激レアさんを連れてきた。
あるものをひたすら愛した・・・・
2019年2月25日(月) 24時35分~25時37分
鳥取市の中古車販売店「ホット・エアー」
その傍らにラーメン店が。。しかも車屋さんの独学だというから驚く。。
だが当初よそうどおりというか二兎を追うものの結末。
両方うまくいかない。・・・そんな時田舎に似合わないスーツを着たオーラを発する人物が来店・・・なんとミシュラン調査員。こんな田舎に??
ここから吉田さんの運命がかわる。
吉田克己さんはおばあさんがグルメでなんと5歳から食べ歩きを重ねていた。
鳥取県の飲食店はほぼ食べ歩いたそう。料理本を読み漁った。知らないうちに2年たっていた。
500万円をかけて厨房を作った。
しかしラーメンがいくら有名になっても自動車店はやめる気はないようだ!!
「アルト」「ワゴンR」「スイフト」……。車種名が並ぶ看板を掲げた、鳥取市の中古車販売店「ホット・エアー」。町にようくある鈴木販売店。
その看板のすぐ隣に「らーめん」と書かれたのぼりが、控えめにはためく。これまた特に何の含みもないのぼり。店主は吉田克己さん(53)。市内の自動車販売店勤務などを経て、2002年に中古自動車を開業した。
その傍ら、子どもに「いいもの」を食べさせたいと、人工的な添加物を使わずに調理をすることに熱中。車屋さんを営むかたわらでラーメンつくりに熱中した、次第にダシづくりに自信を持ち始め、地元の祭りでそのラーメンを出したところ評判に。
一念発起して店内に厨房(ちゅうぼう)を新設し、商談スペースを改修してカウンター席やテーブル席をしつらえ、2012年ごろから特製ラーメンを提供するようになった。
中古車販売とラーメンの間には、あまりにも「落差」が。落差というよりもう不信感に近いものが・・・
開店当初は来客ゼロは当たり前だったが、それでも吉田克己さんは味への追求は怠らない。店を手伝う妻の香さん(51)は、「『絶対うまくいく』という根拠のない自信があって、従うしかないなと」。
試行錯誤を繰り返し、独学で理想のスープに近づいていく。地元産の鶏ガラ、煮干しなどを組み合わせる。「何か一つ」を突出させるのではなく、全体のハーモニーを重視スープはバランスを第一に考えている。
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デジタルの温度計や計量器を使って1度単位、0・1グラム単位にこだわったとっておきのスープ。
その評判は口コミで広がり、客が増えていった。常連の蔵光(くらみつ)和美さん(68)は「しつこくなくて食べやすい。実はラーメン嫌いなんだけど、ここのはペロッと食べちゃうんだよね」
「地元の名店」から「全国区」となる転機は2月中旬に訪れた。
大衆食の店には似つかわしくないスーツ姿の「ただならぬオーラ」をまとう男。そうあのミシュランガイドの調査員。
食べた後に差し出した身分証には「ミシュラン」とあった。閉店後に1時間ほど取材を受けたが、丹念に店内を撮影する様子や質問の鋭さに圧倒された。
そして10月に発売された「ミシュランガイド京都・大阪+鳥取2019」でビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理)の店として掲載された。
ラーメン店は京都・大阪で計8店で、県内では唯一。吉田さんは「人口最少県の鳥取から選ばれた、『奇跡の店』」と胸を張った。
反響は大きく、1日に提供できる限界という約60食は連日完売。それでも満足はしない。本業の中古車販売の看板も掲げつつ、日々味の改良を続け、ラーメンではまだ国内に2店しかないミシュランガイドの「星」の評価を狙う。
夢は「昔から大ファンのスター、吉川晃司さんに食べに来てもらうこと」と語る。
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ホットエアーラーメンメニュー
塩、醤油、魚介、みその4種類のラーメン。
中でも人気なのは「贅沢極み塩」。
贅沢極み塩・・・1150円
贅沢極み醤油・・1000円
贅沢極み魚・・・1100円
贅沢ミソ・・・・1150円
店舗アクセス
ホット・エアー
電話:0857-82-6181
〒689-0331 鳥取県鳥取市気高町浜村6-1
営業時間:11:15~14:30(スープが無くなったら早期終了)
定休日:無休
駐車場:有
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