食品ロスを仕組みで解消「KURADASHI.jp」
NHK「サキドリ」
2015年10月25日放送分
毎週日曜午前8:25~8:55
やればできる!”食品ロス”削減大作戦
でとりあげられました。
ショッピングサイトとして
社会貢献(NPO法人への寄付)
廃棄処分食品の削減
消費者に安く商品を提供
という一石三鳥の優れたシステムです。
ショッピングサイトで食品ロスを解消
有名店の味を再現したラーメン。
ラーメン大好きの子供たちにも好評
このラーメンセットをまとめ買いしたお母
もなんだか自慢そう。
「5400円のものを、980円で購入しました。」
そのヒミツは格安通販サイト。
KURADASHI.jpというショッピングサイト
麺類や飲み物など、どの商品 も割引率が
50パーセントから90パーセント
どうしてこんなに安いのか。…それは、賞味期限が近いから。
通常の流通ルートには乗せられなくなった
商 品がを低価格でWEBの
ショッピングサイトで販売されているんです。
通 販サイトを運営するこちらの会社では、
およそ200社の商品を扱っています。
賞味期限切れまじかといっても
十分に期間は残されています。
もちろん、WEBには賞味期限は
明記されています。
蔵出し.jp(KURADASHI.jp)の設立理由
去年会社を立ち上げた社長の関藤竜也さん。
企業のコンサルタントとして
食品流 通の現場に深く関わる中で、
食品ロスを減らす仕組みが必要だと考えたそうです。
「メーカーさんや卸さん、一般の小売店さんと
お話した時に『実は悩みは一緒で す』と。『購入に至らずに
そのまま廃棄に至るのは大変苦痛を伴う』と。」
で もなぜ、多くの食品が廃棄されるのか。
それは、食品流通の業界に広がった商慣習、
『3分の1ルール』というものが大きくかかわっているそう。
ま ず、製造日から賞味期限までの期間を3等分します。
商品は、最初の3分の1の期限が経過すると、
メーカーや卸から出荷できなくなります。
小売店も、賞味 期限まで残り3分の1を過ぎると、
店頭から撤去。もしくは店舗で特売する場合もあります。
こうして、それぞれの段階で売れ残った商品が、
まだ食べられるのに廃棄されるのです。
これは非常にもったいないと
誰でも考えることです。
ただ考えることと、実行することは
大違い。関藤さんはそれを実行した
ここに大きなポイントがあると考えます。
スポンサーリンク
蔵出し.jp(KURADASHI.jp)の社会貢献とは
KURADASHI.jpのもう一つの
おおきな特徴
企 業の食品ロスを減らすために
関藤さんが考えた仕組みは、ちょっと意外なものです。
それは、サイトに商品を出すと
社会貢献ができること。
医療や貧困、災害などの 分野の支援団体に、
販売価格の3パーセントから10パーセントを
寄付するようになっています。
企業は商品を出すことが企業の
イメージアップにつながるた め、
廃棄予定の食品を再び流通
させることに前向きになれるというのです。
社会企業として廃棄するより
上手に販売し、各種団体にも
寄付が可能、企業イメージアップ
にも大いに役立ちます。
一石二鳥です。プラス安く売ることで
消費者も満足。一石三鳥のシステムですね。
KURADASHI.jpより転載
![KURADASHI.jp](https://adpeak.net/wp-content/uploads/2015/10/KURADASHI.jp_.png)
まとめ
消費者のメリットは
KURADASHI.JPで商品を
買うことによって
各種団体に寄付が可能です。
ふるさと納税は地方公共団体への
寄付です。
KURADASHI.jpではNPO法人への
寄付が中心です。
KURADASHI.jpのWEBのシステム
は非常によくできています。
しかし唯一の欠点は
少人数家族 例えば単身や2人家族
では量目がある程度多いため
例えばおかき 2kgといわれても
消費するのが困難かもしれません。
4人~5人家族では消費に
無理はないでしょうね。
こんな記事もどうぞ!
ALSOKの有害鳥獣対策が注目!減るハンターや増える鹿の農地荒らしを防ぐ
スポンサーリンク