2月17日(土)人生の楽園
テレビ朝日系18:00~18:30
京都市左京区久多が舞台です。
京都市中心部から車で約1時間、
市最北端にある久多(くた)。
山々に囲まれた、約90人の小さな集落です。
この久多の地で民宿を営む奥出一順さんが主人公です。
京都市左京区といってももう福井県と
県境を接している僻地です。
京都市左京区の最北端に位置する久多は、
花笠踊や川地蔵、松上げなど
多くの年中行事がおこなわれる。
久多のシンボルフラワーとなっている
北山友禅菊は薄紫色の清楚な花で、
7月末から8月上旬に見頃を迎える。
4~6月の渓流釣りシーズンには多くの人が訪れる。
そういう自然に恵まれた地域で民宿を開いた。
民宿「おくで」
農家民宿 おくで
アンティーク家具や山野草の生け花で設えた
築250年の古民家で宿泊。
堂々の古民家です。
四季折々の蕎麦懐石がいただけます。
≪体験のお品書き≫
野菜づくり,蕎麦打ち,苔庭づくり,
山菜採り,お餅つき,藁細工など
の農家体験があります。
所在地:左京区久多中の町111
電話番号:090-8758-4117
アクセス
公共交通機関を利用の場合〜
㋑
JR湖西線“堅田駅”→江若バス“梅の木”停留所→車にて送迎
※江若バスについては1日の運行数が限られますのでご注意ください。
(50系統/堅田葛川線・細川行き/片道Y1,150)
[月〜金]
(1) 8:50発→ 9:41着 (2) 18:45発 →19:36着
[土日祝]
(1)8:50発→9:41着 (2)13:56発→14:47着
㋺
JR湖西線“堅田駅”→お車にて送迎
㋩
京都バス“野村別れ”停留所(大原ファミリーマート前)→お車にて送迎
久多は豊かな山の恵みに浴した地域である。
古くからとちの木の実がたくさん穫れ、その実で作る、
とち餅は美味しいと評判である。
また夏は鮎やいわなの渓流釣りで、
キャンプ場も賑わっている。
ぜひ一度この自然の恵みを味わいいにきてほしい。
次回は、京都市の最北端に位置する左京区久多が舞台。
この地に移住し、農家民宿を営む奥出一順さん(52歳)と
妻の奥出留美さん(52歳)が主人公です。
京都府出身で中学生時代から付き合っていた
お2人は24歳で結婚。
結婚後は海外で仕事がしたいとの
一順さんの希望でアメリカとイギリスで暮らし、
一順さんは鮮魚の運搬や販売の仕事をしていました。
29歳の時、長男の誕生を機に帰国。
京都のスーパーで鮮魚の買い付けの仕事に就き、
早朝から深夜まで仕事に追われていました。
そんな日々を過ごしている中で、
家族との時間を犠牲にしてまで働くことに
疑問を感じ始めた一順さん。
ある日、知り合いに誘われて夫婦で久多を訪ねます。
初めて訪れた久多の風景にすっかり魅了されたお2人は、
久多に畑を借りて休日に農業を始めます。
更に「子供たちをこの久多の自然の中で育てたい」と
考えるようになりました。
そして、2001年に築250年以上と言われる古民家を購入。
立派な梁のある古民家です。
2年後に家族で久多に移住し、
本格的に久多での暮らしをスタートさせました。
自然と寄り添う久多での暮らしを満喫していたご夫婦。
やがて息子2人も独立し生活に余裕が出来たお2人は、
「自分たちが大好きになった久多の暮らしを、
沢山の人に体験して欲しい」と考え、
2015年5月に京都市で第一号となる
「農家民宿・おくで」を開業しました。
久多の自然に魅せられ移住した奥出さんご夫婦の日常と、
お2人を温かく見守り、支えてくれる
地域住民との交流など、
冬の山里暮らしを紹介します。