1月24日にMacintoshを発表したが、この前後の状況は勢いに任せてやりたい放題を続けてきたというのが現状だった。
例 えば予算の概念はあったと思うが「ここまで…」というブレーキをかける機運はなかったし財務や経理業務が正確迅速に把握されず在庫管理も疎かだったよう だ。
したがって経営状態が良いときはともかく一度問題が生じても一体自分たちのどこが…何がいけないのか、どう改善すべきかもすぐには把握できなかったと 思われる。
では会社が巧く機能していないとすれば誰の責任なのだろうか…。スティーブ・ジョブズにいわせればマーケティングの手腕を買わ れてAppleのCEOに就任したジョン・スカリーが思うように働いていないと感じるようになったし、ジョン・スカリーにしてみればやりたいことを皆ジョ ブズが邪魔しているか反対されていると考えていた。いわば責任のなすり合いである。
そもそもAppleという会社のコンセプト、すなわちジョブズのビジョンにも捻れが生じてきた。
Macintosh にしても単体で売れる時代ではなくネットワークが必要になってきたしLaserWriterの開発とPageMakerの登場でデスクトップ・パブリッシ ング(DTP)という概念が次のキラーシステムとなろうとしていた。Appleもそれらを敏感に感じMacintosh Officeと称するAppleTalkを使うローカルネットワークとファイルサーバーシステムを実現し売り込もうとしていた。
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