こんにちは。
SWITCHインタビュー 達人達(たち)
「村松亮太郎×枡野俊明」
2016年11月26日(土) 22時00分~23時00分 NHKイーテレ
本日の対談に出演の
枡野俊明さん
日本の僧侶、作庭家。曹洞宗徳雄山建功寺住職、
日本造園設計代表、多摩美術大学教授、
ブリティッシュコロンビア大学特別教授(Adjunct Professor)。
神奈川県横浜市生まれ。
まさに禅僧の世界に留まらず
活躍を続けています。
かたや国内や海外で幾多の庭園のデザイン
も手がけています。
禅をテーマにたくさんの著書も
著しておられます。
そんな枡野俊明氏に迫ってみます。
枡野俊明の経歴
氏名:枡野俊明(ますのしゅんみょう)
生年月日:1953年2月28日(63歳)
出身地:神奈川県横浜市生まれ。
昭和50年(1975年)3月、玉川大学農学部農学科卒業。在学中より斉藤勝雄に師事。
昭和54年(1979年)3月、大本山總持寺僧堂へ掛搭。
昭和57年(1982年)日本造園設計設立。
平成6年(1994年)ブリティッシュコロンビア大学特別教授に就任。
平成10年(1998年)多摩美術大学美術学部環境デザイン学科教授に就任。
平成13年(2001年)建功寺第18世住職に就任。
日本庭園設計で手がけた
庭園は個人宅から社寺まで幅広い
枡野俊明にとっての庭とは?
「庭」は、私自身の中で重要な位置づけを持っている。
多くの人々にとって、それは観賞をする対象であったり、
草花を植え楽しむ場であったり、
或いは家族や親しい人々とパーティーを
楽しむ場であったりする。
枡野俊明にとっての庭は心の表現の場である。
おそらく禅宗における庭の定義としては
凄くオーソドックスなものだといえます。
私にとっての「庭」は、
このどれにもあたらない。
かつて動乱の世を生き抜いた傑出した禅僧がいた。
僧としても国師の称号を受けた高僧であり、庭造りを得意とし数多くの名庭を残 した僧。
その名は夢窓疎石(1275-1351)である。
疎石いわく、「山水に特質なし、特質は人の心にあり」。
これは、庭を造る技術より、造るということに込められた求道心が重要である、
と説いている。私にとっての庭とは、
きっと、疎石が庭に求めたものと同じ存在なのである。
私は日頃「庭」を「心の表現」の場だと言っている。
それは二つに分けることができる
その一つは、禅僧として今日まで修行を重ねてきた私自身の心の表現、
即ち「自己の表現」。
二つ目は、客をもてなす亭主の立場に立った「心の表現」である。
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曹洞宗建功寺
所在地 230-0076 横浜市鶴見区馬場1-2-1
徳雄山 建功寺
住職:枡野俊明
連絡先 e-mail: info@kenkohji.jp
駐車場 建功寺 49台
菊名墓地 49台
建功寺座禅会
毎週 日曜日 朝7時~8時迄
8時~8時半頃迄 茶話会
但し、お正月の松の内、春・秋の彼岸中、
花まつり(4月8日直前の日曜日に実施)7月お盆、
8月の月遅れ盆中、12月23日をもって年末年始の準備に入りますので、
坐禅会はお休みとなります。
また、新年の坐禅会は松の内(1月7日)が
明けた最初の日曜日からとなります。
場所
建功寺の新本堂は、平成30年春落慶の予定です。
それまでの間は瑞雲閣で行っております。
費用
なし
服装
足を組むのに自由にできる楽な服(ゆったり目なものが良い)
肩の素肌が出ない服・及び、フードのない服
その他
出来る限り長く、私共と修行を
続けられることを希望します。
座禅会について枡野俊明住職は
基本さえ正しく習えば
誰にもできること。
静かに座禅を組む
悩みや考え事をいっぱい持って
お寺に来る。
そして座禅を組むことで、
静かに自分自身と対峙する。
帰るときには、悩みはお寺においていく。
キリスト教会のざんげのようなものです。
座禅会をおえて帰る人の表情は
目に見えて晴れ晴れとしていると
いいます。
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