犯人の息子(北九州連続監禁殺人事件)の生活や父のこと【ザ・ノンフィクション】

10月15日 ザ・ノンフィクション  14:00~14:55 フジテレビ

自分の正体を隠して生きる一人の青年がいます。

北九州市に住む会社員の男性、24歳。彼の両親は、日本の犯罪史上、類を見ないと言われた、あの「北九州連続監禁殺人事件」の犯人。

父親は、松永太死刑囚。母親は、無期懲役の緒方純子受刑者。
命を奪われたのは、親族ら7人。その殺害方法が残虐すぎて、メディアも報道を差し控えたほどでした。

そう我々一般の人間にも事件の詳細が語られなかったのであまり記憶がありません。

両親が逮捕され、息子が保護されたのは9歳の時。その後、息子を待ち受けていたのは、冷たすぎる社会でした。9歳で保護されるまでの時期間も松永の息子でいる環境はもう十分過酷であったはず。

今回フジテレビの取材で初めて犯人の息子に迫った番組。

犯人の息子は9歳で養護施設で保護されて現在24歳。壮絶な人生って言ってももう当たり前の結果そうならざるを得ない。
子供は親を選べないのです。

親が逮捕された時点で幸せな人生など夢のまた夢です。
その後、息子を待ち受けていたのは、冷たすぎる社会でした。それは社会を攻めるわけにも行かないと思います。親の因果が子に報いという話以外言いようがありません。

これに比べると私の人生などごく平凡で幸せな人生と言わざるを得ません。

 

事件のあらましここでは気分が悪くなるので書きません。

 

WIKIPEDIAより

北九州監禁殺人事件

 

犯人の松永太はサイコパスっていわれています。がけっこう女性にもてたらしい。

モテるために数々の虚勢をはった。詐欺師がよく使う手法ですが。

病的な嘘吐きで自意識が強く目立ちたがり屋。饒舌でいくつもの顔を持ち、エリートを演じる傾向がある。礼儀正しく愛想が良いが、猜疑心・嫉妬心が強い(アフェクションレスキャラクターの傾向) 。異常なまでに執念深く嗜虐的。神経質で臆病な面もあるが虚勢を張る。

X(松永太)は「東大卒のコンピューター技師」「京大卒の予備校講師で物理学者の逸材で小説家志望」「実家は村上水軍の当主」「兄は東大卒の医者」など様々な嘘の経歴を名乗っていた

1982年12月24日にはX(主犯X)が入れ込んでいた音楽好きの女性に「バンドをやっている」と口説き、嘘を本当にするために楽器や音響機器を揃えて従業員に1ヶ月特訓をさせ、1100人収容の久留米の大ホールに50人ほどの客の前でバンドの演奏に乗ってXはボーカルを担当し、音楽好きの女性に向けて「最高のイブ!」と声をかけた。

やはりやることが図抜けています。

 

10時間に及ぶインタビューの中で語られたその内容は、私たちの想像をはるかに越える壮絶なものでした。

殺人犯の息子に生まれてしまったがために日陰の人生を歩まざるを得なかった24歳青年のあまりに悲しき人生の告白です。

この子供の告白、取材陣の想像をはるかに超えた出来事を注視したいです。

 

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