1/28(木)発売小保方氏著書「あの日」
小保方氏は真実をどこまで語るのか
STAP細胞研究不正問題で撤回された論文の著者、小保方晴子氏の手記が出版される。タイトルは「あの日」。朝日新聞が報じた。小保方氏手記のまえがきの一部が公開されました。
私は誰の期待にも応えられない自分に失望してばかりの人生を歩んできました。そのような人生の中で、初めて顕微鏡下で観察した生きた細胞は本当に美 しく、顕微鏡を覗くたびにいつも何か新しいことを教えてくれ、ドキドキしたりワクワクしたりする素直な気持ちを何度でも呼び覚ましてくれました。
それは、等身大の自分にも何かできることがあるかもしれないと努力する力と、未来への希望を与えてくれるものでした。
STAP細胞の研究中は、細胞の不思議さに魅了され、自分なりに一生懸命に実験に取り組んでまいりました。そのためSTAP細胞論文の執筆過程においても、私は誰かを騙そうとして図表を作成したわけでは決してありません。一片の邪心もありませんでした。
しかし、私の図表の提示方法は、常識として決められていたルールからは逸脱していると判定されてしまいました。不勉強であったことを、心から反省し恥じています。そして、そこから起こった一連の出来事の責任を、抱えきれないほどに感じ、お詫びの言葉も見つかりません。
重すぎる責任に堪え兼ね、死んでこの現状から逃れられたら、と何度も思いました。私は重要な判断を他者に委ね、従えばいいと考えていた弱さや未熟さのある人間です。これまで、他の方に影響が及ぶことを恐れ、私からの発信を控えてきました。
しかし、ここまで社会を大きく騒がせたこの出来事に対し、このまま口をつぐみ、世間が忘れていくのを待つことは、さらなる卑怯な逃げであると思い、自分の持つ弱さや未熟さもさらけだして、この本の中に真実を書こうと決めました。
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【小保方氏の想いは】
◎自分は誰の期待にも答えられなったと冒頭から強い劣等感を吐露
◎顕微鏡を通じて初めて新しい世界・ワクワクした希望を見出した。
◎邪心は無かったが、自分の無知(研究者としての)ゆえにルールから逸脱してしまった。
◎一連のでき事に対しては深いおわびを申し上げます。
◎死んでこの状況から逃れることを何度も考えた
◎重要な判断は他者に任せ従ってきた弱さや未熟さがあった。
◎このまま自分が口をつぐみ世間が忘れていくのを待つのは卑怯だと感じた。
肝心の研究不正の問題については小保方氏は混入犯に仕立て上げられたと主張しているようです。ではいったい、細胞を混入した人間は一体だれ?
皆はそれを知りたいのです。
まとめ
昨年世間をあれだけ騒がせた事件なので、真実がどれだけ語られるのか非常に興味があります。講談社では出版が極秘裏で進められていたようです。
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