羽田野弘文の村おこしは養蜂!ミツバチが育む山郷 推進プロジェクトとは?

人生の楽園 9月3日(土) 18:00~ ABC系列で放送

 

9月3日の人生の楽園の主人公は羽田野弘文さん(63歳)です。

東京から単身で大分県豊後大野地区にUターンし、養蜂を始めました。地元出身の羽田野弘文進学を機に上京しました。東京では旅行会社やイベント会社で働き、妻の弘子さんと27歳で結婚。お盆や正月には必ず家族とともに、故郷に帰省。

 

帰省のたびに母校が廃校になったり、空き家が増えたり寂しい話ばかりが耳に入ってきます。「故郷を何とかしないといけない」活気づけたいと強い使命感に突き動かされた羽田野弘文さんは村おこしをする方法をあれこれと思索することになります。

 

かって鳥谷地区では、自家用に巣箱を設置しはちみつをとっている家が何軒かありました。

そして考えついたのは「養蜂」それも数が少なくなったニホンミツバチによる養蜂です。ニホンミツバチはセイヨウミツバチより飼育が難しいのです。

 

急峻な山間部ではなかなか産業が根付きにくく、「養蜂なら成功できる」と考えたのです。

羽田野弘文さんは、在職中からもう勉強を始め、60歳で退職すると、2013年家族を東京に残し単身帰省した羽田野弘文さんは養蜂をスタートさせました。

 

羽田野さんがかっているのは日本固有種のニホンミツバチ、非常に気まぐれな性格を持ち、巣箱に定着しても何かのキッカケで一斉に逃げ出してしまいます。

頻繁に採蜜できず、年に一度秋だけに蜜を取ることができます。

 

にほんみつばち

ニホンミツバチは年間を通じてさまざまな花から蜜を集めてくるので、深い味わいの密になります。

まちおこしの夢を持ちながら、単身で頑張る羽田野さん、休耕田で作った野菜などを中心にして自炊しています。家族と離れ寂しい生活です。

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いつか夢を叶え家族に喜んでもらいたいそうです。

日々の活動で養蜂場を見て回り巣箱をチェック、蜜の具合を確認したり掃除をしたりします。

最近では故郷のために頑張る羽田野さんに賛同し協力してくれる仲間もあらわれました。地域の数人が来年からハチを飼いはちみつ生産に協力してくれることになりました。

 

妻の羽田野弘子さんが東京から訪ねてくることに、とった蜜を一緒に瓶詰めし、町の特産となる製品が誕生することに。

故郷に活気を取り戻そうとする羽田野弘文さんの頑張りにスポットをあてています。

 

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ミツバチが育む山郷 推進プロジェクト

連絡は下記まで

〒879-6331 大分県豊後大野市朝地町鳥田1353-7

電話 : 0974-74-2552 携帯 : 090-3471-7155

e-mail   : nihon-mitsubachi @oct-net.ne.jp

携帯mail : nihon.mitsubachi.1@gmail.com

日本ミツバチは、古くから日本に生息する在来種です。一般的に認識されているミツバチと言えば、明治初期にアメリカより養蜂技術と共に移入された西洋ミツバチのことです。

それ以来、日本ミツバチは養蜂に適さず、野生として生きて植物の交配を担い、森を育て自然を守ってきました。しかし、環境破壊や天候不順、農薬使用等の影響で減少傾向にあります。

私たちは、日本ミツバチを保護することにより、日本の植物に適した交配能力で森を育み自然を守ってもらい、共に栄えることを目指します。

 

セイヨウミツバチとは

せいようみつばち

セイヨウミツバチは、もともとはヨーロッパやアフリカに生息していたミツバチです。はちみつをたくさん集める性質をもっているので、世界中に輸出されました。

例えば、マヌカ蜂蜜で有名なニュージーランドにも、もともとセイヨウミツバチはいなかったのですが、輸入されて現在ではたくさんはちみつが生産されています。

日本にも、明治時代にセイヨウミツバチが輸入されました。

また、セイヨウミツバチのほうが、家畜として扱いやすいだけでなく、近代的な飼育技術と共に輸入されました。

このため、商業的な養蜂にはセイヨウミツバチが用いられています。

ただ、天敵のオオスズメバチへの対抗策を持たないため、野生化はしていません。

また、セイヨウミツバチを趣味で飼う人もたくさんいます。

最近、日本各地で発足しているミツバチプロジェクトも、セイヨウミツバチをメインに飼育しているところがほとんどです。

 

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