高松市「ファーマーズカフェ菜」
香川県高松市が舞台。高松市「ファーマーズカフェ菜」という農家カフェを紹介します。
早期退職後に農家となり、自家製の新鮮野菜をふんだんに使用したカフェを営んでいる小林浩治さん(55歳)・妻の明美さん(54歳)が主人公です。
浩治さんは地元の大学に進学し、同級生だった明美さんと卒業後、共に教師となり、24歳の時に結婚。
3人の子供が生まれました。順調ではあるが忙しい毎日が続く中、浩治さんは新しい生き方を模索します。
小林浩治さんは実家の農業を継ぐ決意
そんな時、明美さんのお母さんの体調が悪化、実家の農業が立ちいかなくなることから、ご両親が健在なうちに田畑を継いで農家になることを決意。そして2014年、ご夫婦は晴れて農家になりました。
うどん屋さんではなくカフェを開店
農業をしながら浩治さんは「うどん屋さん」を開店したいと思っていましたが、自家製の新鮮野菜や、米を活かせるメニューを出せるのはカフェだと考えます。2015年、土日・祝日のみ営業の「ファーマーズカフェ菜」をオープンしました。
「ファーマーズカフェ菜」米とやさいについて
ファーマーズカフェ菜は使っている米と野菜は100%自給することを目指しています。
しかし、タマネギなど、どうしても必要だけど貯蔵の関係で1年中は自給できない場合や、栽培に失敗してあまり収穫できない場合もあり、野菜は購入することもたまにあります。
米や野菜の栽培は、まずは自分達が食べるためです。
しかし、米や野菜は使う以上に収穫できるので、収穫の半分以上を知り合いに販売したり、スーパーの直売所で売ったりしています。
Cafeで使う米や野菜ももちろん自給しているものを使うそうです。
店で使う野菜は、見た目は悪くても、新鮮なものを選びます。
調理して食べてもらうわけですから、見た目よりも新鮮さと安全が大切です。
前日、または当日調理直前に収穫したものが主ですが、中には干したり寝かしたり冷凍したりして保存している野菜も使います。
カフェと農業の兼業農家
週末だけの営業にした訳は、平日は農業に専念するためです。
カフェのメニューは、自家製野菜の味を最大限に楽しんでもらいたいと素材の良さを生かしたものになっています。
農業しながらカフェを営む浩治さんと明美さんの、日常を紹介します。
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「ファーマーズカフェ菜」
住所:香川県高松市香川町東谷307
電話:090-1004-9710
営業日:土曜日・日曜日
10:00~16:00
ちなみに平日(月・木・金)でも都合がつけば予約ができるようです。
要相談ですね。
「ファーマーズカフェ菜」メニュー