5月28日(日)がっちりマンデー!!で ゴリップの勝山昭社長が出演します。
ゴリップは外食産業で肉関係の業態を展開しています。
サムギョプサル専門店『ベジテジや』や熟成ステーキ専門店『Gottie’s BEEF』
牛カツ専門店『京都 勝牛』、肉が旨いカフェ『NICK STOCK』と
土日祝日は満席続きの人気店を輩出したゴリップ。
この一員として特別な存在を常に目指し、
ゴリップでしかできないことを生み出す仕掛け人として、
まずは既存店舗での店舗業務からスタートします。
また社員から独立制度を利用し店舗オーナーになる道も用意されています。
年商は2016年見込みで63億円です。
- 本社
- 東京都、京都府
- 資本金
- 3,000万円
- 売上高
- 63億円(2016年見込グループ連結)
- 従業員
- 1500名(正社員/120名,AP/1380名 グループ連結)2017年1月時点
京都牛カツビジネスモデル
京都勝牛は2014年に京都でスタートしましたが、その3年前くらいから企画を温めていました。いかに強い業態を作っても、1つの業態だけでは時代の波に左右されることが多いからです。
せめて強い業態を5つ持とうと考え、その中のひとつが京都勝牛のコンセプトだったのです。
ありとあらゆる食べ物があふれ返っています。今から完全に新しい食べ物を生み出して根付かせるのは難しいと思います。ですから『誰も食べたことがない新しい食』という発想ではなく、京都勝牛では『小さくてもナンバーワンの日常食』を目指したのです。
「トンカツは専門店があるのに、ビフカツはなぜ無いんだ?」という素朴な疑問と、「ビフカツをトンカツと同じ価格帯にすれば、日常食として浸透するはず」という、単純な発想がキッカケになったといいます。
京都牛カツでは、すでに1,700億円ぐらいあったトンカツのマーケットのうち『3割のシェア』をビフカツで取ろうと目標設定しました。
決めたルールは『トンカツより高価にしないこと』でした。
ソースでだけでなく色々な食べ方を提案しようと考えました。呼び方も『ビフカツ』だとデミグラスソースのイメージが強いので、『牛カツ』にしようと決めたのです。
今、京都勝牛で打ち出しているのは、『1食で4通りの味わい』です。わさび醤油やカレーのつけ汁まで用意して、食べる人によって、食べ方のストーリーみたいなものが作れる牛カツを提案しています。
牛カツの競合相手は多数います。
そこで、京都牛カツでは、いち早くブランドを定着させるために、高速出店で牛カツの地域一番店を目指しました。
今後はFC店の出店にも力を入れるそうです。
高速出店をするとゴリップ全社で人材不足となります。
飲食業で従業員が不足するというのは死活問題です。
そこで、皆で解決しようと考え、『全員人事部』という制度を作りました。全社員の名刺に『人事部』の肩書を入れ、人事の仕事を担ってもらっています。
勝山昭社長の求める人物像は
入社の段階で、資質や経験など求める人物像はありません。持って生まれたものや人生経験など、人によって差や向き不向きはあるとは思いますが。それよりもむしろ、会社の理念やビジョンを見て、一緒に成長させようと思ってくれる人であればそれでいいです。
まとめ
後発の外食産業にとって地域一番店を目指すのは的を射ていると思います。
【追記】
6月6日(火)ガイアの夜明け
ゴリップの京都牛カツが取り上げられます。
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