NISAって何? NISA超入門その2
今回は始める時期
口座をつくることのできる資格
金額・投資枠はいくらまでかを中心に書きます。
といっても決して難しくないのでよく頭にいてれ
おいてください。
え?っていう意外なこともあるかもしれません。
①NISAいつから・いくらから始められる?
②NISA口座をつくる人の条件は?
③投資可能金額・投資枠は?
①NASAいつからいくらから始められる?
NISA制度は2014年1月からスタートしています。
証券会社や銀行でNISA口座をつくることで
何時からでも始めることができます。
後述しますが、全会社を調べたわけではありませんが
ほとんどの銀行証券会社では
NISA口座をつくる前に一般口座・総合口座の作成
(銀行・証券会社で呼び名は違います)
する必要があります。
金額は1年間に100万円が上限と決められて
います。例えば10万円づつ10回買うのもOK
毎月決まった金額を投資する「積立法式」の
商品もあります。
もちろん50万円を積み立てにして
残り50万円をお好きな株式に投資する
という方法もあります。
先ずは月々1万円くらいからスタートして
なれたら徐々に投資額を増やす方法もあります。
②NISA口座をつくる人の条件は?
大人ならだれでも利用できます。
具体的な口座作成条件は「日本在住で
20歳以上」が条件になります。
口座開設に必要な書類は住民票だけで、
学生でも20歳を超えていたらOK
外国人でも日本に住んでいれば口座を
作ることができます。
口座は一人について一つしか開くことができません。
一人であちらの銀行に一つこちらの証券会社に
一つは無理です。
ただおじいちゃん・おばあちゃん・20歳以上の
子供も家族みんなが作成することができます。
また子供への贈与という形で、おじいちゃん・おばあちゃん
が生前贈与で毎年100万円ずつ贈与し、その資金で子供
がNISAをつかって投資すると贈与税はかかりません。
なおかつNISA口座から上がる収益は、贈与税や所得税
の対象ではなく非課税で、上手な節税が図れます。
かなり有利な節税方法です。
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③投資可能金額・投資枠は?
NISAについては少額投資非課税制度と
名前にあるように、投資可能金額に一定の制限があります。
1年間の投資枠は一人当たり100万円(最長5年間保有可能)
トータルの保有額は500万円
制度は2014年から2023年まで10年間継続
この枠内で上限を超えない限りいくらでも
いいのです。
保有期間は最長5年2014年に買ったものは
2018年までしか保有できません。
2018年には次の3つの方法があります。
①売却
②通常の口座に移す
③6年目NISA枠に100万円を繰り入れ
残りは他で運用
まとめ
どうですか?
NISAの基本的なながれは
お分かりいただけましたか。
金額の上限、運用できる期間に
注意が必要です。
もちろん、購入した株式が下がったら、
NISAでも節税効果はまるで0
従って株式市況が長期下降トレンドにあるとき
はまったく不向きです。
そこの見極めは銘柄選びよりはるかに
重要です。
従って
①株式市場が長期上昇トレンドのときに
購入
②ある程度の優良株
でないと5年後に会社がなく
株券(今はこんなもの誰も持っていませんが)
が紙くずになってしまいます。
例えばトヨタ・NTT・JR東日本などが
5年後ないということは考えられません。
ではあとは、仕込みの時期だけですね。
現物の株式は安い時期に買って
高い時期に売る。これが大原則です。
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次回予告
NISA超入門その3
NISAで取引可能な金融商品とは?