2月23日(木)カンブリア宮殿 22:00~
テレビ東京系列
エコリング代表取締役の桑田一成さんが出演します。
元・郵政官僚
ブランド品買取専門店のリーディングカンパニーとして、2001年創業。
店頭では商品を販売しないという独自のシステムで、事業を大きく伸ばす。
カンブリア宮殿の本日ゲストは在庫リスクを恐れない経営を行う、株式会社エコリングの桑田さんです!
現在60店舗以上を運営する、エコリング。
毎日各店舗で多数の商品が買い取られ、
倉庫には一日に段ボール約80箱以上もの商品が運びこまれます。
「こんなもの、絶対に買い取ってもらえない。」と思っているものまで買い取ります。
桑田一成さんいわく
「お客様が何を持って来ても断らず、買い取った後に売り方を考えます。」とのこと。
そのため、いろんな売り方を試行錯誤しているそうです。
例えば古着。1着だと売れない古着も大量に集めることで少しは値がついたり、
外したボタンを集めることですごい値段になるのだとか。
さらに、私達が「こんなもの、絶対に売れないから買い取ってもらえない。」と
思っているものも買い取っているそうで、たむら社長が一番驚いていたものは「中古の口紅」です。
買い取った後、そのまま販売すると売れないかもしれませんが、
エコリングでは業者さんが、口紅の肌に触れた部分を除去して販売しているそうです!
エコリングは中東や東南アジアなど、海外の市場にも進出しています。
進出して、一番良かったと思う国は「タイ」だそうです。
タイに商品を輸入しても、完全には売切れません。
そこで、売れ残った商品をタイの孤児院に寄付します。
そうすることで寄付された商品を子どもたちがフリーマーケットで販売し、
商売の感覚を身につけて社会の仕組みを勉強することができます。
その光景を見ていると、桑田さんは「やってて良かったな」と感じるそうです。
桑田さんが若者へ伝えたいこと「とにかく働く。働きながら仕事・常識・ルールを学んでいく。
何故自分はこの仕事を任されているのかを考え、自分の仕事をする理由を感じとりながら仕事をする。」
桑田さんの「B」とは、『Believe』。Believe=信じる。
「自分を信じることも大切だが、自分を信じられるからこそ人を信じられる。
そして信じて任せる。」
自分も他人も信じて仕事を続けている、桑田一成社長。
商品も「また生まれ変わり、売れる。」と信じているからこそ、
リスクを恐れず、様々なものが買い取れるのです。
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桑田一成の経歴
兵庫県姫路市出身。大学卒業後(日本大学獣医学科)郵政省に入省。
7年後、簡易保険福祉事業団を退職し、平成13年5月に前身となるインターネットコンテンツ販売会社を設立するが失敗。
極貧生活の中で自身の持っていた衣類・電化製品をヤフーオークションで販売する事を思いつきヤフオク生活を開始、全国初のブランド品買取専門店「エコリング」創業のきっかけとなる。
現在、全国65店舗の直営店を展開中。(2015年2月末現在)
販売部門では、Yahoo!オークションストア・アワード9年連続受賞(最長受賞記録更新中)。また、全国初の業者専用卸売販売であるエコリングトレーディングセンターを設立。後に海外分野にも進出し、香港、タイ、ドバイ、ウガンダ、フランスに拠点を持つ。
エコリング年商
創業してわずか15年で年商が100億円を突破
創業は2001年(平成13年)で、今やブランドリサイクル業界の第4位。売上はさらに伸びており、現在、関西、関東、東海地区を中心に69店舗を展開している。さらに香港出店を皮切りに中東のドバイ、フランスなど6か国に店舗を構え、「アジアNo.1企業」を目指している。飛躍的な成長の要因は「ブランド品買取専門というビジネスモデルがよかった。買い場だけにして、売り場を捨てたわけです。
それが成功の要因と言えます。
「このビジネスの原点は極貧状態のとき、家にあるモノをネットオークションで売り始めたことです。モノを売ってお金にしていたんです」という。
姫路出身の桑田社長は桑田家の14代目で、桑田家は代々医者の家系だったが、11代目で医者は途絶えていた。
父親は消費者金融を生業にしており、幼少時は非常に裕福だった。しかし、小学校の頃に父親の会社が傾き、やがて両親は離婚。波乱万丈の人生の人生が始まった。
郵政省にいったもののこれが桑田一成さんが会社経営に邁進した理由かも知れない。
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