6月9日 奇跡体験アンビリーバボー
フジテレビ系 19:57~ では写真家・発明家の岩谷圭介さん
が紹介されます。
最近ドローンを使った撮影を良く目にします。
ドローンの場合は操縦できますが、もちろん電波の届く範囲の
高さになります。
岩谷圭介さんは風船カメラで宇宙を撮影している人です。
風船で映せるの?と素朴な疑問をもっちゃいます。
しかも上空30000m成層圏での撮影です。
しかも組織はなく、資金の乏しい個人での撮影。
凄いと思いませんか?
個人による宇宙撮影に成功した写真家にして発明家の岩谷圭介さんが
撮影した上空30,000メートルからの映像や、
シャッターに挟まって大失敗した「失敗あるある映像」などを多数紹介されます。
さてこんな独創的な発想の岩谷圭介さんはどんな人という疑問を持ちました。
管理人は、かれはどんな学校をでて、どんな会社に勤めているの
風船は破裂しないの?
破裂した場合写した映像はどのように回収するの?
いろんな疑問があると思います。
宇宙の撮影の動機なども知りたいと思いました。
岩谷圭介の経歴
氏名:岩谷圭介(いわやけいすけ)
生れ:1986年4月
出身地:福島県郡山市
最終学歴:北海道大学工学部
受賞歴:クリエイティブビジネスコンペ 最優秀賞(2013年)
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岩谷圭介の会社は
2016年4月14日の記事で
『株式会社 岩谷技研』を設立しました。
岩谷技研のテーマは未来です。
よりよい世界を未来に、次の世代に残していくことを目的に、様々な活動をしていきます。
風船を使った宇宙撮影のみならず、色々な企画の提案や講演活動、新しい発明、書籍の執筆や児童書なども手掛けていきます。
改めまして、皆さま。よろしくお願いいたします。
とあります。
岩谷圭介さんは株式会社岩谷技研の代表取締役です。
岩谷圭介の宇宙撮影の原理(動画)
[youtube id=”0rVfSSjzaXE” align=”center” mode=”normal”]
岩谷圭介さんによれば原理は簡単だそうです。
まずは打ち上げ。
手を放し空に放つだけです。
この時の気球の直径は1m~2m程度だそうです。
風船の中にはヘリウムが充満されています。
このヘリウムの浮力で上昇していきます。
あがる速度は自転車くらい。20km/hくらいです。
■地上付近から高度8,000mくらいまでの上昇
風まかせで流されながら上昇していきます。
地上付近の風は日によって違います。
上昇していくにつれ、空気が薄くなっていきます。
そのため、どんどん風船は巨大化していきます。
100m上昇するごとに0.6度ずつ気温が下がっていきます。
上がれば上がるほど寒くなっていきます。
■ジェット気流に乗る
高度8,000m~12,000m付近はジェット気流が吹き荒れています。
速度が冬場だと時速300km近くまで達します。
この高度を早く抜けないと、ものすごく遠くまで気球が流されてしまいます。
気温も低下します。
マイナス65度になることもあるようです。
■ジェット気流に流される
風船の上昇速度には限界があるので、どうしてもジェット気流には流されてしまいます。
大体100㎞位流されます。30km上がるうちにです。
ここで必ず、すごく遠くまで流されるので、気球の回収が大変。
流されながら上昇していきます。
■空気のない宇宙の世界へ
ジェット気流を超えるとほとんど無風になります。
空気も全然ない空間です。
本当にわずかに空気はあるのですが、地上の100分の1程度。
気圧がさがるので風船はものすごく巨大化します。
■破裂
高度30,000m位で風船が破裂。
この時の風船の大きさは、なんと、打ち上げ時の数百倍。
大きくなろうとして耐えられず破裂するんです。
この時まで写した映像が回収されます。
■落下
空気のない空間での落下では、空気がジャマしないので速度がものすごく出ます。
マッハを超えるくらいの速度が出ます。
絶対に速度を殺すことができません。
徐々に落下していき、空気のある15,000m位まで下りてくると減速装置を作動させます。
急速に減速します。
早いと危ないので、必ず時速20km以下になるように設計しています。
■着陸
ジェット気流に流され、大気の層を通って気球は帰ってきます。
落下するとGPSが作動し、場所を教えてくれます。
フライト時間は大体2~3時間。
ある程度落ちる位置は事前に予測できているので近場まで向かっておきます。
信号を受け取ったら回収。
感動の再会です。
この回収作業が肝のようですね、どこに落ちるか
コントロールできませんのでね。
岩谷圭介撮影の動画
まとめ
岩谷圭介さんはすごい!
なんと自分のWEBでふうせん撮影の方法を公開しています。
素晴らしいですね!!
彼は独り占めしたり、お金をとって教えるなど
せこいことは考えていません。(拍手)
宇宙とは個人では到底不可能に思える対象です。その不可能の象徴である宇宙を自分自信の力で触れることが出来るということを体験して欲しいのです。宇宙が成功できれば、どんな事柄でも挑戦できる、そう思える仲間を増やしていきたいのです。「やってみる。」から、はじめよう。やってみる事で夢を実現する人々が増えていくことで、世界はもっと素晴らしい場所になると私は信じています。そのために、宇宙撮影の情報を提供しているのです。