瀧見サキは靴のデザイナーです。
25歳のOLから転身した。
セブンルール【ハイヒールなのに痛くない…靴デザイナー瀧見サキ/仕事と育児密着】
2017年6月13日(火) 23時15分~23時45分 フジテレビ系列に瀧見サキが出演します。
瀧見サキが生み出す靴は、エレガントで甘美なデザインでありながら、履き心地がよくて動きやすい。
ハイヒール=足が痛いという常識を覆し、「女性たちを幸せにする」と言われています。
代表作の「カトリーヌ」をはじめ、彼女が立ち上げたブランド「SAKIAS」の靴は、有名ファッションデザイナーやモデル、伊勢
丹のバイヤーからも注目を集めています。
そんな瀧見さんがハイヒールに目覚めたのは、自身のコンプレックスからだそうです。
瀧見サキさんは幼い頃からガリガリの体型で、思春期を迎えても体が女性らしくなかったのです。
そんな悩みをもった中、初めてハイヒールを履いて“女性の目覚め”を感じたのです。
「心をわしづかみにされた」と言っても過言ではありません。
学校を卒業後、普通の会社員として働いていたが、10万円のハイヒールを買ってお洒落した時にスゴい疑問をいだいたのです。
「こんなに高いのに何で足が痛くなるんだろう…。自分で作れないかな?」全くユーザーとしての素朴な疑問。
ハイヒールは足が痛いが我慢しておしゃれのために履くと言うのはそれまでの女性の常識でした。
この思いが原点になり、瀧見サキさんをして会社を辞めさせ、靴作りの世界に飛び込ませ、ゼロから足が痛くないハイヒールの
作り方を学ばせたのです。
セブンルールでは彼女のショールーム、アトリエに密着し、本棚やデザインを書き留めたスケッチブックなど、彼女のアイデア
の源泉も映し出します。
そこには育児をしながら、靴作りにこだわり続ける生活がありました。
彼女にとって、ハイヒールとは一体何なのか? そして、そんな彼女が普段からしている「セブンルール」とは?
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瀧見サキのプロフィール
生まれ:1977年生まれ。
大学卒業後に留学、帰国後は企業に勤めるが、靴の世界に興味を持ち、靴作りの専門学校に入学する。
学校で学んだ伝統的な靴づくりと独学で学んだ解剖学、シューフィッターの観点から考察を重ね、2012年自身のブランド《サキアス》をスタートする。
【SAKIASのカトリーヌ】
10万円の高価な靴を履いた日も、手頃なパンプスを履いた日も、どちらにしても足が痛くなりますよね。
デザインの違いはもちろん理解できるのですが、ハイヒールだけは、値段が高ければ痛くないという理屈が通らない。
瀧見サキさんがその謎にはまってしまったのが2000年頃です。
それまで服飾を学んだことがなかった彼女。
ハイヒールが階級社会の象徴だと知るのが人より遅かったというのもあります。
ハイヒールを履く日は車で移動し、立っている2時間は“アクセサリー”として痛みを我慢する。女性を美しく見せるための道具だとはじめから理解していれば、そこまで探求することもなかったのでしょうが、東京ではどこに行くにもその一足で動きますよね。
オフィスワークをしていた当時の生活を思い返しても、ハイヒールで出かけたら、一日中その靴で過ごしますから、毎日どうしたものかと。それで仕事を辞めて、靴の勉強をはじめました。
ブランドを立ち上げようという目標は特になく、目的は痛くないハイヒールを作ること、ただそれだけ。
そして10年かけ、ようやくカタチになったのが、プラットフォーム2cm、ヒール9.5cm、
底材にEVAを使い、アンクルを覆う羽のようなカバーにシューレースを施したピープトゥの“カトリーヌ”という靴です」
コンフォートシューズを研究した
「靴の種類に、コンフォートシューズというのがあるのをご存知ですか?ドイツの病理学が元になった靴で、外反母趾とかトラ
ブルを治療するためのもの。
瀧見サキは例えば《ビルケンシュトック》もそのひとつ。ハイヒールでの問題が「痛み」なのであれば、これが役立つかも!とひらめきました。
コンフォートシューズの本を読みあさり、著者の先生に会ったりもしました。
そうしているうちに、足底板を作製しているドイツ整形靴技術者の方に出会うことができたり。こうした相談を受けたのは初めてだとおっしゃっていましたが、ハイヒールを履いた状態のつま先立ちの模型を作ってもらったんです。それで意識改革ができました」
SAKIAS(サキアス)靴の購入は
新宿伊勢丹やセレクトショップ「STUDIOUS」で購入することができます。
SAKIAS(サキアス)通販は
いずれも中古品になります。
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