高良悦子がシェアガード(特殊詐欺防止アプリ)を開発した理由

株式会社セレンディピティー(代表取締役社長 高良悦子)
本社:東京都新宿区

特殊詐欺(オレオレ詐欺、還付金詐欺など)の犯人グループの声のパターンを認識して通話をブロックする世界初のスマホ用アプリShareGuardを開発している会社です。

 

下の動画はスマホ用アプリShareGuardを説明したものです。

 

高良悦子がシェアガードを開発した理由

高良悦子さんは母が特別養護老人ホームの施設長を務めていて、高齢者が振り込め詐欺で騙されて苦しんでいる人の話も直接聞き、自分もホームヘルパーを経験したことから、自分で何か防止ができないか考えていました。

ある日、「犯人グループの声のパターンを共有することで、振り込め詐欺の被害者が出る前に通話をブロックしてしまう」というアイデアがひらめいた。

「このアイデアが実現出来れば、迷惑電話や特殊詐欺被害をこの世の中から撲滅できる」と考えて、高良悦子さんは立ち上がりました。

これまで、警視庁、大阪府警、神奈川県警、埼玉県警、愛知県警、北海道警や、北海道、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府の約50の市区役所の特殊詐欺対策を担当する皆様を回って、詐欺被害者をどうしたら守れるのか、多くのアドバイス・アイデアを頂き、アプリに反映してとのことです。

2020年春以降、まずは自治体経由でシェアガードを広めていく予定です。

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シェアガードの仕組みは

  • かかってきた電話の声のパターンをサンプリングして、他の人が「怪しい」と通報した声のパターンとマッチするか判別する仕組み。

  • マッチした場合、通話を切断した上で、切断した理由を表示させる。 

普通の電話を切ってしまうことはないのか?

  • 声紋認識の精度が高いため、誤認識の可能性は低い。

  • 電話帳登録してある相手からの電話など、重要な相手からの電話の場合、アプリ自体が立ち上がらないため、間違えてブロックされる心配は皆無。

高齢者が使いこなせる?

  • スマホアプリのインストールは、慣れていない場合、親族の方が行うことを推奨します。アプリをインストールしたことのある方であれば、簡単。

  • インストール後は、特に何もする必要がありません。電話がかかってくると自動的に立ち上がり、怪しい声の主だと認識すると、自動的に通話を切断して、その理由を表示。 

  • 親族のメールアドレスを登録しておけば、自動的に親族にも、怪しい電話があった旨のメールが届く。

1975年生まれ
高校より米国留学し、ボストンの大学を卒業。
3人の子供のを育てながら、子供の成長を機に、かねてより計画していた
カフェ事業を始めるために株式会社セレンディピティを設立。

 

高良悦子さんはこんなこともしています。

2014年10月にブックカフェ、ライブラリーカフェ自由が丘
(The Library Cafe http://www.librarycafe.jp)を開店。
2020年現在閉店中です。

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