がっちりマンデー!!【★高級チョコ「ゴディバ」売上げ7年間で3倍のヒミツ!!】
2019年6月16日(日) 7時30分~8時00分 TBS系列で放送
ゴディバ・ジャパン代表取締役のジェローム・シュシャンが出演します。
日本での売上げが7年間で3倍!なぜ日本でそんなにも伸びているのか、店舗・接客・商品の秘密を探りました!
ジェローム・シュシャンの経歴
1961年フランス、パリ生まれ。
HEC Paris経営大学院卒業。
1983年、大学在学中に「禅」を学ぶため旅行で初来日、ヒッチハイクで永平寺を目指した。
以来、日本文化に興味を持ち、29歳で弓道を始める。
平成4年日本好みに拍車がかかり日本女性と結婚
平成17年リアドロジャパン代表取締役社長に就任 再来日
平成18年リアドロのひな人形・5月人形が大ヒットし業績を40%伸ばす。
フランス国立造幣局、ラコステ北アジアディレクター、LVMHグループ・ヘネシーのディレクター、リヤドロジャパン代表取締役社長などを経て、2010年ゴディバジャパン代表取締役社長に就任。
「お客様にハピネスを届ける」と言う理念のもと、様々な施策を実施して、5年間で売り上げ2倍を達成。
弓道の精神がビジネスにも寄与していると説く。
2010年国際弓道連盟理事就任、2013年弓道錬士五段取得。
著書
『ターゲット~ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?』高橋書店
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弓道とビジネスの関係
ゴディバジャパンはジェローム・シュシャンが社長就任5年間で売り上げ2倍を達成した。
今の時代どんなビジネス戦略を立てれば、このような結果が出るのか。その答えは結果を出せるビジネスの正しい姿勢を、長年続けている弓道から学んだジェローム・シュシャン。
弓道には「正射必中」という考えがあります。
これをビジネスに置き換えると、「お客様のことを本当に考えてよい商品を作っていれば結果は必ずついていく」という意味です。これは当たり前のことかもしれませんが、実際の仕事進めていくと利益率や効率性、売り上げや職場の人間関係に惑わされ、実現することの難しさに気づかされます。
ジェローム・シュシャンさんの場合弓道の教えがあったからこそ、ブレることなく「正射必中」の考え方を貫き通せたのだということができます。
弓道の世界は、自己との戦いです。競争相手や自分の置かれている状況は一先関係ありません。そこにあるのは自分自身と的のみ。全ては自分の手にゆだねられています。
結果の責任はすべて自分自身にあるのです。ジェローム・シュシャンさんはこの考え方に自己を確立し成長させるための知恵や、周りと自分の関係を改善するヒントがあるのではと直感し、弓道を始めたのです。
ビジネスと弓道のような伝統文化の世界は、一見かけ離れているように見えます。
時代とともに目まぐるしく変わるビジネスの世界。
これと対極にあるのは何世紀にもわたり、変わることのなく伝統が受け継がれている弓道や華道や茶道などの世界です。
この2つの世界は融合することはほとんどなかったのです。
フランス人のジェローム・シュシャンは日本社会のルールや既成概念にとらわれることがなかったため、弓道とビジネスの世界に共通点を見出すことができたのです。
彼は的と射手の関係が、お客様と企業との関係に似ていることに気づいた。お客様はターゲット。企業は射手に置き換えられるのです。弓道を通じた頭の切り替えは、時に新しいインスピレーションや発見につながり、仕事の楽しさをジェローム・シュシャンに与えたのです。
ジェロームさんは日本で弓道に出会い、国際弓道連盟理事、弓道錬士五段の達人でもあります。もともと自分の心を鍛えるために始めた弓道から、様々な経営の本質を学びました。
その中でも、的に当てるためには、的に執着してはいけないことを知り、経営に応用することで、前述した驚くべき結果を手にしています。
業績や売上に固執するのではなく、もっと大切なことに集中する。そうすることで、必ず的を射ることができる、つまり望む結果が手にできる、、、
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ジェローム・シュシャン氏の成功を掴む言葉
●的ばかり考えると他のことが見えない
●お客さまは常に新しいものを求める
●雑念は良くないと認識することがステップワン
●日本人は夢が足りない
●スピードとクリエイティビティが勝つ