スキー場を再生させる
カンブリア宮殿 2月25日(木)22:00より テレビ東京
株式会社マックアース 代表取締役 一ノ本 達己(いちのもと たつみ)
【マックアースの出発点】
同社のホームページでは、同社の原点はハチ高原のロッジが出発点です。失礼ながら決して立派とは言えないロッジです。
同社の社是は「ホスピタリティー」
社長あいさつにはこういう言葉が
1961年、電気もない雪深い山奥の山小屋からスタートし、都会から来られたお客様に少しでも喜んで頂こうと、田舎のおじさんがおもてなしをする。
その精 神は、業態が個人のお客様から学校団体様にシフトした今もなんら変わることなく、また旅行事業部や外食事業部と業種が変わっても、その核心にはおもてなし の心であるホスピタリティが生き続けています。
当社のスタッフ一人一人にとっての「良いこと」は、心からのホスピタリティによってお客様から頂ける笑顔であり、その先にある幸せです。こうして小さな幸 せを積み重ねることが、ひいては社会全体の幸福につながるものと信じています。 我々はホスピタリティをビジネスとし、ホスピタリティをもって社会に貢献しています。
ホスピタリティー、お客様の喜びが社員の喜び言うのは簡単ですが、実行するのはかなり大変です。
お客様もやはり見ているところはシビアにみているので、口先だけのスローガンではすぐに化けの皮が剥げます。
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【スキー場再生事業】
この分野は2008年より本格事業開始されていますが、現在33か所のスキー場の運営管理を行っています。
おそらく2008年といえばリーマンショックで景気が落ち込み、国内スキー場も経営にいきずまってきた時代とかぶっています。
2008年から2015年までコンスタントに運営スキー場を全国に増やしています。
【国内スキー場の現状】
90年代に1860万人だった日本のスキー人口は、半分以下に激減。これはバブル崩壊やリーマンショックなどにより、日本の景気が長期低迷したことが大きな要因と思われます。
スキーは斜陽産業と言われる中、次々と不振のスキー場を再生させているのが「マック アース」です。初参入から、わずか8年で日本最大のスキー場運営会社になった。社長の一ノ本さんによると「スキー場の個性を売れば客は来る」と。また最近のインバウンド消費でタイや台湾など雪の無い国にも日本のスキー場は受け入れられつつあります。
要するに運営のしかたによる。ソフト面が大きいという事ですね。
世界でも雪質や交 通の便など日本のスキー場の魅力は高いといわれています。スキーを愛し「スキー場再生が地方再生につながる」と信じるマックアース一ノ本社長に迫ります。
まとめ
1860万人だった日本のスキー人口は、半分以下に激減したのは事実です。
そこがビジネスチャンスととらえ、マックアースのように積極的に、スキー場運営に関わっていく会社と、統計でスキー客は激減しているので、続けられないと、さじを投げる会社の違いなのですね。
今成功している会社はすべて前者ですね。放送楽しみにしています。
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