本日は溝口紀子さんについて書いてみたいと思います。
なんと2017年GW前に溝口紀子氏が静岡県知事選挙に立候補の意向を表明しました。
追記2017年6月
静岡県政の刷新を訴え、静岡市で現職の川勝平太氏の得票を上回るなど食い下がった溝口紀子氏(45)だったが、浸透しきれず、現職の壁に阻まれた。
大票田の静岡、浜松など20余りの自民党支部の推薦を得て、実質的に自民党主導の選挙戦を展開。党県連の自主投票方針を受けて静観する支部や団体も多く、広がりを欠いたものの、批判票を取り込んで川勝氏に迫りました。
川勝氏の当選確実の報を受け、溝口氏は午後8時すぎ、ややこわばった表情で静岡市駿河区の事務所に姿を見せた。選挙運動を支えた自民県議や市議、支持者らに対し「力の限り戦えたのは皆さんのおかげ」と深々と頭を下げた。取材に対し、「準備不足」と敗因を挙げました。
後ろ盾となる政党や有力な団体もない中、溝口氏は告示まで1カ月に迫った5月初旬に出馬表明した。当初は川勝氏陣営から「泡沫(ほうまつ)候補」と軽視する声すら上がっていた。
独自候補を擁立できなかった自民党県連も、5月下旬の県連大会で溝口氏の推薦や支持を見送り、自主投票を決めた。
これが結果的に大きかったのでしょう。
バルセロナオリンピック女子柔道 52kg級の銀メダリスト
溝口 紀子 (みぞぐち のりこ)プロフィール
ニックネーム ミゾ
生年月日 1971年7月23日
年齢 45歳
職業 :柔道指導者・コメンテーター
身長/体重 160cm/58kg
出場種目 女子52kg級 56kg級
ポジション 利き腕 :右
得意技:内股・寝技
趣味・特技:ドライブ(洗車) カラオケ
競技をはじめたきっかけは?
肥満予防
一番影響を与えられた人は?
野瀬先生
試合前にする面白いことはありますか?
目薬を大量にさす(コンタクト使用の為)
今までの主な記録
1989年 ベネグラード世界選手権 7位
1992年 バルセロナ五輪 2位
1995年 世界選手権大会 -56kg 出場
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溝口紀子の職歴
出身地 静岡県磐田市
学歴 埼玉大学大学院教育学研究科修了(1997年)
東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻相関社会科学分野博士後期課程修了(2015年)
学位 博士(学術)、修士(教育学)
経歴 静岡県立大学短期大学部社会福祉学科助手(1997年から2005年)
フランス・スポーツ省 ナショナルコーチ(2002年から2004年)
フランス柔道連盟 ナショナルコーチ(2002年から2004年)
静岡文化芸術大学講師(2005年)、准教授(2009年)、教授(2016年から)
磐田市スポーツアドバイザー(2009年から現在)
静岡県教育委員会委員(2011年から現在)
日本武道学会評議員(2011年から現在)
静岡県教育委員会委員長(2014年から2015年)
東海体育学会理事(2014年から現在)
全日本柔道連盟評議員(2014年から現在)
資格 高等学校教諭一種免許(保健体育)
中学校教諭一種免許(保健体育)
高等学校教諭専修免許(保健体育)
中学校教諭専修免許(保健体育)
全日本柔道連盟国内 A 級審判員ライセンス
日本体育協会柔道コーチ資格
日本伝講道館柔道女子五段
担当授業分野 スポーツ活動、スポーツ科学、スポーツ文化論、国際文化演習、卒業論文、ゲームデザイン論、企画立案総合演習
研究分野 スポーツ社会学、スポーツ経営学、運動学
研究テーマ フランススポーツ文化、スポーツ行政、クラブマネージメント、メディアスポーツ、身体文化とジェンダー
溝口紀子の出演番組
ひるおび 午前の部 金曜日
レギュラーコメンテーター
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溝口紀子はいち早く警鐘していた
2013年の柔道界のセクハラ問題について
全柔連の抱える組織的な問題に早くから警鐘を鳴らしていた人物が溝口紀子。フランス代表チームも指導した柔道コーチで豊富な国際経験からジェンダー(性差問題)を論ずる気鋭の社会学者でもあるのです。
一時はセクハラ被害を受けた選手たちの駆け込み寺になり
最終的には、片山さつき議員にも訴えを起こしたのです。
「これは私が内閣府のカードを使いました。私が山口香さんと北田典子さんと一緒に片山さつき議員の所に行って陳情したのです。内閣府の公益認定等委員会で監督してほしいと、実際に現場で起きていること、調査したことをメディアには言えないことも含めて報告しました。その後も問題は表面化して来ました。福田二朗全柔連理事からわいせつ行為を受けた被害者の女性からSNSを経由して私のところに告発があったのです。
そこで北田さんに相談すると彼女はすぐに被害者の女性から事情聴取をして全柔連の執行部に事件の概要を報告しました。組織が独自に調査をしてくれるのではないかという期待があったのです。しかし、全柔連からは『現在は余裕が無く、ハラスメント規定も明確でないので対応できない』という回答が戻って来ました
【追記】2017年4月29日
溝口紀子氏静岡県知事に立候補の意向
自民党は支援を考えていないとコメント
共産党は独自候補を擁立する見込み
バルセロナ五輪柔道女子銀メダリストで静岡文化芸術大教授の溝口紀子氏(45)は28日午前、6月8日告示、25日投開票の知事選について「出馬の意思はある。関係者と準備中で、調整次第、正式に表明する」と静岡新聞社の取材に答え、立候補する意向を明らかにした。
溝口氏は「静岡県に恩返ししたい。東京五輪を前にしてスポーツの力を発揮できるのは自分しかいない。県政の体たらくもある」と出馬を検討した理由を述べた。現県政を「動揺、混乱している。党利党略のないメッセージを発信できるのは自分」と話し、県が浜松市西区に構想する新野球場建設や、防災政策を課題に挙げた。現在、大学関係者に辞職を相談していて、5月の大型連休前に記者会見したいという。
3選に向け出馬表明している現職の川勝平太氏(68)は28日午前、溝口氏の動きについて「正式に表明してから(コメントしたい)。
政策論争を楽しみにしている」と記者団に話し、同氏については「教育委員として立派な仕事をした方」と述べた。新野球場建設構想については「浜松市の問題」との見解を示した。
川勝氏への対立候補擁立を目指している自民党県連の宮沢正美幹事長は同日午前、溝口氏の出馬意向について「立候補される意思は尊いが、自民党県連として出馬を要請したことはなく、支援は考えていない」と述べた
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