アメリカンスナイパーのすごさ
「アメリカンスナイパー」は何度見ても
面白い。
絶対アメリカンスナイパーがブラッドリーの
代表作になる。と言い切ってしまったが
これは言い過ぎではないと思う。
この映画を管理人は今年2月に大日イオンシネマで
見ています。今回はTSUTAYAでレンタル
しました。
まさかクリントイーストウッドの最高ヒットの
映画になるとは思いませんでした。
① 題材が一般受けしそうもない。
特に女性には受けないのでは?
② 映画全体にドキュメンタリータッチで
エンターテインメント性に欠ける。
③ いいか悪いか別にして、人間の死を
簡単に射殺されていく人間を淡々と扱っているため
かなり重い感じがする。
等の理由で管理人は絶対大ヒットは無いと思っていました。
しかしふたを開けてみると、大ヒットに
世界57のマーケットで公開された本作は、
全米を含む世界興行収入5億ドルの大台を突破。
日本でも、3月8日までで観客動員数114万757人、
興行収入14億5,878万6,900円をたたき出した。
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ヒットの理由は
①脚本がしっかりしている
脚本作成中に原作主人公「クリスカイル」が
殺害されるという悲劇があった。
脚本/製作総指揮、ジェイソン・ホール
は茫然としたようだが、
徹底してクリスの奥さんのタヤに
取材を重ねたそうです。
② クリントイーストウッドが監督に
当初スピルバーグが監督で話はすすんでいた
がとん挫し、ジェイソン・ホールも
2か月間動けなかったとのこと
クリントイーストウッドが監督になり
逆に観客ははずれはないなと
思ったかもしれない。
③ ブラッドリークーパーの演技
これは鬼気迫るものがあった。
トレーニングを積んだ
体重を増やした(なんと20kgの増量)
クリスカイルの奥さんにカイル家の
ホームビデをを借りて、徹底的に研究した
そうである。声・クセ・しぐさ等
奥さんをしてクリスが乗り移ったよう
と言わしめたようです。
ほんとに普段のブラッドリークーパーとは
別人、人間はこんなに変われるのか
と思いました。映画中でも
戦場で190kg位のバーベルをデッドリフト(ひざまであげる)
のシーンがあった。ブラッドリークーパーは
かなりのトレーニング積んでいたよう。
④ 敵方イラクのスナイパー「ムスタファ」
の存在。
実際クリスカイルが戦ったという記録はないそう。
しかしこのムスタファの存在なくして
この映画の大成功は無かったと思わせます。
元オリンピックのメダリスト
イラク人ではなくシリア人として描かれています。
それくらい存在感がありますね。
管理人は戦争映画はあまり見ません。
アメリカンスナイパーがよかったので。
次はローンサバイバーを観たいとおもう
今日この頃です。
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