中野 蘭菜(トランポリン)リオオリンピック出場
トランポリンのリオデジャネイロ五輪最終予選は19日、
テスト大会を兼ねてリオ五輪アリーナで行われ、女子で出場枠を獲得した18歳の中野蘭菜(星稜ク)が初の五輪出場を決めました。
中野 蘭菜プロフィール
名前:中野 蘭菜(なかの らな)
名前の由来は父の好きなマンガから取ったようです。
父親が好きな「未来少年コナン」のヒロインである「ラナ」にちなんで、名付けたそうです。
生年月日:1997年9月10日(18歳)
身長:157cm
体重:43kg
出身地:石川県金沢市
学歴:星稜高校卒業(野球の松井選手やサッカーの本田選手は特に有名です)
星稜大学在学中
星稜高校卒業はスポーツに力を入れていますね。
経歴とオリンピックまでの道
中野 蘭菜は4歳のときトランポリンを始めます。
めきめき上達していき、2014年に行われた「南京ユースオリンピック」では女子2位となり、
一気に注目を集ねることとなりました。
2015年に行われた「全国高等学校トランポリン選手権大会」でも個人で優勝し、同世代では頭一つ抜けた存在で、他を寄せ付けませんでした
2015年の世界選手権では惜しくも五輪出場決定とはならなかったものの、今回行われた最終予選で6位入賞し五輪出場を決めました。
トランポリンのリオデジャネイロオリンピック最終予選を兼ねたテスト大会が19日、ブラジルで行われ、女子個人に出場した18歳の中野蘭菜選手が予選で7位に入り、初のオリンピック出場を決めました。
日本から18歳の中野選手と23歳の岸彩乃選手が出場しました。
このうち、中野選手は2回の演技を行う予選で合計97.185をマークして、7位となりました。
中野 蘭菜選手はすでに出場枠を獲得している国と地域を除く順位では3番目となり、上位5番目までに与えられるオリンピックの出場枠を獲得し、初のオリンピック出場を決めました。
中野 蘭菜選手は、このあと行われた上位8人による決勝で6位に入りました。
一方、岸選手は予選で合計93.270の15位に終わり、2大会連続のオリンピック出場はなりませんでした。
中野 蘭菜戦績
全国高等学校トランポリン競技選手権大会 女子個人 優勝
ユースオリンピック競技大会 第2位
世界選手権大会 10位
全日本トランポリン競技選手権大会 女子個人優勝
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トランポリンの点数の仕組み
トランポリンは10種類の異なる技を連続して行います。
採点のポイントは技の難しさを示す「難度点」、完成度や美しさを見る「演技点」、ジャンプの 高さが得点につながる「跳躍時間点」の3つ。
中央のジャンピングゾーンを外れると減点となります。
審判員
演技の華麗度を審査する演技審判員5名(最高点と最低点は除外し、3名の合計点を得点とする)と、技の難易度を審査する難度審判員で審判団が構成される。
姿勢
ベッド(トランポリンの面)上の宙返りの空中姿勢は、
- タック(Tuck、抱え込み型)難度点0.5
- パイク(Pike、屈伸型)難度点0.6
- レイアウトあるいはストレート(Layout あるいは Straight、伸身型)難度点0.6
の基本的な3種類と、タックとパイクの要素を含んだパック(Puck)があります。これに捻り(1/2捻り毎に0.1の難度点が加算される)を組み合わせて演技が行われる。10本連続して演技を行い、合計点が計算されます。
その他ベッド上の姿勢には、フィート(Feet)シート(Seat)フロント(Front)バック(Back)などがあります。
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