1月31日 ガイアの夜明け テレビ東京系 22:00~ 放送
バルミューダの新型炊飯器が取り上げられます。
同社は世界一高いトースターや扇風機など非常に個性的な製品を世の送り出していることで有名です。「ザ・トースターでパンがおいしくなるなら、ご飯もおいしくなるべきだろうと考えた。
それまで私は土鍋で炊飯していたが、最大の弱点は一番いいタイミングにコンロを1つ専有してしまうことだ。
そこでわれわれのミッションは、もっと便利においしいご飯を食べたい、土鍋よりおいしいご飯を実現することだった」と寺尾玄社長は語っています。
そんな同社の満を持した炊飯器2016年秋に発売したかったが、結局2017年2月末になったという製品について紹介したいと思います。
【バルミューダー新型炊飯器The Gohanの機能や特徴】
バルミューダが着目したのは「内釜の材質」や「火の通し方」ではなく、「炊飯方式そのもの」に目をつけました。
羽釜や土鍋は、どちらも炎の力で炊かれている。例えばガスの火に比べて電力は約3分の1のエネルギーしかない。これは大人と子どもくらいの違いがあります。
通常大手メーカーの電気炊飯器と何が違うのか?
電気炊飯器のメーカーはたくさんありますが、これまでに銅や土鍋、南部鉄器、炭釜などといった釜の材質や厚み、形状などに注目するメーカーが多かったのです。
またいかに内釜の中で対流を起こすか、お米を“踊らせる”か。かまど炊飯をいかに再現するかということに着目しているメーカーも多い。この2つが炊飯器の製造に関する大きな流れでした。
バルミューダが最終的にたどり着いたのが、「蒸気炊飯」でした。
外釜と内釜の2つに分かれており、外釜には水約200ml、内釜には通常の炊飯器の場合と同じようにお米と水をセットする。
炊飯器で外釜を加熱して発生した水蒸気が内釜をつつみ込み、蒸気の力だけで炊飯するというものです。
The Gohanの特長
【二重釜】
分厚い釜は、それを温めるためのエネルギーが必要になってしまいます。少ないエネルギーを炊飯のためだけに使いたい。たどり着いたのは、釜を二重にして、その間に空洞を作るという方法。ここに水をいれて熱することで、炊飯中だけ、見えない蒸気の釜が出現します。
【蒸気の力を利用】
蒸気の断熱性は分厚い金属釜と比較しても数倍から数十倍。内釜全体を包み込んで、ゆっくりとした無理のない加熱が行われます。電気のエネルギーを使って「お米」を「ごはん」に変えるための、まったく新しい方法が完成しました。
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【保温機能は省略】
味が落ちるという理由で保温機能を省略。
思い切った戦略です。
保温機能は、どうしてもおいしさを損ねてしまいます。炊き立ても、冷めてもおいしいBALMUDA The Gohanは、保温機能を省きました。
炊き上がり後1時間以内に食べきらない場合はおひつへ移し替えるか、冷凍保存してお楽しみ願います。
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まとめ
【バリミューダ寺尾玄社長の考え方】
寺尾玄社長の考え
断じてバルミューダは「家電の会社」ではない。電気に執着した途端につまらなくなるので。
「バルミューダはクリエイティブとテクノロジーの会社です」
だからそれを使ってみんなをびっくりさせるようなことをやりたい。家電でなくても、車や食べ物でもいいんです。ただし自然科学の裏付けは必要だろうと。
それが「クリエイティブとテクノロジー」の意味合いだそうです。
バルミューダは「デザイン家電のメーカー」なのかという点です。
家電の中でルックスだけが突出しているものをデザイン家電と呼ぶようですが、その定義を使うなら、バルミューダで作っているのはデザイン家電ではありません。
寺尾玄社長は製品開発を進める際に、ルックスを整えることには力を入れます。
しかし技術開発も同じくらい頑張りますし、商品開発も練りに練ります。
バルミューダが作る道具が、使う人の生活を良化できるような風景を思い浮かべるんです。
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