資格取得の目的は明確にしよう
学生・社会人に拘わらず
資格取得は永遠のテーマ
学生はまず就職に有利なTOEICなどを
受けることがおおいです。
学生の資格取得
就職内定が出れば会社から入社前に
TOEICを受けるよう指示が出ることが多いです。
特に海外出張がおおい、メーカーや商社など
ここでいい点を取っておくと、海外要員に
抜擢されたり、海外出張が多くなったりします。
海外勤務が嫌さに、ホントはできるのにわざと
低い点を取る人もいます。
社会人の資格取得
これはいろんなパターンがあります。
① 資格マニア
とにかく今の自分の仕事に関連なく
資格試験を受けるのが趣味のひと
今の自分の仕事に関係なく趣味で受けるので
会社側の需要と一致すれば
かなり有難がられる。
しかしまったく会社で必要ない
資格を取りつ続けても
あの人は資格マニアとみられるだけで
会社からありがたがられることは少ない。
②会社の必要性から
これらの資格は
宅地建物取扱主任者・公害防止管理者
旅行業務取扱主任者・防火管理者
調理師・食品衛生管理者・測量士
乙4危険物取扱主任者
フィナンシャルプランナー
貸金業務取扱主任者など
上記の資格で独立するというより
会社の事務所や店舗で必要な資格です。
もちろん宅建資格を持っているから
不動産業で独立するというオプションも
あることはあります。
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③ 独立前提に資格を取る
このパターンは有資格者がいないと営業出来ないもの
税理士・弁護士・一級建築士・弁理士・社会保険労務士
司法書士・行政書士・マンション管理士・公認会計士等
有資格者がいないと・・・税理士事務所などと
名乗れない資格です。
いわゆるコンサル系の資格ですね。
上記の資格はほぼ独立が前提でした。
有資格者が1名以上いないと、事務所が
開業できない資格ですね。
しかし最近はのき弁という言葉があるように
最高資格の弁護士でも、食っていくのが
難しい事態です。
弁護士会の会費が払えない弁護士がいる
という笑えない話を知り合いの弁護士から
ききました。
従ってこういう業務独占資格
を取っても食っていくのが難しい時代です。
仮に資格を取っても、公認会計士や税理士
弁護士が企業の一部門で働くということも
多くなっています。
ほぼ20年ほど前までは、上記の資格を持って
独立すればよほど腕が悪くない限り、
人あたりが極端に悪くない限り
食っていくのに困るということは
無かったと記憶しています。
まとめ
- 資格を取ったからといって楽に
暮らしていける時代ではない
- 将来のことを見据えて資格を
いかす計画が必要
- 資格でも取っておこうか
という軽い気持ちで取り組まないほうがいいです。
- 資格+その資格者のアピールポイント
一例 最近CMでもおなじみ
弁護士+過払い金請求の専門
税理士+フリーランス専門
行政書士+外国人帰化申請専門
こういう特化型の資格者像を自分なりに
作っていくのも一つの方法だと思います。
いわゆる資格の専門店化ですね。
ただし資格取得が趣味のひとは止めません。
勉強することはいいことなので。
無駄に時間を過ごすよりは有意義です。
まずは
業務独占資格をめざす
というのも一つの選択肢です。
業務独占資格とは、特定の業務に際して、
特定の資格の免許、免状等を有する者だけが
業務を行うことができ、資格がなければ
その業務を行うことが禁止されて いる資格のこと。
長時間の勉強を必要とする資格から、
大学や専門学校における特定の学科を
卒業することで取得できる資格や、
特定の講習と修了試験に合格す る
ことでで資格が与えられる資格もあります。
資格を有していることで専門性の高い仕事に就業し、
将来的に独立も可能な資格も多くあり、
社会的な信用度も高い資格です。
具体的にはこれらの資格です。
公認会計士 ・外国公認会計士
弁護士・外国法事務弁護士
税理士
医師・歯科医師
弁理士
一級建築士
一級水先人
不動産鑑定士
行政書士
司法書士
土地家屋調査士
社会保険労務士
薬剤師
獣医師
海事代理士
海事補佐人
二級水先人
測量士
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