朝ドラ「旅路」とは
朝ドラで「おしんに」次ぐ歴代2位の視聴率
大人気を博し、放送後には
映画化もされた、伝説のドラマです。
<ドラマデータ>
原作:平岩弓枝
脚本:平岩弓枝
音楽:依田光正
演出:小林利夫ほか
視聴率:初回 44.5%
最高 56.9%
平均 45.8%
配役:室伏雄一郎 横内正
雄一郎幼少期 亀谷雅行
雄一郎少年期 竹内淳一
室伏友里 日色ともゑ
室伏嘉一 宇野重吉
室伏しの 岸旗江
室伏はる子 久我良子
室伏千枝 長山藍子
岡本良平 山田吾一
室伏秀夫 関口宏
伊東栄吉 名古屋章
関根重彦 小山田宗徳
坂井正作 松山省二
佐藤良一 三上左京
吉川光夫 島田景一郎
室伏奈津子 波乃久里子
室伏秀彦 程田光春
語り 山内雅人
全309話
ドラマあらすじ
平岩弓枝の同名小説を
本人が脚本化しました。
ヒロインの出産友里(日色ともゑ)
の初出産の回には実際に視聴者から
祝電まで寄せられたとのことです。
両親の遺骨を南紀州の
墓に納めるため
主人公の鉄道員
室伏雄一郎(横内正)は
北海道を旅立つ。
尾鷲の竹林で雄一郎は
友里と出会いやがて
結ばれる。
妹の千恵(長山藍子)と
岡本良平(山田吾一)の結婚
長男の誕生
平穏無事の
雄一郎の家族
しかしそんな時
戦争の足音が
北海道にも近ずいてきました。
男たちは次々出征していく。
はたして、無事に帰ってこれるのか?
横内正の鉄道員の演技が秀逸でした。
当時の国鉄総裁石田礼助氏は、本物の鉄道員が演じていると思っていたそうです。
朝ドラ最後の白黒での放映です。
この作品以降朝ドラはカラー放送になります。
次の「あしたこそ」よりカラー放送となりました。
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まとめ
北海道、東京、大阪、京都、三重県と各地を舞台に、大正4年ヒロイン10歳から、昭和37年55歳までの半生を描きました。
また主人役の室伏雄一郎は国鉄職員という役どころ。
今ではない会社国鉄全盛のころまさかのちに国鉄が解体され、民営化されるなど
この時は夢のまた夢ですね。
事実は小説より奇なりこの物語はJR北海道なしでは成立しなかったですね。
大正から昭和の太平洋戦争を挟んで、戦争という大きな運命に左右される庶民の生活が真面目に描かれています。
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