作家羽田圭介のネタの根源
AERAのインタビューによると
ネタを集めるツールは
ポメラ
キングジムの電子メモ帳
文章を書くことのみに
機能を絞った機種
思いついたネタをメモ
するだけでなく
小説執筆にも使用
A4用紙のネタ帳
ポメラで書いたネタを
パソコンに取り込み
ワードなどで体裁を整えたあと
プリントアウト。
それをファイルにいれて
保管しているそうです。
三色ペン&クリップボード
小説の原稿はポメラやPCで書いても
最終的な直しは
プリントアウトしクリップボードに
はさみ三色ペンで行うそうです。
羽田氏の情報断捨離のモットーとは
余計な情報を見るくらいなら
何もしないで休んでいた方がいい。
羽田氏の情報取捨選択の習慣
日中
家事をしたり、食事をしながら
時折ラジオを聴くことがある程度です。
メディアからの情報は
意識的に遮断している
ようです。
テレビ
持っていない
実家で食事中に
テレビがついていたら
見る程度
出演したテレビも見ない
事が多いそうです。
インターネット
メールチェックにしか
使用しない。
ネットサーフィンは
絶対にしない。
仕事
午前中と夜遅くに
執筆日中は読書をしている
事が多い。
外出先で
ネタを見つけたり
小説のアイデアが浮かんだ
ときには、携帯のメモ帳や
ポメラにメモをする
ことが多い。
ネタのブラッシュアップは
ボールペンでマークをし
テーマごとに分類する。
小説にできそうだと
おもったら、1週間から
1か月の間冷却期間を
おきます。
時間がたってもネタが
熱を持っていたら
書くにふさわしいものとして
判断するそうです。
こうして集めたもの
を厳選された情報が
1つのストーリーと
なっていくそうです。
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最近の執筆スタイルは
作家さんでよく聞くのは
現場取材を重ね
関係者に取材を重ね
取材をもとにストーリーを
作っていく。というのが
作家の一つの典型的
執筆スタイルです。
羽田氏は全く逆です。
最近は主に本から情報収集し
残りは自分の想像力で
執筆するようです。
当事者や現場取材は
あらかた、買いてから
事実確認を行うそうです。
順序がまったく逆です。
これは考えれば無駄の無い
方法ですね。
小説はフィクションです
ので、事実をその通り
書かねばいけないことは
ありません。
事実をその通り書くのは
ノンフィクションです。
小説は作家の想像力が
入り込まないと小説には
なりえないです。
沢山下調べをしても
使うところは限られているし
人に取材をすると
面白いところほど
隠されてしまう
のが多いらしいです。
最近はこの方法が確立し
芥川賞受賞作品「スクラップ・アンド・ビルド」
は約1か月で書き上げたそうです。
まとめ
羽田氏のアイデア発想法は
徹底した情報遮断から
生まれているとおもわれます。
①テレビには出るけど
ほとんど見ない
②インターネット
のネットサーフィンは絶対しない
③インプットの方法は読書オンリー
④食事は作り置きで3食ほぼ同じ
こうすることにより
圧倒的な時間の節約と
独創性の確保を行っている
のでしょう。
羽田氏がテレビで行う
少し風変わりな発言も
狙って受けを狙っている訳でなく
自然な自分の感想
を発言しているだけ
なのでしょう。
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