4月20日 カンブリア宮殿 テレビ東京系 22:00~
叶匠壽庵が取り上げられます。かのうしょうじゅあんと読みます
叶匠壽庵は滋賀県大津市の和菓子店です。
1958年、大津市職員であった芝田清次さんが、茶道を学んだ経験を生かして自宅を改装して和菓子商「叶 匠壽庵」を創業しました。
代々の和菓子司ではありません。
京都で言えば全く最近できた店という評価です。
叶匠壽庵が大津で店を構えたのは幸運でしたね。
京都でなくて幸いでした。
ともかく叶匠壽庵の芝田清二さんは和菓子商を開きました。
創業当時、菓子作りに関しては素人であり、知人の菓子職人から10日ほど手解きを受けたに過ぎなかったようです。
10日の修行とはあまり聞いた事がありません。
FCチェーンの開店でももっと研修をするでしょうね!
清次の次男・清邦の時代に「農工一体」の思想を取り入れた「寿長生の郷」を造営。
この辺から叶匠壽庵のコンセプトが明確になってきました。
菓子づくりの理想を叶える寿長生の郷。その象徴が梅林です。
厳寒の中で真っ先に花がほころび、ふくよかな実をつける姿は、私たちに大地の生命力を教えてくれます。
梅花の一弁一弁に言葉をあてはめ「五弁の思想」という世界観をつくり、常に挑戦してゆきます。
里山の風景をそのまま残し、梅や柚子など約800種の植物が植えられた自然美あふれる約20万8,000平方メートルの広大な敷地に本社をはじめ菓子工場、茶席、川床テラスカフェ、食事処、イベントホール、売店などを併設しています。
毎年3月の梅の開花シーズンには「梅まつり」、秋には「秋の菓子まつり おおみたから」が開催され、陶芸、農体験、菓子作りなどの体験教室が開かれている。年間の来訪者数はなんと6万人にも及びます。
1971年に販売された「あも」は求肥と小豆を組み合わせた棹菓子であり、同社を代表するロングセラー商品となってます。
「あも」いまでは全く使わなくなりました。
関西の方言でもちのこと。明治生まれの老人はよく使っていました。
いまでは全く使われない言葉です。
叶匠壽庵ロングセラー「あも」
1971年に販売された「あも」全国菓子大博覧会において、第18回・23回に高松宮名誉総裁賞、23回・24回に工芸大賞、25回に農林水産大臣賞を受賞した同社を代表する商品です。
丹精込めて炊き上げた小豆と、やわらかな求肥を合わせた極上の棹菓子です。
一本入り 1,296円(税込)
二本入り 2,592円(税込)
叶匠壽庵の通販は
「あも」1本入り
「あも」2本入り
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寿長生の郷を紹介
叶 匠壽庵 寿長生の郷
所在地 〒520-2266 滋賀県大津市大石龍門4丁目2-1
TEL 077-546-3131
FAX 077-546-6696
営業時間 10:00 ~ 17:00
定休日 水曜日
但し、3月・11月は無休
寿長生の郷では、6万3000坪の里山に梅や柚子を植え、農工ひとつの理想のもと菓子作りが行われている。また、レストラン、茶室、ギャラリー、陶芸工房などが運営されています。
期間中は約千本もの梅が咲き、展示や野外コンサートなど数々のイベントが行われ、お菓子の工房「寿長生の郷」の文化と里山の春を楽しめるお祭りとなっています。
今年の梅は、例年より一週間ほど早く、見頃となった3月12日、13日には、合わせて約3000人が訪れました。
同郷の梅は、菓子に向く城州白梅が中心で、期間中、その梅を使ったお菓子が販売されています。
たっぷり梅肉が入った「梅パウンドケーキ」、白小豆餡・蜜漬け梅肉・葛・羽二重と4層に包まれた「梅大福」、今回初登場の「梅酒のお干菓子」と「城州白梅ソフトクリーム」などを賞味できます。
JR石山駅から、寿長生の郷行きの送迎シャトルが随時発車。(料金無料)
- 発着場:
- JR琵琶湖線石山駅北口下車(改札出て左)
- 名 称:
- 寿長生の郷シャトルバス(料金無料)
まとめ
創業者芝田清次が、茶道を学んだ経験を生かして、自宅を工場として和菓子商「叶 匠壽庵」を創業。
社名には「お客様のお口に十分叶うよう、練り上げた手作りの芸の持ち味を発揮して、いつまでも末永くお歓び頂ける様な和菓子を創りだしていこうと心掛けてきました。
「農工一体」の思想を取り入れた「寿長生の郷」
近江を愛した創業者・芝田清次が選んだ菓匠の道。その想いは引き継がれ、寿長生の郷へ。
湖と川と里山に抱かれ無限の可能性を秘めたこの地で培われていきます。
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