世界一受けたい授業
日テレ系列で放送:2021年11月13日(土)19時56分~20時54分
本日の授業ではインドの英雄が登場です。
さて英雄とはどんな人物か楽しみです。
前もって調べた情報によると、通称パッドマン
アルナーチャラム・ムルガナンダムという1962年生まれの
インド人です。『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、
勲章も受賞している偉い人。
『パッドマン 5億人の女性を救った男』(パッドマン 5おくにんのじょせいをすくったおとこ、原題:Pad Man)は、2018年に公開されたインドの伝記・ドラマ映画
2018年に映画化されたのでご存知の方もおられると思います。
なんと2001年までのインドでの、生理用ナプキンの普及率は恐るべきことに12%という数字だったという…。わずか20年ほど前の話・・・ちょっと普及率低すぎ!!
これには理由があって、
あなたは信じられる?
インドでは一般人にとって高級品の域である生理用ナプキン。
アルナーチャラム・ムルガナンダムのプロフィール
アルナーチャラム・ムルガナンダム(タミル語: அருணாச்சலம் முருகானந்தம்、英語: Arunachalam Muruganantham、1961年1月7日 – )は、インドのタミル・ナードゥ州コーヤンブットゥール出身の発明家、社会起業家
彼は、生理用ナプキンを安価に製造できる機械を発明し、インド農村部での生理に関する不衛生な慣習に対する意識を高めるための草の根的な活動をしたことで知られている。
彼が発明した機械は市販の生理用ナプキンの3分の1以下のコストで製造でき、インドの29州のうち23州で使用されている。さらに、この機械を世界106か国に広める計画を立てている。
彼が登場するドキュメンタリー『ピリオド -羽ばたく女性たち-』は、第91回アカデミー賞で短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した。
2018年のインドのドラマ映画『パッドマン 5億人の女性を救った男』は、彼の発明とその後の活動を題材としたもので、彼をモデルにした役をアクシャイ・クマールが演じた。
2014年、『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。2016年、インド政府からパドマ・シュリー勲章を授与された。
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映画
現在のインドでは女性の生理はいまだに“タブー”となっていて、それは“ケガレ”とみなされているのです。ちょっと信じられないです。日本だとさしずめセクハラですね。
完全にセクハラだ!
そのタブーを破ったのが本作品であります。本作品には、実在のモデルがいて、アルナーチャラム・ムルガナンダムという1962年生まれの男性。
映画ではラクシュミカント・チャウハン(ラクシュミと愛称で呼ばれています)となっていますが南インド(映画では北インドに設定)、タミル・ナードゥ州コインバートル出身で、ほぼ映画で描かれたとおりの人生だったといいます。
北インドの中部マディヤ・プラデーシュ州の田舎、ナルマダ河に面した町マヘーシュワル。ラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、新婚で自分も共同経営者になっている鉄工場に勤めています。
新妻はガヤトリ(ラーディカー・アープテー)で、老母と未婚の妹ふたりと暮らしていました。そんな生活の中でガヤトリは、生理中は穢れ期として部屋に入れず、廊下で寝ていた。
あなたどう思いますか?自分の奥さんを廊下で寝させる❓
そして、妻は生理の処理に、清潔とはいえない古い布を洗いながら使っていることを知り、ラクシュミは綿とモスリン布で手作りのナプキンを作るが、漏れが生じたりしてうまくいかないのですよ。
このナプキン作りに熱中のあまり、ラクシュミは誤解され非難をあびることに。ガヤトリは実家に戻され、ラクシュミも都会であるインドールへ行くのでした。
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このあと都会でラクシュミはナプキンを作る機械を発明し、デリー在住の女子大生、パリー(ソーナム・カプール)がインドールにやってきていて、ラクシュミの作ったナプキンを使用したのが切っ掛けで知り合い、彼の大事な協力者となっていくのです。
映画の冒頭からビックリし、展開のうまさに感動し、笑ったり、涙ぐんだり、映画の中に引きこまれたり、インド映画もなかなか素晴らしい。
ぜひテレビで再放送があれば見て下さいね。