じっくり聞いタロウ ~スター近況(秘)報告~
2020年3月12日(木) 24時42分~25時30分
飯田真弓(税理士)が出演します。
飯田真弓税理士事務所、アート・アセスメント代表
■経歴
昭和57年3月:京都府立城陽高等学校普通科卒業
昭和57年4月:初級国家公務員試験採用(普通科女子一期生)
税務大学校大阪研修所に首席で入校
昭和58年7月~平成20年7月
大阪国税局管内の税務署で勤務
国税調査の最前線で個人事業者の調査を担当、
延べ700人あまりの経営者の調査を行う。
平成14年4月~平成18年3月:放送大学教養学部に在籍、卒業。
平成20年7月:国税を退職。
平成20年9月:セラピスト&メンタル税理士として独立・開業。
国税調査で培ったノウハウと大学、その他で学んだセラピストとしての知識と持ち前の感性で、日本の中小企業の企業力(人間力)をアップさせるための支援業務を行う。
■資格
税理士
認定心理士
日本カウンセリング学会正会員
■近況活動
平成20年11月 国税大阪主催「こころと身体の子育て講座」で講師を務める。
平成21年7月 朝日放送「おはよう朝日です」で、エコラージュ・セラピストとして紹介。
平成21年6月 (社)大阪市西成区社会福祉協議会「子ども・子育てプラザ」主催「コラージュ講座」で、講師を務める。
平成21年8月 エヌ・ジェイ出版販売㈱主催 一日集中講座
「元国税調査官が語る 税務調査―その対応策」にて講師を務める。
平成21年9月 NHKニュース「おはよう関西」で、コラージュ・セラピストとして紹介。
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■主な執筆実績
平成25年9月 『税務署は見ている。』(日経プレミアシリーズ・日本経済新聞出版社)
平成26年1月 『週刊 東洋経済』2/1号『大増税が来る!!』
~ラブホテルから定食屋まで税務署はここまで見ている。~
平成26年11月~ 日経電子版「マネー」に「税務署は見ている」を隔週火曜日、連載中
平成27年6月 『B勘あり!』(日本経済新聞出版社)
『税務署は見ている』の中の言葉
税務調査官を「燃えさせる三つの言葉」というものが存在するようだ!
自営業の法人の代表者はこれを知っておいた方がよいですね。
これは税務署内の「特定機密」!?
①「そんな何年も前の話、覚えている訳ないだろ!」
いってはいけない言葉。これを言うとホボ黒認定。
②「全部顧問税理士に任せているんだ!」
それはそうだけど、協力姿勢が全く見られない?
③「勝手に調べてくれ!」
③が特に最悪かも、テレビ番組の税務調査の場面でもよく聞くセリフです。
脱税していますと言っているような投げやりな態度はよくありません。
なおサラリーマンの副業についても一定以上の収入があれば申告義務があります。
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飯田真弓(税理士)によると
「月当たり16,666円以上」が「申告ライン」
副業はいくら以上儲かったら申告をしないといけないのか。所得税法では、本業が会社員である場合、それ以外の所得金額が年間20万円を超えれば、確定申告をしなければならないとなっている。
年間20万円を月額にしてみると、16,666円。どうだろう。あなたの副業の1カ月あたりの儲けは、16,666円以下だろうか?
「会社員の副業なんてかわいいもんで、税務署はそんなことまで調べたりしないんじゃないの……」とたかをくくっていると、税務署から手紙が届くかもしれない。
税務署からの手紙を無視するとどうなるか
税務調査の最盛期は、ナナジュウニと言われている。ナナジュウニとは、7月から12月にかけての期間のことだ。ちょうど今の時期だ。
国税の事務年度は、7月から始まる。国税の世界では、7月から12月を「ナナジュウニ」、1月から確定申告の前までを「カクシンマエ」、確定申告の間を「カクシンキ」、確定申告が終わった3月末までを「キゲンゴ」、4月から6月を「ヨンロク」と呼んだりしている。
何事も前倒し。7月から12月の期間は、事務年度の始まり、調査官のメンバーも一新。その上、期間も4カ月と長い。追加の税金がとれそうな案件から税務調査に着手するという風潮があることから、ナナジュウニは大口案件を手掛けることが多いのだ。
一般的に税務調査は、担当の調査官が調査対象者に電話をすることで始まる。税理士が入っている場合は、税理士に電話をする。
では、副業のような案件はどうやって税務調査の連絡をするのか。副業で稼いでいるにも関わらず、申告をしていないような場合。副業を行っているものに本業があることは、税務署も承知している。なので、まずは、自宅に手紙が届くのだ。普通郵便で……。
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