鶴屋吉信の本店場所「柚餅」と「京観世」が代表商品で歴史は214年

1月9日マツコの知らない世界に登場
橋本麻里(美術ライター)が登場します。
「マツコの知らない御三家和菓子の世界」を紹介します。

さて橋本麻里がマツコの知らない世界で選んだ和菓子司は3店舗
創業およそ500年を誇る「とらや」
384年の「両口屋是清」、
214年の「鶴屋吉信」の3店。

鶴屋吉信を紹介します。

鶴屋吉信

住所:〒602-8434 京都市上京区今出川通堀川西入
電話:TEL(075)441-0105 FAX(075)431-1234

アクセス:

京都市営地下鉄で
地下鉄「今出川」下車 西へ徒歩約10分

京都市営バスで

「今出川堀川」下車 西北角
JR「京都」駅から「9」
京阪「出町柳」駅から「201」「203」
阪急「大宮」(四条堀川から) 「9」「12」
駐車場
・駐車場は二箇所
・交差点近くに入り口があります。
・第1駐車場へは堀川通りを南向き右折できません。
・第2駐車場へは今出川通りを東向き右折できません。

鶴屋吉信は堀川通と今出川通角にある京町家風の建物
創業は享和3年(1803年)の京都を代表する老舗です。

宮家・茶道・華道家元・有名社寺の御用達務めてきた
由緒ある店です。

代表銘菓は柚餅と京観世

 

『柚餅』

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明治はじめに3代目が創案。求肥に柚子の香りを閉じ込め
和三盆まぶした清々しい味覚が特徴です。

明治初年(西暦1868年)以来、「京観世」とならび
鶴屋吉信の代表銘菓です。

ファンは非常に多いです。

 

 

『京観世』

 

 

 

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本店の西にある能楽発祥の地観世家屋敷跡の名水
「観世井」にちなんだ銘菓です。

小倉餡を村雨で巻き上げた切り口で渦表現した
竿物菓子餡のしっとり感と村雨のフンワリ感が絶妙の
ハーモニーをかもしています。

大正9年(西暦1920年)の創案以来、
長らくご愛顧を賜っている、鶴屋吉信の代表銘菓の一つです。
ほろりとほぐれる繊細な村雨の風味と、
しっとり贅沢な小倉の美味しさを存分に味わえます。

鶴屋吉信

鶴屋吉信は、江戸時代の享和三年(1803)、初代鶴屋伊兵衛によって創業。

鶴屋吉信で代々、伝えられております家訓の
一条に「ヨキモノヲツクル為ニ材料、手間ヒマヲ惜シマヌ事」
というのがあります。

優れた京菓子のためには最高の材料を使い、
どんな犠牲を払ってでもなし遂げよ、
研鑽を怠るなという戒めであります。

この一条をもって暖簾の信用を世に問うて来たからこそ、
お客様に多大のお引き立てを頂戴して、
京菓子一筋に暖簾を守ってこれたのだと考えられます。

京菓子は、目で形と色彩をたのしみ、
耳で菓銘の文学的な響きを鑑賞し、
かぐわしい季節の香を嗅ぎ、口に食べて風味を味わう、
まさに五感を働かせて風雅をたのしむ境地を求ていった。

これは伝統文化をはぐくむ古都ならではの食文化といえるものです。

鶴屋吉信は京菓子文化の偉大な遺産をより磨きをかけ、
全力を尽くしてまいる決意でしています。

 

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