はじめに:「ダチョウで人類を救う」京都府立大学学長
「ダチョウの卵で、人類を救います!」
一見、荒唐無稽に聞こえるこの言葉を現実にした研究者がいます。京都府立大学学長・塚本康浩教授(58歳)。
新型コロナウイルスのパンデミック時、世界中が注目した「ダチョウ抗体マスク」の開発者として知られる塚本学長は、2020年4月に京都府立大学の学長に就任。
現在も第一線で研究を続けながら、大学運営にも尽力しています。
本記事では、塚本康浩学長の経歴、ダチョウ抗体研究の最新情報、そして2026年現在の取り組みまで、詳しくご紹介します。
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2020年ガイアの夜明け出演時記事
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塚本康浩学長 プロフィール【2026年最新】

基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 氏名 | 塚本康浩(つかもと・やすひろ) |
| 生年 | 1968年(58歳・2026年1月現在) |
| 出身地 | 京都府 |
| 現職 | 京都府立大学学長(2020年4月~) |
| 専門 | 獣医師、獣医学博士、動物衛生学 |
| 研究テーマ | ダチョウ抗体を用いた感染症予防、がん予防、美容 |
学歴・キャリア
1994年: 大阪府立大学農学部獣医学科卒業
1996~1997年: カナダ・ゲルフ大学獣医学部 客員研究員
1998年: 大阪府立大学大学院農学部生命科学研究学科 博士課程修了(獣医学博士)
1998年: 大阪府立大学 助手就任
1999年: ダチョウ牧場「オーストリッチ神戸」のダチョウ主治医に就任(運命の転機)
2005年: 大阪府立大学 講師、准教授
2008年: 京都府立大学大学院生命環境科学研究科 教授に就任
2008年6月: 京都府立大学発ベンチャー「オーストリッチファーマ株式会社」を設立
2020年4月: 京都府立大学 学長に就任(現職)
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ダチョウ抗体との運命的な出会い
「5年間ダチョウをながめて絶望」からの大発見
塚本学長がダチョウ研究を始めたのは1999年。当時31歳でした。
きっかけ: 家禽(かきん・ニワトリなど)のウイルス感染症を研究していた塚本氏は、「鳥の免疫について知るには、もっと大きな鳥を研究すればいい」と考え、ダチョウ牧場「オーストリッチ神戸」の主治医に就任。
最初の5年間: しかし、最初の5年間は何も成果が出ませんでした。
「ダチョウはアホで、怪我も多く、病気もする。何も特別なところがない」
しかし、ある日気づいた:
「待てよ……ダチョウは怪我の治りが異常に早い。そして、病気で死ぬダチョウがほとんどいない」
驚異の発見:ダチョウの免疫力
塚本学長は、鳥類が感染するコロナウイルスをダチョウに注射してみました。
結果:
- 他の動物の半分以下の時間で抗体が生成された
- 猛スピードで抗体が作られることを発見
- 自己治癒力と免疫力がずば抜けている
「もしかしたらこれはすごい発見ちゃうか。ちょっと震えがきましたわ」
こうして、ダチョウ抗体研究が本格的に始まりました。
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ダチョウ抗体とは?なぜ革命的なのか
ダチョウの驚異的な特性
寿命: 60年(鶏は約10年)
体高: 最大3m、体重200kg超
走行速度: 時速60km(二足歩行で最速)
免疫力: ほとんど病気をしない、怪我の治りが異常に早い
卵: ニワトリの30倍の大きさ
ダチョウ抗体の特徴
従来、抗体原料はマウスやウサギから採取していましたが、生産量が少なく高価で、動物の命も犠牲になっていました。
ダチョウ抗体の革命性:
- 大量生産が可能: ダチョウの卵1個からニワトリの卵30個分の抗体を抽出
- 低コスト: 従来の抗体の1/100以下のコスト
- 動物を犠牲にしない: 卵から抽出するため、ダチョウは生き続ける
- 高い安定性: 熱に強く、酸性・アルカリ性どちらにも強い
- 高い機能性: ウイルスやバクテリアを不活性化する能力が非常に高い
抗体生成の仕組み
- 無毒化した病原体の一部をダチョウに注射
- ダチョウの体内で抗体が生成される(約2週間)
- ダチョウが産んだ卵に抗体が含まれる
- 卵黄から高濃度の抗体を抽出・精製
- マスクやスプレー、化粧品などに配合
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ダチョウ抗体マスクの開発
2008年:新型インフルエンザ対策
2008年6月、塚本教授はダチョウの卵から抽出した抗体を用いて新型インフルエンザ予防マスクを開発。
特徴:
- 従来の「静電フィルター」に加え、「ダチョウ抗体フィルター」を組み込み
- 抗原抗体反応により、ウイルスや花粉アレルゲンに瞬時に結合してカット
- 数百兆個のダチョウ抗体がフィルターに敷き詰められている
対応ウイルス・アレルゲン(2008年時点):
- 季節性インフルエンザ(Aソ連型・A香港型・B型)
- 新型インフルエンザ(A/H1N1)
- 鳥インフルエンザ(H5N1、H7N9)
- スギ、ヒノキなどの花粉アレルゲン
販売実績: これまでに約8,000万枚を販売
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新型コロナウイルス(COVID-19)への対応
2020年:パンデミックとダチョウ抗体
2019年12月、中国で新型コロナウイルスが発生。
塚本教授のもとに、中国政府や中国の研究者から、ダチョウ抗体に関する問い合わせが相次ぎました。
自らの体で人体実験
塚本教授は、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質(ウイルスが人に感染する際に必要な突起)に対するワクチンを開発。
驚くべき行動:
「まず自分の体で試してみた。大義名分は研究のためやけど、正直、自分を感染から守らなあかんかった」
自作のワクチンを自分に注射し、抗体が生成されることを確認。その後、ダチョウに注射しました。
新型コロナ対応ダチョウ抗体の開発
2020年2月、研究室ではダチョウ抗体がCOVID-19ウイルスのスパイクタンパク質と強く結合し、生きたコロナウイルスの感染を抑制することを実証。
2020年2月22日以降:
- 医療機関向けに新型コロナ対応マスクを販売開始
- 中国政府の関係機関や全国のドラッグストアから約30万枚の注文
- スプレータイプ、のど飴タイプも開発
価格(2020年時点):
- マスク25枚入り:4,500円(税抜)
変異株への対応
ダチョウ抗体は、新型コロナウイルスの全ての変異株に対応できることが判明。
対応した変異株:
- Wuhan株(武漢株)
- アルファ株
- ベータ株
- デルタ株
- オミクロン株(派生株「NB.1.8.1」含む)
感染抑制率: 99.9%以上
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2025年~2026年:最新の研究開発
RSウイルス・アデノウイルス対応(2025年)
2025年、塚本学長は新たにRSウイルスとアデノウイルスに対応したダチョウ抗体マスクを開発。
背景:
- 高齢者から「RSウイルスも脅威。孫や若者と気軽に遊びたい」との声
- 保育園の保母さんから「アデノウイルスは保育園で流行が広がりやすい。感染リスクを減らしたい」との要望
塚本学長のコメント(2025年):
「2025年に入り、中和抗体の有効性を確認できました。本当に反応性が高い抗体ができたと自負しています」
Anti-COVID-19点鼻用スプレー
製品: Anti-COVID-19点鼻用
使用方法: 鼻・口の粘膜に1回塗布
効果持続時間: 3~4時間
使用頻度: 1日5~6回噴霧で、3~4週間使用可能
特徴:
- 鼻粘膜に噴霧することで、ウイルスの侵入を防ぐ
- マスク表面に塗布して感染予防力を強化することも可能
- アレルゲンテスト、皮膚パッチテスト、急性毒性テストなど各種安全性試験をクリア
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オーストリッチファーマ株式会社と事業展開
大学発ベンチャーとして
2008年6月、塚本教授は京都府立大学発ベンチャー「オーストリッチファーマ株式会社」を設立。
事業内容:
- ダチョウ抗体の生成と販売
- 4つの牧場でダチョウ500羽を飼育
- マスク、スプレー、化粧品、のど飴などを製造・販売
特許: ヨーロッパ(EU)、アメリカ、日本、中国で特許を取得
アメーバ式の会社展開
塚本学長は、関連事業が軌道に乗れば、社員に独立・起業を促し、アメーバ方式で約10社が協力関係を築いています。
協力企業例:
- クロシード株式会社(福岡): マスク製造
- 株式会社ジールコスメティックス(大阪): スプレー・化粧品製造
米国進出
塚本学長は、米国ボストンにも会社を設立。
目的:
- 米国陸軍感染症医学研究所との共同研究(エボラ出血熱ウイルスを不活性化するダチョウ抗体の開発)
- ハーバード大学関連病院での治験(院内感染予防)
- アリゾナにダチョウ牧場を作り、事業拡大
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受賞歴・メディア出演
主な受賞歴
2009年: 産学官連携推進功労賞「文部科学大臣賞」受賞
メディア出演
テレビ:
- 「情熱大陸」
- 「ガイアの夜明け」(2020年3月10日)
- 「激レアさんを連れてきた。」(2018年、2020年、2021年)
- 「世界一受けたい授業」(2022年9月17日)
著書:
- 『ダチョウ力 愛する鳥を「救世主」に変えた博士の愉快な研究生活』(2009年、朝日新聞出版)
- 『ダチョウの卵で、人類を救います! アトピー、新型インフルエンザ、HIVも撃墜する夢の抗体発見秘話』(2012年、小学館)
- 『ダチョウはアホだが役に立つ』(2021年、幻冬舎)
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京都府立大学学長としての活動
2020年4月:学長就任
52歳という若さで京都府立大学学長に就任。
立場:
- 大学運営を担う
- 学部生と大学院生を受け持つ教員
- 研究者
- 起業家・事業家
産学連携への情熱
塚本学長は、**「人の役に立ってこその学問」**と語ります。
学長の哲学:
「研究も産学連携も文系理系と分ける必要ありません。人の役に立ってこその学問ですから」
「昔は、大学がカネカネというと叩かれましたが、学生も教員も起業や企業文化を理解し、お金を回せるようにならなくては」
JSTからの支援: 塚本学長は、30代半ばからJST(科学技術振興機構)から2億円以上の支援を受け、起業を実現。
「JSTさんは命の恩人ですよ。あれがなければ単なる鳥好きのおっさんで終わっていました(笑)」
ダチョウ抗体の応用分野【現在進行中】
ダチョウ抗体は、感染症予防だけでなく、様々な分野への応用が期待されています。
1. 感染症予防
- インフルエンザ(季節性、新型、鳥インフルエンザ)
- 新型コロナウイルス(全変異株対応)
- RSウイルス
- アデノウイルス
- エボラ出血熱ウイルス
- HIV(ヒト免疫不全ウイルス)
- ノロウイルス
2. アレルギー対策
- スギ花粉
- ヒノキ花粉
- その他の花粉アレルゲン
3. がん予防
ダチョウ抗体を用いたがん細胞における細胞接着分子の機能解明と臨床応用化
4. 美容・化粧品
ダチョウ抗体を配合した化粧品の開発
5. 食品
- ダチョウ抗体配合ののど飴
- その他の健康食品
6. 院内感染予防
- クロストリジウム・ディフィシル菌感染症の予防(ハーバード大学関連病院で治験中)
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ダチョウ抗体製品の購入方法【2026年】
ダチョウ抗体マスク
販売元: クロシード株式会社、その他ドラッグストア
購入方法: Amazon、楽天市場、公式サイトなど
検索キーワード: 「ダチョウ抗体マスク」「塚本教授 ダチョウ」
Anti-COVID-19点鼻用
取り扱い: 一部の医療機関(森川内科クリニックなど)
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よくある質問(FAQ)
Q1: ダチョウ抗体マスクは本当に効果がありますか?
A: 京都府立大学、インドネシア・ボゴール農業大学獣医学部などの実験で、感染抑制率99.9%以上が確認されています。
Q2: ダチョウ抗体は安全ですか?
A: アレルゲンテスト、皮膚パッチテスト、急性毒性テストなど各種安全性試験をクリア。マスクやスプレー、化粧品などで10年以上の実績があります。
Q3: なぜダチョウなのですか?
A: ダチョウは驚異的な免疫力と自己治癒力を持ち、他の動物の半分以下の時間で抗体を生成できます。また、卵が大きいため、大量生産が可能です。
Q4: どこで購入できますか?
A: Amazon、楽天市場、ドラッグストアなどで「ダチョウ抗体マスク」として販売されています。
Q5: 新型コロナの変異株にも効きますか?
A: はい。Wuhan株、アルファ株、ベータ株、デルタ株、オミクロン株など、全ての変異株に対応することが確認されています。
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まとめ:「ダチョウで人類を救う」夢を現実に
塚本康浩学長は、「誰も見向きもしなかったダチョウ」に可能性を見出し、20年以上にわたる研究で人類の命を救う技術を確立しました。
塚本学長の功績:
- ダチョウ抗体の大量生産技術を世界で初めて開発
- ダチョウ抗体マスクで8,000万枚以上を販売
- 新型コロナウイルス対策で世界中から注目
- RSウイルス・アデノウイルスにも対応(2025年)
- 2020年に京都府立大学学長に就任
- 産学連携で200億円規模の事業を創出
塚本学長の言葉:
「私の研究力は『現場で働く皆様の声』『生活の中からの御要望』が源となっています。世の中の役に立てなければダチョウ抗体の量産化には意味がありません」
2026年現在も、塚本学長は京都府立大学学長として大学運営に尽力しながら、第一線で研究を続けています。
ダチョウ抗体は、感染症予防だけでなく、がん予防、美容など、様々な分野への応用が期待されています。
「ダチョウはアホだが役に立つ」——この言葉通り、ダチョウは人類を救う可能性を秘めています。
関連リンク:
- 京都府立大学公式サイト: https://www.kpu.ac.jp/
- ダチョウ抗体マスク公式サイト: https://www.koutai-mask.com/
- クロシード株式会社: https://crosseed.co.jp/
最終更新: 2026年1月25日
情報の正確性: 本記事は公開されている資料に基づいています。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

