村上祥子(料理研究家)のプロフィール37歳で歯の病気がえぐかった件

2019年7月3日 徹子の部屋 ゲストは料理研究家の村上祥子さん
料理とは全く関係なさげに見えるが、30歳で歯を18本抜いた過去。

経験を活かして考えた数多くのレシピ本が大ベストセラーとなり料理の本の売上はなんと530万部!
生きることと、食べることは直結していると言うのが持論。



これを契機に介護食を食べる立場になったのです。37歳の若さでね。で37歳のときに18本の歯を抜いて、あご骨を割り砕き、掻爬(そうは)するという手術を受けています。突然、歯がない状態になり、介護食をいただくような立場になった。

村上祥子さんの提唱する料理、「鶏レバーの艶煮」から「太巻き」、「焼きめし」「サバ缶の煮付け」まで、紹介されているすべてが手早くできて、しかも介護者と要介護者の双方が“おいしそう!”と感じられるものばかり。

だから介護者用、要介護者用と作り分けする必要がないんです。

これは自分が介護食をたべた経験が生きています。その時料理をかみつぶすことはできなくても舌と上あごがあればたいがいのものは潰せるとわかった。

だから、自分の使命はほどよい介護食を作り、教えるのが自分の使命だと気づいたのですね。

高齢になったことで身体や口腔機能こそ衰えてはいるかもしれませんが、介護食は病人食とは区別しておきたいと考えている。

時には介護者と要介護者が一緒にキッチンに立つことを村上祥子さんはすすめています。

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村上祥子のプロフィール

福岡女子大学家政学部卒。27歳の時に自宅で料理教室を始める。一方数々の料理コンテストで入賞し、料理研究家として知られるようになる。母校で長く講師をつとめたあと、1999年マスコミへ再復帰。テレビ出演などでおなじみの自称“空飛ぶ料理研究家”。2004年の講演回数は100回、テレビ・ラジオ・雑誌・新聞などの出演回数は200回、出版した単行本は32冊と精力的に仕事をこなす。

 

40歳の頃に慢性骨髄炎を患い、5年間の闘病生活を送ったことから、食と生命の関係を重視するようになる。実は歯を18本抜いた理由はこの病気のため。

そのころから、一人暮らしの学生や高齢の方の為に簡単で健康的な料理ができないかと考えて本格的に電子レンジ料理の研究を始めたのです。

40歳の時、原因不明の高熱に悩まされ、口腔外科で慢性骨髄炎だと診断されました。

顎骨に菌が入り骨髄が化膿。歯を抜いてあごを削る手術を4年かけて10回しました。義歯を入れるまでの4年間は、歯がない状態でした。想像つかないですね。30歳大ですからね。

抜糸も済んでいない頃、ミキサー食では満足できず夫が持ってきた生ハムをこっそり食べてみたら塩気が傷口にしみて痛い。でもとても美味しい。

生きている、という実感でした。「病気だとしても、美味しいものを食べて元気になりたい」それが大切なことだと一層強く思うようになりました。

毎月宮崎の病院に「おいしい給食支援」に行っていますが、患者さんがおいしいと喜んでくださること、食べ残しがなくなることが何よりの喜びです。どんな料理方法なら便利だろうかと料理を作る人や食べておいしいと喜んでくださる方々の為に

レシピを考えています。
健康的な食生活を送るための能力を「食べ力」(たべぢから)と名づけ、電子レンジ等の器具を使った簡単な調理法を、3歳児から老齢者までの幅広い年齢層に料理を指導している。

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