
「職業はドイツ人」——そう自称する、金髪碧眼の明るい笑顔が印象的な女性、マライ・メントライン。
テレビやラジオのコメンテーター、翻訳家、エッセイスト、ドイツ公共放送ZDF東京支局のプロデューサー、そして日本女子大学の特別招聘教授と、一つの肩書きでは到底語り切れない多彩な活動を展開しています。
この記事では、幼少期から日本に憧れ、2度の留学を経て2008年から日本に在住するマライ・メントラインのプロフィール、夫や家族、職業、そして最新の出演番組まで詳しくご紹介します。
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マライ・メントラインの日本との出会い
子どもの頃から抱いた日本への憧れ
マライ・メントラインは、子どもの頃から日本に強い興味を持っていました。
きっかけは、世界の子供たちの生活について描かれた絵本。そこには「銭湯で石鹸の泡をぶくぶくさせながら体を洗ったり、
大きな湯船でのんびりお湯に浸かっている人たち」のかわいらしいイラストがありました。
「寝る時に布団を敷く」という日本独特の習慣にも興味を持ち、そのイラストがマライの幼い心に深くしみ込んだ日本の古い原風景となりました。
その後、高校時代と大学時代に2度も来日し、最終的には日本に移住することになるとは、当時のマライ自身も夢にも思っていなかったでしょう。
6歳で感銘を受けた漢字との出会い
小学生になったばかりの6歳の時、叔母に連れられて行った民族博物館で、象形文字から発展した漢字の成り立ちを知り、大きな感銘を受けます。
この体験が、マライの日本語への情熱の原点となりました。
11歳で初めての日本人の友達
11歳の時にオーストリアのユースキャンプに参加し、初めて日本人の友達ができました。この出会いが、マライと日本を結びつける大きなきっかけとなります。
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マライ・メントラインのプロフィール
基本情報
名前:マライ・メントライン(Marei Mentlein)
生年:1983年
年齢:42〜43歳(2026年1月現在)
出身地:ドイツ最北部 シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 キール
国籍:ドイツ
居住地:日本(2008年から在住)
学歴:
- 兵庫県姫路飾西高等学校(留学)
- 早稲田大学(留学)
- ドイツ・ボン大学 卒業
家族:夫・神島大輔
X(旧Twitter):@marei_de_pon
Instagram:@niwatoritobuta
出身地キールについて
マライの出身地キールは、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の州都で、1233年の文献にも登場する歴史のある港町です。
Uボート(ドイツの潜水艦)基地があった町としても知られ、国際セーリングイベントの開催地としても有名です。ベルリンオリンピックやミュンヘンオリンピックでは、セーリング競技がキールで開催されました。
マライの家族
- 父:キール大学の生化学教授
- 母:中・高校生に美術と音楽を教える教師
家族4人で毎年夏にはキャンピングカーに乗り、1か月ほどヨーロッパ中を旅して回るのが恒例でした。この経験が、マライの好奇心旺盛で行動的な性格の基礎を作ったのかもしれません。
経歴
1983年 ドイツ最北部キールに誕生
1989年(6歳) 民族博物館で漢字の成り立ちを知り感銘を受ける
1994年(11歳) オーストリアのユースキャンプで初めての日本人の友達ができる
1999年(16歳・高校生) 兵庫県姫路飾西高等学校に10ヶ月間留学
2004年(21歳・大学生) 文部省奨学生として早稲田大学に1年間留学
2008年(25歳) ドイツ・ボン大学卒業後、日本に移住し、10月に神島大輔と結婚
2009〜2011年 NHK「テレビでドイツ語」キャスターを2年間務める
2011年 東日本大震災時はドイツに帰省中。ドイツのテレビ局ZDFから翻訳依頼が増える
2013〜2015年 ゲーテ・インスティトゥート東京の図書館スタッフ(ソーシャルメディア・イベント担当)
2014年 駐日ドイツ大使館サイトで「マライ・de・ミステリ」連載開始
2015年末 ドイツ公共放送ZDF東京支局プロデューサーに就任
2017年 処女作『ドイツ語エッセイ 笑うときにも真面目なんです』出版
2018年 港区観光大使に就任(後に千代田区観光アンバサダーにも就任)
2020年 杉江松恋と芥川賞・直木賞の受賞予想企画を開始
2023年 日本女子大学国際文化学部 特別招聘教授に就任
2026年現在 テレビ・ラジオのレギュラーコメンテーター、文筆業、翻訳・通訳、ドイツ語監修など多方面で活躍中
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マライ・メントラインの職業
「職業はドイツ人」の由来
マライ・メントラインは自らの職業を「ドイツ人」と表現しています。
これは、一つの肩書きでは彼女が何をしているかをうまく言い表せないためです。翻訳、通訳、エッセイスト、テレビ・ラジオ出演、ドイツ放送局プロデューサー、大学教員、ドイツ語監修——あらゆるドイツ関連の仕事をこなす彼女にとって、「職業はドイツ人」という表現こそが最もふさわしいのです。
名刺の裏面には「ドイツのことなら任せてください!」と吹き出し付きの似顔絵を入れたところ、様々な仕事が舞い込むようになったといいます。
具体的な職業・活動内容
1. ドイツ公共放送ZDF東京支局プロデューサー
2015年末より、ドイツのテレビ局ZDF(ツェーデーエフ)の東京支局でプロデューサーとして勤務しています。日本のニュースをドイツに伝える架け橋として活動中です。
2. 翻訳家・通訳
- 日本語⇔ドイツ語の翻訳・通訳
- テレビ局の取材やニュース番組制作の現場で通訳
- NHK「NHKスペシャル」「ETV特集」のスイス取材に通訳として同行
- 映像翻訳
3. エッセイスト・文筆家
多数の著書を執筆し、雑誌やウェブメディアでコラムを連載しています。
- 『文春オンライン』寄稿
- 『JBpress』寄稿
- 駐日ドイツ大使館サイト「マライ・de・ミステリ」連載
- 『ミステリマガジン』コラム執筆
4. テレビ・ラジオ出演
情報番組やバラエティ番組のコメンテーター、レギュラーゲストとして活躍中(詳細は後述)。
5. 大学教員
2023年4月に日本女子大学国際文化学部に新設された学部の特別招聘教授に就任。
6. ドイツ語監修
アニメ『銀河英雄伝説 Die Neue These』(ノイエ銀英伝)のドイツ語監修を担当するなど、エンターテインメント作品のドイツ語監修も手がけています。
7. イベント企画・運営
東京ドイツ文化センター(ゲーテ・インスティトゥート東京)でドイツのエンターテインメントに関するイベントを開催。
8. ドイツミステリ案内人
実家から半日で北欧ミステリの傑作『ヴァランダー警部』シリーズの舞台、イースタ(スウェーデン)に行けることに気づいたことをきっかけにミステリ業界に入りました。
ドイツミステリ案内人として紹介されることが多いですが、自国のみびいきはしない主義だそうです。
9. 芥川賞・直木賞の受賞予想
2020年より文芸評論家の杉江松恋氏と、芥川賞・直木賞の「全候補作徹底討論&受賞予想」を実施。現在はWEB本の雑誌で連載中です。
10. 観光アンバサダー
- 港区観光大使
- 千代田区観光アンバサダー
好きなもの
- 猫&犬
- コーヒー
- カメラ
- 昭和のあれこれ
- 牛
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マライ・メントラインの夫は神島大輔
神島大輔さんのプロフィール
名前:神島大輔(かみしま だいすけ)
職業:ドイツ研究家(詳細は謎に包まれている)
特徴:異常なほど第三帝国(ナチス・ドイツ)に詳しい
神島大輔さんは、第三帝国に関する膨大な知識を持っており、その系統の文芸作品の考証役として「地下活動」しているという噂があります。
マライとの会話は日本語オンリーですが、議論で一度も妻に勝てたことがないそうです。その戦績は「400戦無勝」。まさに逆ヒクソン・グレイシー状態です。
2人の出会いと結婚
マライがドイツのボン大学に留学していた時、早稲田大学からドイツのボン大学に留学していた友人が主催したパーティで神島さんと知り合いました。
神島さんは議論好きで、初めてマライに会った時も議論を吹っ掛けたそうですが、一度も勝てなかったとか。それでも2008年に結婚し、マライは日本に移住しました。
当初はドイツで就職することも考えていたマライでしたが、最終的には日本での生活を選んだのです。
子どもはいる?
マライ・メントラインに子どもがいるかどうかは公表されていません。
プライベートについてはあまり多くを語らない姿勢のようです。
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マライ・メントラインの出演番組
【2026年最新】レギュラー出演番組
テレビ
TOKYO MX「堀潤モーニングFLAG(旧:堀潤Live Junction)」
- レギュラーコメンテーター
- 国際情勢や社会問題について鋭い分析
文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
- レギュラーゲスト
- 政治・社会問題について語る
J-WAVE「JAM THE WORLD」
- レギュラーゲスト
- 国際ニュースの解説
テレビ朝日「ワイド!スクランブル」
- コメンテーター(不定期)
- 以前は月曜レギュラーでしたが、現在は不定期出演
過去の主な出演番組
NHK「テレビでドイツ語」(2009〜2011年)
マライを一躍有名にした番組。キャスターとして2年間出演し、ドイツ語の魅力を伝えました。この番組がきっかけで、翻訳や通訳の依頼が増加しました。
NHK「まいにちドイツ語」
ラジオ番組にも出演していました。
その他のゲスト出演
- ドイツ関係のバラエティ番組
- 情報番組
- ニュース番組
マライはドイツに関する話題があるときに、専門家としてゲスト出演することも多いです。
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マライ・メントラインの著書
主な著作
1. 『ドイツ語エッセイ 笑うときにも真面目なんです』(2017年)
マライの処女作。ドイツ人の真面目さや日本との文化の違いをユーモラスに描いたエッセイ集。
音声DLつきで、ドイツ語の勉強にもなる一冊です。
2. 『日本語再定義』(共著)
日本語の面白さや奥深さについて綴った作品。
3. 『マウスと仲間たち 楽しくかんたんドイツ語』
ドイツで50年以上愛されている国民的キャラクター「マウス」を使った、楽しいドイツ語学習本。
NHK「テレビでドイツ語」に出演していたマライが、ネイティブが日常的に使うフレーズや会話を厳選し、マウスの可愛らしいイラストを使って楽しくドイツ語を覚えられるようにした作品です。
4. 『まいにちふれるドイツ語手帳』(2024〜2026年版・白水社)
毎年発行されている人気のドイツ語手帳。ドイツ語学習者に愛用されています。
5. 『ゴジラvs.自衛隊 アニメの「戦争論」』(共著・2025年)
小泉悠、高橋杉雄、太田啓之との共著。アニメと軍事を結びつけた異色の論考。
コラム・連載
文春オンライン
国際情勢や社会問題について鋭い視点で執筆。特に以下のような連載が話題になっています。
- 「プーチンの頭の中」シリーズ(小泉悠、神島大輔との共著)
- 「壊れるアメリカ」シリーズ(町山智浩との対談)
- 「混迷のアメリカ」シリーズ(兼光ダニエル真との対談)
JBpress
ドイツの政治・経済から文化まで、幅広いテーマで執筆しています。
駐日ドイツ大使館「マライ・de・ミステリ」
ドイツのミステリ小説を紹介する連載。2014年から続いています。
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マライ・メントラインの活動の特徴
1. ドイツと日本の架け橋
マライの最大の特徴は、ドイツと日本を結ぶ架け橋としての役割です。
ドイツ公共放送ZDFのプロデューサーとして日本のニュースをドイツに伝える一方、日本のテレビやラジオではドイツや欧州の情勢を分かりやすく解説しています。
2. 多角的な視点
単なる「外国人タレント」ではなく、専門知識に基づいた多角的な視点からの意見が評価されています。
- 国際政治
- 軍事・安全保障
- 文化・エンターテインメント
- 文学・ミステリ
これらの分野で深い知識を持ち、的確なコメントができる点が強みです。
3. 流暢な日本語
マライの日本語は非常に流暢で、ネイティブと遜色ありません。高校時代と大学時代の2度の留学、そして2008年からの日本在住で磨かれた日本語力が、彼女の活動を支えています。
4. ユーモアと真面目さの両立
エッセイのタイトル『笑うときにも真面目なんです』が示すように、マライはユーモアと真面目さを両立させています。
真剣な話題でも親しみやすく、かつ深い洞察力で語る姿勢が、多くのファンを魅了しています。
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マライ・メントラインの今後の活動
2026年現在、マライ・メントラインは以下のような活動を継続・展開しています。
継続中の活動
- テレビ・ラジオのレギュラー出演
- ZDF東京支局プロデューサー
- 日本女子大学特別招聘教授
- 芥川賞・直木賞の受賞予想企画
- 文春オンライン、JBpressでの連載
- SNSでの情報発信
今後の展望
マライは「職業はドイツ人」として、今後もドイツと日本の架け橋となる活動を続けていくことでしょう。
特に、国際情勢が複雑化する中で、ドイツや欧州の視点から日本に向けて発信する彼女の役割は、ますます重要になっていくと考えられます。
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まとめ:マライ・メントラインという存在
子どもの頃に絵本で見た日本の銭湯の絵に魅了され、6歳で漢字に感銘を受けたドイツの少女は、2度の留学を経て日本に移住し、「職業はドイツ人」として日本とドイツを結ぶ架け橋となりました。
マライ・メントラインのポイント
✓ 1983年ドイツ・キール出身の翻訳家・エッセイスト ✓ 2008年から日本在住、夫は神島大輔 ✓ ドイツ公共放送ZDF東京支局プロデューサー ✓ 日本女子大学特別招聘教授 ✓ TOKYO MX、J-WAVE、文化放送などでレギュラー出演 ✓ 「職業はドイツ人」を自称し、多方面で活躍 ✓ 流暢な日本語と深い知識で国際情勢を解説 ✓ 芥川賞・直木賞の受賞予想でも話題 ✓ 著書『笑うときにも真面目なんです』など多数
マライ・メントラインは、単なる「外国人タレント」ではありません。深い知識と鋭い洞察力、そして流暢な日本語を武器に、ドイツと日本の相互理解を深める重要な役割を果たしている、真の「文化の架け橋」なのです。
テレビやラジオで彼女を見かけたら、ぜひその発言に耳を傾けてみてください。ドイツや欧州の視点から見た日本、そして世界の姿が見えてくるはずです。
マライ・メントライン 公式SNS
- X(旧Twitter):@marei_de_pon
- Instagram:@niwatoritobuta
主な出演番組(2026年現在)
- TOKYO MX「堀潤モーニングFLAG」
- J-WAVE「JAM THE WORLD」
- 文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
※情報は2026年1月時点のものです。最新情報は公式SNSでご確認ください。

