がっちりマンデー!!「イケア」登場!世界最大級の家具屋さんの儲かりのヒミツ!
2017年9月3日(日) 7時30分~8時00分
イケア・ジャパン株式会社で広報部長として働く岩﨑有里子さん。
現在34歳で、ふたりの子どもを育てるお母さんでもあります。大学を卒業後、新入社員としてイケア・ジャパンで働きはじめ、二度の産休と復職をご経験なさっています。
外資系のいいところ。
キッチと産休制度は行使できます。
店舗も含めると、イケア・ジャパンには3000人近くの従業員がいるそうです。
岩﨑有里子部長によると「スウェーデン、オランダ、イギリスなど、日本人以外のスタッフも多いです。ここだけでも10カ国ほどの人々がいるでしょうか。さまざまな国に展開していますから、母国で入社して転勤で日本へ来たり、こちらで結婚をしてそのまま働き続けたりする人もいますね」
岩﨑さんは2013年に第一子を、2015年には第二子をご出産され、産休を経て、2016年3月に復職します。
ご主人やご両親のサポートにも支えられながら、岩﨑さんは上海やスウェーデンといった海外出張もこなすパワフルな一面も。
岩﨑有里子の働き方
「イケア・ジャパンはフレックスタイム制で、10時から16時がコアタイムになっています。
岩﨑有里子さんはだいたい9時に出社していますね。7時45分くらいには保育園へ子どもを送り、8時過ぎには車でオフィスに着いて、9時から業務スタート。
お迎えがある時には16時45分頃には退社するのですが、週2回は主人にお迎えをお願いしているので、その時はちょっと長めに19時くらいまでは仕事をしています」
岩﨑さんがお住まいの地区は、保育園の入園希望者が多く、預け先がなかなか見つからないことも多いそう。岩﨑さんの復帰を助けてくれたのは、オフィスすぐそばに設けられた「Dagis(ダーギス)」と呼ぶ保育所だったといいます。
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働き方と育児は
「オフィスのすぐ隣なので、具合が悪くなった時にサッと見に行けるのと、ミルクに切り替えていない時期の授乳は助かりました。Dagisを利用しながら保育園を探せたので、ここがなければ復職はもっと遅くなっていたはずです。
子どもにDagisでの話を聞くと、外で遊び、自然とたわむれる時間が多いようです。雨でもレインウェアを着て、外へ出かけるみたいです。
初代の園長がスウェーデン人だったこともあって、そのあたりはスウェーデン流といったところでしょうか。インターナショナルな従業員が多いので、子どもたちもさまざま。その触れ合いも嬉しいポイントかもしれません。
Dagisのときは、それこそ毎日でしたけれど、子どもを連れて出社することもあります。今では青と黄色のものを見ると『ママのかいしゃ』っていうそう(笑)」
イケアで働くきっかけ
「岩﨑有里子さんは新卒採用1期生でイケア・ジャパンに入社しました。まだ店舗もなかった頃ですが、彼女には馴染みのある会社でした。
幼い頃に習っていた英会話の先生がスウェーデン人だったんです。クリスマスやハロウィンといった文化に触れる機会もあって、もともと親しみがありました。
それから、高校2年生の時に1年間スウェーデンへ留学しました。せっかくの海外なので英語圏以外がいいなと考えた時に、両親も『安全な北欧なら……』とOKを出してくれたのは感謝しています。
留学してみると、イケアをよくオススメされたんですね。どの家庭に行ってもカタログがあり、ホストファミリーにも店舗へ連れて行ってもらい、岩崎さんもすっかりイケアとスウェーデンが大好きになってから帰国しました(笑)。
大学では国際関係を専攻していたのですが、イケアが開発途上国のサポートをする活動を知りました。
企業活動を通して社会貢献できる会社もあるんだなって漠然と思っていたところに、大好きなイケアが社員を募集していたので真っ先に申し込みました」
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