10月31日(月)
プロフ
放送日:2016年10月31日(月)午後7時30分
「ロボット義足」の実用化を目指す気鋭のエンジニア、遠藤謙(38)。
その原動力は、がんを患って足を切断した親友との約束。この夏、実用化に近づいた試験機を試すために、親友が遠藤のもとにやってくることに。果たして結果
遠藤謙の経歴と学歴
生年月日:1978年7月10日(38歳)
出身地: 日本静岡県沼津市
国籍 :日本
学歴:2001年慶應義塾大学機械工学科卒業。2003年同大学大学院にて修士課程修了。2005年より、マサチューセッツ工科大学メディアラボバイオメカニクスグループにて博士課程の学生として、人間の身体能力の解析や下腿義足の開発に従事。
2012年博士取得
専門:専門分野 バイオメカニクス、ロボット工学
勤務先 :ソニーコンピュータサイエンス研究所研究員。
プロジェクト D-lab、See-Dコンテスト、D-leg
設計 ロボット義足、途上国用義足、競技用義足
べての人に動く喜びを与えるための事業としてXiborgを起業し、代表取締役に就任。2012年、MITが出版する科学雑誌Technology Reviewが選ぶ35才以下のイノベータ35人(TR35)に選出された。また、2014年にはダボス会議ヤンググローバルリーダーズに選出。
競技用義足以外の研究
義足と言ってももちろん競技用だけではありません。
義足といえば、競技用にスポット我愛羅るのです。
しかし世界には、戦争や事故・病気などで、足をなくし日常生活もままならない人がたくさんいます。
そういうところを感じ取った遠藤謙さんは素晴らしいです。
その国の実情に合わせ、廉価版の義足を作ったことも評価に値しますね。
インドでは病気や事故で足を失う人が多いと聞いた遠藤謙さん。実際にインドに行ってみたら、足を失ったひとりの少年に出会いました。そしてその少年がつけていた義足は、膝が曲がらないタイプのものでした。
そこで遠藤さんは、現地で安価な義足を無償提供していたNGO「ジャイプールフット」と協力して、足の底が地面につくと膝が曲がるタイプの義足を開発し、その少年に届けたそうです。
そしてその活動をきっかけに、同じ価格帯でよりよい義足を、現地の加工技術で作れるように設計し、現地の人がビジネスとして成立できるように、技術面からサポートしているそうです。
こんな記事もどうぞ!
柴田崇徳博士「パロ」開発者の学歴や職歴!セラピー用ロボとは?
古田貴之(ロボットクリエーター)の経歴!高齢者のためのロボットとは?
夢の扉+でオリィ研究所吉藤健太朗が出演分身ロボット「オリヒメ」開発
ソフトバンク「Pepper」1分で1000体が売り切れ?価格維持費は?
[ad3ad-1]