島根県にドトールが出店しない理由
ご存知の方はご存じでしょうが、
ドトールコーヒーは島根県に店舗がありません。
最近スターバックス出店で話題になったのは
鳥取県です。なんと開店初日は、１０００人を
超えるお客様が行列したという話題が
マスコミのニュースをにぎわせました。
島根県でスタバの出店があったのは
2013年3月27日の事です。つい最近のことです。
島根県・鳥取県のチェーン店
店舗無い無い情報が
話題になっています。
理由については様々理由があるようですが
運営会社は営利会社ですので。
儲けになる可能性が著しく低い
と言ってしまえば、終わってしまいますが、
ある程度の推測は成り立ちます。
管理人独自の見方ですが
理由について考えてみました。
理由１. 会社の出店戦略
チェーン店全体に言えることですが、
ドミナント出店効果というものがあり
物流の効率化のため、ある程度限られた
地域に集中的に店舗を出店する方法。
コンビニエンスストアはなどはこの方法で
出店されます。
極端な話通りを挟んで、同じ会社の
店舗が出店する場合もあります。
コーヒーショップがこれと同じ
パターンかどうかは少し疑問が
ありますが・・・
この方法からいえばコーヒーショップ
もある程度この法則に拘束されるかな
と思われ、もちろんコンビニほど日配品が
ないので一概に言えませんが。
出店しない県には
まったくしないという、結果に
なったとも考えられます。
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理由２. フランチャイジーの問題
フランチャイジーとはフランチャイズチェーン(FC店）
経営者をさします。
その地域に
経営者がそもそもいない場合
この場合はＦＣ本部が出店しない場合
その地域に店舗ができないという
事になります。
理由３. 人口密度が低い
島根県は全国43位です。
ちなみに６５歳人口比は
29.1%で全国第２位で高齢県
ということができます。
理由4. 地域の立地の問題
この問題は結構大きな問題で
大手全国チェーン店の
出店戦略にかかわるのですが
まず東京圏・次に中京圏・関西圏・中国地方山陽側
北九州と出店していきますので
四国と中国地方山陰側は最後に
なってしまうのです。
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理由５．お茶の文化の問題
県別コーヒー消費量 データ出典 家計調査 年間消費量
| 1 | 奈良県 | 3,195グラム | 73.08 |
|---|---|---|---|
| 2 | 石川県 | 3,018グラム | 68.58 |
| 3 | 北海道 | 2,920グラム | 66.09 |
| 4 | 愛媛県 | 2,884グラム | 65.17 |
| 5 | 山口県 | 2,867グラム | 64.74 |
| 6 | 鳥取県 | 2,802グラム | 63.09 |
| 7 | 島根県 | 2,734グラム | 61.36 |
鳥取・島根ともコーヒーは好きな県といえる
とおもいます。が、注意が必要なのは
この統計はインスタントコーヒー
やレギュラーコーヒーの家庭での消費を
ふくんでおり、喫茶店がすきという統計
ではないということです。
またこういう見方もあります。
島根県にドトールコーヒーがなぜ
一店舗もないという質問に関しての回答です。
- 回答日時：2009/06/07 15:32
両親が島根出身で親戚が県庁所在地の松江におり、
少し状況を知っております。島根とりわけ松江は江戸時代からの習慣で
「お茶（抹茶、煎茶とも）」が大変盛 んで消費量も全国平均の２・３倍
有ったように記憶しています。一方コーヒー豆の消費ですが
県庁所在地で比較をしますと、第１位は金沢で第２位が松江と聞い ております。
つまりお茶やコーヒーなどの嗜好品の消費上位都市は
東京や大阪ではなく昔の城下町なのです。
これら都市ではコーヒースタンド等で「ちょっと一 杯」
のコーヒーではなく、豆を購入してそれぞれの家で挽いてじっくり味わう、
という「お茶」と全く同様にに本格的な飲み方が根付いているのではないでしょ うか。
松江では和菓子の消費もトップクラスでコーヒーと一緒に
和菓子を食べるのも日常化しています。
ちなみに松江にある百貨店（一畑百貨店）やJR松江駅 には
「UCC」のコーヒーショップがありますが、お値段は都会の
一般喫茶店並でお高いです。島根県の方、ドトールを
はじめセルフコーヒーショップが無いの は、むしろどうぞ自慢にして下さい
結論は？
この回答が的を射てると考えられます。
上記のように、大手チェーンが出ないということは
島根県はお茶に対して独自の文化をもって
いるということかもしれません。誇りを持つべきですね。
