いなもくの場所や商品は
3月25日(土)人生の楽園
父の想いを受け継ぎ、木材店いなもくを始めた安川早苗さん(58歳)が主人公です。
安川早苗さんが経営する材木店と長男さんが経営するうどん店がテレビで取り上げられます。
讃岐うどんの発祥の地とも言われている香川県綾川町が舞台。
あんがい山の中にあります。材木店とすれば当たり前の立地かもしれません。
うどん店とすれば少し?と言う立地です。
しかし香川の讃岐うどんを食べられた人はよくご存知とおもいます。田んぼや畑の中にポツリと立っているのが普通なのです。別に驚くことではありません、大阪や東京の人間に取ってはありえない立地だと思います。
失礼ながら商売うまくいくんかなとおもうのです。
しかし心配無用です。それぞれの店は立地が悪くてもちゃんと盛業していますよ!
それでは「いなもく」開店の経緯や店舗の場所や商品(木材の小物)などを紹介します。
いなもく開店の経緯
【安川隆志さんと早苗さんが結婚する】
高知県で生まれ育ち看護の仕事に就いた早苗さんは、綾川町出身の隆志さんと23歳で結婚し2人の男の子が生まれました。
幼い頃から木材商の父・稲田英雄さんに連れられ高知市の木材市場に行っていた早苗さん。木の香りが好きで、いずれは何か木に関わることが出来たらと思っていました。
【安川早苗さん実家のいなもくの手伝いを】
早苗さんの転機は、英雄さんが木材市場を退職し、個人で稲田木材店、いなだもくざいてんでいなもくです。
屋号「いなもく」を始めた時でした。
昔から抱いていた木に関わることがしたいと、父・英雄さんに店の手伝いを願い出たのです。
【安川早苗さんの父は家業を継ぐことに賛成してくれた】
英雄さんは「やれるだけやってみろ」と背中を押してくれたと言います。
早速、営業回りを始めますが、最初は相手にすらしてもらえなかったと言います。
木材の市場は男の世界なので女性には敷居が高いのです。
【父親英雄さんの死去で家業を廃業する】
頑張っていた早苗さんでしたが「いなもく」を手伝い始めて6年が過ぎた頃、英雄さんが突然亡くなります。
志半ばでしたが「いなもく」は廃業することとしました。
【いなもく再開する】
英雄さんが亡くなって8年が経ったころ、早苗さんは「いなもく」を再開することを決意します。
父の想い、沢山の人に「木のぬくもり、木の良さを伝えたい」と、自宅納屋を改装し、木製テーブルやイス、小物などの販売を中心にした「いなもく」を、2010年再スタートしました。
【安川家は3世帯同居の賑やかな世帯】
安川家は3世代7人家族。夫・隆志さん、長男夫婦、次男、そしてお孫さん2人が一つ屋根の下に暮らしています。
【うどん店は長男がはじめた】
長男・昌孝さん夫婦は去年11月から「いなもく」の1階で、讃岐うどんのお店を始めました。屋号は同じ「いなもく」。早苗さんは木材店をしながら、うどん店も手伝い始め忙しい日々を送っています。
同時にお客が来たら大変です。
亡き父の想いを継ぎ、木材店を復活させ頑張る早苗さんと見守り支え合う家族の姿。
そして父の代からお世話になっている人々との交流も行っているのです。
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いなもくの店舗情報
いなもく
住所:〒761-2202 香川県綾歌郡綾川町枌所西甲1420-3
営業時間:うどん 10:30~14:00(なくなり次第終了)
木材 10:30~17:00(木工品の販売)
定休日:木曜日
【木工品】
原木
サイズや厚み樹種によって値段が変わります。
ムクの一枚物の板になります。飲食店のカウンターなどに使われたりします。
一番原木に近い木の特徴を残した製品、一点ものです。
けやきの座卓 ¥150000
写真立て ¥500
ひのきティッシュケース ¥2200
【うどん】
かけうどん (小)¥300 (大)¥400
しょうゆうどん(小)¥300 (大)¥400
釜揚げうどん(小)¥300 (大)¥400
釜かけうどん(小)¥300 (大)¥400
天ぷら 1ケ ¥100
おにぎり 1ケ ¥100
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