9月3日(土)クロスロード テレビ東京系 22:30~
足立美術館の小林伸彦庭園部長が出演します。
美術館であるのに庭がすごいということで有名な美術館です。
日本庭園と日本画の調和を基本理念に、実業家・足立全康(ぜんこう)氏が郷里の安来(やすぎ)市で昭和45年に開設した足立美術館。
「庭園もまた一幅の絵画である」という全康氏の思いを受け継ぎながら、庭園部長の小林伸彦さんが専属庭師とともに手入れする名園は、米国の日本庭園専門誌で12年連続ランキング1位の最高評価を受けています。
これが庭園が有名になった理由です。
茶室寿立庵と前庭
枯山水庭
白砂青松庭
池庭
小林伸彦の経歴
作庭の本場京都の造園屋さんで住み込みで作庭を学んだ人です。
生年月日:昭和37年生まれ
出身地:京都市出身。
中学校卒業後、地元の造園会社に就職し、住み込みで作庭技術を習得。造園会社からの派遣で足立美術館の赤松剪定を行ったことが縁となり、平成4年に妻の古里・安来市にIターンして足立美術館に就職。平成25年から現職。
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«主庭は見事な枯山水庭»
主庭「枯山水庭」や日本画家・横山大観の作品をイメージした「白砂青松(はくさせいしょう)庭」、桂離宮の茶室を模した「寿立庵(じゅりゅうあん) の庭」など、足立美術館には趣の異なる六つの庭園があります。額に飾られた絵を見るように館内の窓越しに眺めたり、飛び石づたいに散策できたりと観賞の仕 方にも工夫を凝らし、四季折々に来館者の目を楽しませています。
「気をつけているのは、お客さまの目線を忘れないこと。一つの庭を2〜3カ所から眺め、どの角度からも間違いなく美しく見えるようにしています」と小林さん。
毎朝の仕事は、開館前の美術館を玄関から入り、来館者と同じコースで庭園を眺めることから始まります。庭園ごとの調和がとれているかなど、細部に至るまで目を配ります。
足立美術館の庭園が有名になった理由
米国の日本庭園専門雑誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』が行っている日本庭園ランキング(Shiosai Ranking)では、初回の2003年から2015年まで、13年連続で庭園日本一に選出されたのが有名になった大きな理由です。
なんと2015年にはあの桂離宮を抑え第一位に君臨しています。
2015年のランキング上位5位は、1位・足立美術館(島根県)、2位・桂離宮(京都府)、3位・山本亭(東京都)、4位・養浩館庭園(福井県)、5位・御所西京都平安ホテル(京都府
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