「株主優待券」
日本の上場会社では株主に
配布される 株主優待券があります。
最近マスコミで取り上げられたこともあり
株主優待を行う上場会社が増加しました。
各社安定株主を増やすため、
各社オリジナリティーのある
株主優待策を実施しています。
ただ、一部の会社ではまったく株主優待に
興味のない会社もあるようですが・・・
今回は上場JR三社の株主優待の
概要をお知らせしたいと思います。
GWのお出かけ時などに参考にしてください。
本来は株主本人使用だが、持参人有効となっているため
株主の本人確認は行われないので、
金券ショップでも多数流通しています。
だから、株主ない人でも「株主優待割引券」を手に入れれば、
各社が設定した条件のとおり割引サービスを受けることが
できます。
では実際どの程度お得なのでしょう。
優待サービスの内容は各社が独自に定めており、
下で検討してみます。
●JR東日本
「株主優待割引券」 1枚に対して一回(一人分)の運賃
料金を20%割引、同時に2枚まで使用でき、この場合は40%割引
●JR東海
「株主優待割引券」 1枚に対して一回(一人分)の運賃
料金を10%割引、同時に2枚まで使用でき、この場合は20%割引
●JR西日本
「株主優待割引券」 1枚に対して一回(一人分)の運賃
料金を50%割引、重複使用不可
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制約は運賃・料金の割引は各社とも、
自社線のみ、他社にまたがる区間はNG
他の割引切符とは重複割引はできません。
大手金券ショップ 販売価格 1枚あたり
JR東日本株主優待割引券(2015年5月31日まで有効) | 2,200円 |
JR東海株主優待割引券(2015年5月31日まで有効) | 1,000円 |
JR西日本株主優待割引券(2015年5月31日まで有効) | 4,400円 |
金券ショップで株主優待割引券を買う場合
上記の販売価格を見る限り、ほぼ各社とも通常価格で10000円以上の
乗車区間を超えないとペイできない計算になる
ので注意が必要、なかなかハードルは高いのです。
例えばJR東日本の場合
東北新幹線 東京~新青森 はやて グリーン 21,980円→20%OFF 4,396円
金券ショップで購入して 2,196円お得となります。
JR東海の場合
東海道新幹線 東京~新大阪 のぞみ グリーン 19,750円→10%OFF 1,975円
金券ショップで購入して 975円お得となります。
JR西日本の場合
山陽新幹線 新大阪~博多 のぞみ グリーン 21,790円→50%OFF 10,895円
金券ショップで購入して 6,495円お得となります。
※上記は金券ショップの販売価格で変動します。
節約金額は概算金額となります。
新幹線で比較すれば、JR西日本が比較的お得です。
JR東海では駅弁一個分程度の節約になります。
結論はどちらがお得
JR三社の「株主優待割引券」を使用するときは、
運賃・料金の合計が1万円以上でより遠くまで乗る。
金券ショップでの販売価格は高いが、割引率が50%の
JR西日本がお得感NO1となりそうです。
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